牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

第4胃変異か盲腸炎か

2009-05-11 23:13:22 | 牛の病気










導入2ヵ月目の去勢子牛が食欲不振に陥り、原因不明のため、獣医師の診察を受けたのは、去る3月30日であった。
診断がなかなかつかなかったが、それは盲腸炎なのか第4胃変異なのかで判断しにくい状態であるという。
おそらく変異であろうが、開腹手術してみないとらちがあかないと言うことになり、その翌日に手術となった。
結果は、後者であったが、変異の具合は差ほど重傷ではなかったが、胃内からは黒褐色の内容物が貯留し、それらを取り出すことで、手術は終了した。
手術の翌日からは、食欲と胃の動きが回復した。
獣医師の的確な診断と、その処置の正確さに敬意を表した次第である。
写真は、その回復状態を撮ったものである。
1枚目は、手術終了時、2枚目は4月3日の抜糸直後、3枚目は本日の状態で、発毛状態にかなりの変化が見られる。
同症き原因不明であった。