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埼玉県のマンホール蓋(その10)電気・通信・電話 その他

2022-03-03 22:16:22 | マンホール蓋

これまで、埼玉県が運営する8つの流域下水道に係わるマンホール蓋、県が運営主体となる施設、公園や県道などで見られる埼玉県の下水道(汚水・雨水・浸透井)関係のマンホール蓋を整理しましたが、今回は電気・通信・電話やその他(公共基準点など)の蓋を整理する事にします。

その前に埼玉県の概略を整理します。
埼玉県の経緯は、明治4年に廃藩置県が行われ、「県」の統廃合があり、11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生しました。生まれたばかりの埼玉県は今と違って、荒川より東の地域でした。荒川の西が入間県で、明治6年に群馬県と合併して熊谷県に。そして、明治9年、埼玉県と旧入間県が合併して、今の埼玉県とほぼ同じ形になりました。

埼玉県は、関東地方の中央部から西部に位置する内陸県で、東は茨城、千葉、西は長野、山梨、南は東京、北は群馬、栃木の1都6県に接しています。
地勢は、県の最高峰・三宝山(2,483m)をはじめとする2,000m 級の山々が西部に連なり、東部に移るにつれて丘陵、台地、低地と次第に低くなっています。

面積は3,797.75平方キロメートル、平成27年の国勢調査では人口は726.6万人強、世帯数は297.1万世帯強です。

県章は、まが玉16個を円形に並べたものです。埼玉県名由来の一つとされる「幸魂(さきみたま)」の「魂」は、「玉」の意味でもあり、まが玉は埼玉県にゆかりの深いものとなっている。また、まが玉を円形に配置したデザインは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表している。(昭和39年9月1日制定)

県の愛称は「彩の国」です。
「彩」は、いろどりや美しさを表す言葉で、四季折々の色彩豊かな自然に恵まれ、産業、文化、学術などさまざまな分野で発展する多彩な国、埼玉県を表現している。21世紀に向けて大きな発展の可能性を象徴する言葉として、全国から寄せられた21,275点の中から県の愛称として決まったそうです。(平成4年11月14日選定)

こちらは、「彩の国キャンペーンマーク」です。
愛称「彩の国」の一層の普及を図るため、平成5年11月14日に選定されました。
このマークは、3人が手を取り、肩を組み合い、楽しく元気に前へ進もうとしているイメージを表現しています。各色は、「夢がいっぱい=ブルー」、「元気がいっぱい=レッド」、「自然がいっぱい=グリーン」を表しています。

県の花は「サクラソウ」、県の木は「ケヤキ」、県民の鳥は「シラコバト」、県の魚は「ムサシトミヨ」、県の蝶は「ミドリシジミ」です。(以上は、埼玉県HPより)

それでは、前置きはこれまでとしマンホール蓋の整理に入ります。
最初は、電線共同溝(C.C.BOX)の蓋です。
こちらは、「彩の国キャンペーンマーク」をデザインする蓋です。

こちらも上記と同様のデザインですが、右下に表記する文字が左蓋は「主2-D11」、右蓋は「主2-U4」と表記されています。
「D」と「U」は、その9.下水道(汚水・雨水・浸透井)関係で記載しましたが、「U」はUp lane(上り車線)、「D」はDown lane(下り車線)の略で、どちら側の車線に設置されているかの識別かも知れません。
 
こちらは、地紋が△を繋げたような模様です。

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。 

こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
中央の四角の中は、中央に県章、上部に「彩の国さいたま」、下部に「C.C.BOX」と表記されています。
 

こちらの蓋は、光ファイバ用の蓋のようです。
埼玉県川口市(旧鳩ケ谷市)を通る芝川沿いのサイクリングロードに設置されていました。
中央に埼玉県のマスコット「コバトン」が二羽でハート形を持ち、その周りを県の花「サクラソウ」の花が取り囲むデザインです。
光ファイバ線で、県民の心と心を結びつける通信をサポートするような表現を感じます。
 

こちらは、小鹿野町にある県営「みどりの村」で見つけた「電話」と表記された蓋です。

こちらは、所沢市にある県営の所沢航空記念公園で見つけた「電話」と表記された蓋です。

こちらは、東武東上線・高坂駅の東口・ロータリーで見つけた蓋です。
いずれの蓋も用途記載が無いのでこちらに整理して良いか判断に困りましたが、何となく通信系の蓋のように感じましたのでこちらに掲載しました。
 

次は、電気関係の蓋です。
こちらは、小鹿野町にある県営「みどりの村」で見つけた「電気」と表記された蓋です。

こちらは、川越市にある県営「川越水上公園」で見つけた蓋です。
左蓋には「弱電」、右蓋は「強電」と表記されています。
 
こちらは「強電 弱電」と表記されています。

こちらは「高圧」と表記されています。

こちらは「高圧 強電」と表記されています。

こちらは、ふじみ野市内で見つけた蓋です。
用途記載はありませんが、前出の小鹿野町にある県営「みどりの村」に設置されている「電気」と表記された蓋と同様の地紋なのでこちらに整理しました。
下部に記載された文字「DOI SEISAKUSHO」から㈱土井製作所さんの蓋のようです。

こちらは、さいたま市内で見つけた蓋です。
中央に「電」の文字、下部に「埼玉県」と表記されています。
下部に記載された文字「HOKUSEI」から北勢工業㈱さんの蓋のようです。

こちらは、所沢市内で見つけた小型蓋です。
中央に県章、下部に「電気」と表記されています。
 
こちらは、熊谷市内で見つけた蓋です。
用途記載はありませんが、上記の小型蓋と同様の地紋なのでこちらに整理しました。

次は、耐震性貯水槽の蓋です。
下部に記載された文字「HASEGAWA FOUNDRY CO」から長谷川鋳工所㈱さんの蓋のようです。
 

こちらは「計測震度計」と表記された蓋です。

こちらは、災害用トイレと関わる蓋です。
川越市内にあるウエスタ川越交流広場に設置されています。
  

こちらは、「電防」と表記された蓋です。
 

こちらは、「用水」と表記された蓋です。
左蓋は熊谷市の籠原駅近く、右蓋は熊谷市(旧大里町)で見つけました。
地図上では用水路があるように見えない場所でした。
 

こちらは、「調節池」と表記された蓋です。
本庄市内の本庄市民文化会館の駐車場内で見つけました。
想像ですが、駐車場の地下が雨水調整池になっているのかも知れません。

最後は、基準点の蓋です。
コンクリート製の小型蓋で、上部に「埼玉県」、下部に「基準点」と表記された蓋です。

こちらは、小鹿野町で撮りました。
中央下のプレートに「埼玉県1級基準点」と表記された蓋です。
 
こちらは、日高市内で撮りました。
上部に「BM」の文字、中央の丸の中に「埼」、下部の白色内に「埼基-2」と表記されているようです。
 

こちらは、「水準基標」と表記された蓋です。
  

 

以上で、その10.電気・通信・電話 その他の蓋の整理は終了です。

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