家畜を管理していれば、いつかはそれらとの決別がある。
彼らの生命を犠牲にしながらの経営でもあると認識し、日頃から常に一抹の思いを持ちながら、尊い畜魂への感謝と供養の日々である。
口蹄疫の感染拡大により、罹患したもの全く関係のないものたちを見送る畜主らの無念さは、如何ばかりかと、日夜思わずには居られない。
このところ、日々の発症件数が数例と一頃よりは減りつつある。
このまま終息へと向かってくれることを願うのみである。
さて、家畜を飼っている畜主にとって、早朝の見回りは、いつもある種の緊張感を抱きながらの巡回である。
繁殖経営であれば、子牛が生まれていたりして、その初対面や無事で生まれたことに感動や喜びを味わうことは多々あろう。
しかし、肥育の場合は、朝の見回りで繁殖での感動を味わうようなことは先ず考えられない。
もしあるとしたら、どのような生き物と関わっていても経験することであるが、ぐったりとして或いはもう助からないと宣告された患畜が、早朝頭を持ち上げて、耳をぴくぴく動かしていたりするものなら、それまでの不安が一蹴され、喜びと感動に変わることである。
家畜との毎日は、罹患しているかいないかの様子伺いに尽きるのである。
写真はまさしく安眠状態の肥育牛の様子であるが、初めにこのような光景が視野に入った時、「よく寝ているな」などと思うことなど一度もないのが実感である。
「おいおい! 息しているか?」と大きな腹容の鼓動を確かめることになる。
《西日本新聞・夕刊》
また危なくなりそうですね。蔓延が。
国富町も初の発生っ言ってなかった?
農林水産省と宮崎県は16日、同県国富町の肉用牛農場で口蹄(こうてい)疫特有の症状を示す牛が3頭見つかったと発表した。国富町での発生は初めてで、感染が飛び火していた宮崎市内の農場から北西に約4.5キロ離れている。
この農場は、ワクチン接種対象地域の外に位置するが、既設の家畜移動制限区域に含まれている。県はこの農場の牛234頭すべてを殺処分することを決めた。今回の確認で、発生農場は290例目となった。(2010/06/16-18:09)
2件がウシ
1件がブタの様ですが、
わざわざ都城に蔓延させたいのかな??
緩衝地帯も机上の計画で終わり!!!
ミヤチク都農工場操業で感染拡大助長してるのに、殺処分・埋却は無理な机上の計画を示す
一般人と思考回路が異なる
御一報を!
ジブンの地域に入ってないからどんと構えてなんか言えるんだよな!
そんなやつに限ってアタフタするんだよ