酒造り日記

佐賀県の天吹(あまぶき)酒造の酒造り日記

大掃除

2006-12-31 09:39:43 | ぶちょ~

皆様も年末の掃除は終わられましたか?
蔵では毎日が大掃除みたいなものです。
微生物を扱いますので、手洗いや器具の洗浄など細かい所まで気を使います

画像は麹室の床ですが、殺菌剤を使い部屋全体を毎回拭きます。
こうじやんのおかげで綺麗な麹室で麹を造ることが出来ます

皆様、良いお年をお迎え下さい

このポーズは???

2006-12-30 14:44:04 | もとやん
皆の衆、久しぶりじゃな。元気でおったかな?わしの町にもようやく‘北風小僧の寒太郎‘がやってきたぞ。これからの季節、仕事の後の一杯はやはり日本酒じゃぞ。それも熱燗じゃ。燗の温度は45℃位かの。お猪口に注いで40~42℃のぬるめの燗、さかなはこの季節、甘鯛の煮付けなどはどうかの~。体の中から暖まり疲れもストレスも吹き飛ぶこと間違いなしじゃ。そして隣にはステキな話し相手がおれば・・・・さて本題に入るとしよう。 わしの手を離れていった山廃酒母もぶちょ~、こうじやん、みんなの力のおかげで12/27に‘山廃仕込み,純米酒‘として誕生したのじゃ。日本酒度+2.9,酸度2、アミノ酸1.6 芳醇な味と乳酸菌が醸した酸味で爽快なキレも感じられるぞ!この画は愛用の手ぬぐいを落としたので必死に拾っておるところ?違うぞ~これはの、槽積といい醪を袋に入れて上槽するところじゃ。このステンレスの槽の中に袋を積み重ねていくのじゃ。これはその1段目の絵なのじゃ。


仕事収め?

2006-12-30 14:26:56 | ぶちょ~

今日も寒い
水溜りにはがはっていましたよ。
お昼位から少し暖かくなってきました。

今日で会社的には仕事収め
しかし、お酒の醪は発酵中成分分析や品温管理がありますので蔵人にお正月はありません

お酒の発酵管理での成分分析の内容は、アルコール度数、日本酒度(比重)、総酸度、アミノ酸度などです。


フー&グー

2006-12-29 08:31:47 | ぶちょ~

またまた、皆さんに新しい仲間を紹介します。

フー&グーです。
2匹いるのですが、画像はグーです。
アベニーパッファー」という淡水フグです。
「よろしくお願いします!」

ちなみに、この水もうちの仕込水です。

どろぼー!

2006-12-28 13:46:57 | ぶちょ~


悲しい事に、デジカメを泥棒に盗まれてしまいました
それ以外に被害はない模様ですが・・・悲しい・・・返せ

皆様も戸締りに気をつけて下さい。


山廃純米の搾り

2006-12-27 08:17:26 | ぶちょ~


とうとう、この日がやってまいりました。

もとやんが命を削ってつくり上げた、山廃純米の搾り(上槽)です。

きき酒の感想は、山廃造り特有の種々のアミノ酸からの旨みと、しっかりと味を支える酸味、酵母と低温発酵によるほど良い吟醸香がうまくバランスしていて、うまい!

最強のお燗酒プロジェクト」は大成功!
と言いたいところですが、これから熟成させますので、もう少しお待ちください。


こい

2006-12-26 09:31:52 | ぶちょ~


今日はうちの仲間達を紹介します。
この画像は一昨年前の春に私が釣り上げたちゃんです。
ポイントは、うちの蔵から歩いて行ける、小学校横のクリークです。

釣り方ですが、これが簡単です。
釣り針に「食パン」をつけて、待つのみです。
鯉の引きは強烈ですよ。
ドッグフード」でやってみたところ、鮒が釣れました。

ちなみにこの池の水は、うちの蔵の仕込水です。


アクアビテ

2006-12-25 11:16:40 | ぶちょ~
今日は粕取焼酎の蒸留です。

アクアビテとは蒸留酒の事で、ラテン語で「命の水」という意味です。
フランスでは、「オードヴィ」。
スコットランドではゲール語で「ウシュク ベーハ」とよばれました。
ちなみに、この「ウシュク ベーハ」の「ウシュク」が今の「ウイスキー」の語源になっているとの説もあります。


画像は蒸留後、冷却され焼酎として出てきているところです。
アルコール度数は、最終的に37%位になります。