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埼玉県のマンホール蓋(その12)工業用水関係

2022-03-08 18:15:17 | マンホール蓋

これまで、埼玉県が運営する8つの流域下水道に係わるマンホール蓋、県が運営主体となる施設、公園や県道などで見られる埼玉県の下水道(汚水・雨水・浸透井)関係のマンホール蓋、電気・通信・電話やその他(公共基準点など)の蓋、上水道関係の蓋を整理しましたが、今回は県が運営する工業用水関係の蓋を整理します。

その前に埼玉県の概略を整理します。
埼玉県の経緯は、明治4年に廃藩置県が行われ、「県」の統廃合があり、11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生しました。生まれたばかりの埼玉県は今と違って、荒川より東の地域でした。荒川の西が入間県で、明治6年に群馬県と合併して熊谷県に。そして、明治9年、埼玉県と旧入間県が合併して、今の埼玉県とほぼ同じ形になりました。

埼玉県は、関東地方の中央部から西部に位置する内陸県で、東は茨城、千葉、西は長野、山梨、南は東京、北は群馬、栃木の1都6県に接しています。
地勢は、県の最高峰・三宝山(2,483m)をはじめとする2,000m 級の山々が西部に連なり、東部に移るにつれて丘陵、台地、低地と次第に低くなっています。

面積は3,797.75平方キロメートル、平成27年の国勢調査では人口は726.6万人強、世帯数は297.1万世帯強です。

県章は、まが玉16個を円形に並べたものです。埼玉県名由来の一つとされる「幸魂(さきみたま)」の「魂」は、「玉」の意味でもあり、まが玉は埼玉県にゆかりの深いものとなっている。また、まが玉を円形に配置したデザインは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表している。(昭和39年9月1日制定)

県の愛称は「彩の国」です。
「彩」は、いろどりや美しさを表す言葉で、四季折々の色彩豊かな自然に恵まれ、産業、文化、学術などさまざまな分野で発展する多彩な国、埼玉県を表現している。21世紀に向けて大きな発展の可能性を象徴する言葉として、全国から寄せられた21,275点の中から県の愛称として決まったそうです。(平成4年11月14日選定)

こちらは、「彩の国キャンペーンマーク」です。
愛称「彩の国」の一層の普及を図るため、平成5年11月14日に選定されました。
このマークは、3人が手を取り、肩を組み合い、楽しく元気に前へ進もうとしているイメージを表現しています。各色は、「夢がいっぱい=ブルー」、「元気がいっぱい=レッド」、「自然がいっぱい=グリーン」を表しています。

県の花は「サクラソウ」、県の木は「ケヤキ」、県民の鳥は「シラコバト」、県の魚は「ムサシトミヨ」、県の蝶は「ミドリシジミ」です。

埼玉県では、昭和30年頃から、県南部を中心に多くの工場が立地しました。これらの工場では、地下水を汲み上げて使っていたため、地盤沈下が発生しはじめました。
そこで、埼玉県企業局では、地盤沈下を防ぐため、地下水のかわりに川の水を浄化して工場に送ることとし、昭和39年に柿木浄水場が、昭和43年に大久保浄水場が供給を開始しました。
現在、県企業局では2つの浄水場から県南東部6市で約150の事業所に水を送り、産業の発展、地盤沈下の防止に大いに役立っています。
・柿木浄水場系: 
 草加市及び八潮市の全区域
・大久保浄水場:
 蕨市及び戸田市の全区域とさいたま市及び川口市の区域の一部
                                   (以上は、埼玉県HPより)  

それでは、前置きはこれまでとしマンホール蓋の整理に入ります。
最初は、上水道の制水弁の蓋です。
こちらは小型タイプの蓋です。

こちらはマンホールサイズの蓋です。
右蓋は広めの枠に模様が付いています。
 
こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
右蓋は、「工水」、「県章」、「制水弁」の文字の地色がオレンジ色です。
左蓋は、色落ちした状態なのか?もともと地色が無かったのか?どちらでしょうか。
 
こちらの蓋は、前記の蓋と比べ開閉部分に違いがあります。
 
こちらは、Φ900の蓋です。

こちらは親子蓋です。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
 
こちらは、ちょっと変わった模様の蓋です。

こちらは角蓋です。
 

次は、空気弁の蓋です。
 
こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。

こちらは、Φ900の蓋です。

こちらは、中央が「埼」の表記となっています。

こちらは親子蓋です。
 
こちらは角蓋です。
  

こちらは、県道54号松戸草加線の八潮市と草加市境の八潮市側の西袋信号の歩道で見つけた蓋です。

こちらの制水弁と空気弁の蓋は前出の制水弁の蓋と空気弁の蓋で整理した蓋です。
 
こちらは、「搬入口」と「出入口」と表記されていますが保守用でしょうか。
 
こちらは、「電気」と表記された蓋です。

こちらは、「洗管ピット」と表記された蓋です。
 

こちらは、「排水弁」と表記された蓋です。

こちらは、「排泥弁」と表記された蓋です。

まだ、給水区域を散策すれば新たに工水関係の蓋を見つけられそうです。
以上で、その12.工業用水関係の蓋の整理は終了です。

 

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