酒造り日記

佐賀県の天吹(あまぶき)酒造の酒造り日記

帽子!

2007-11-30 07:18:43 | ぶちょ~

蔵人用の帽子が届きました。
商品説明を以下に↓。

「FLEXFITクール&ドライ ピケメッシュ」

『風が帽子の中を通り抜けていきます。』
【クール&ドライ】(吸水速乾)素材の【FLEXFIT】です。
ピケメッシュ素材という細かい穴がたくさん開いた生地を使用しています。
風のとおりが大変良く、汗がついても急速に乾かしてくれますので、いつもドライで快適素材です 。

汗をかいてもカラッと乾く感じが最高
一度この快適さを体験するともう手放せません。
お奨めの逸品です。
夏だけでなく、年中通してご使用できます。

帽子全体がソフトに伸びるのでかぶり心地が良い
この帽子(キャップ)は【アジャスター】がない、「フィットキャップ」です。
 帽子の内側にゴム製のアジャスターがついており、このアジャスターで サイズの調節をします。 
元祖[FLEXFIT]ならではの、微妙でゆるやかなフィット感が快適です。

かっこいー


アニメ「もやしもん」に天吹登場!

2007-11-29 08:15:47 | ぶちょ~



おはようございます。

事後報告ですが、あの菌マンガ「もやしもん」アニメに「天吹 大吟醸」と「天吹 純米大吟醸」が登場したようです。
登場するのは知っていましたが・・・忙しくて・・・
もちろん、単行本にも登場してますので探してみてください。(たぶん2巻だったかな?)
この↑画像は「うらの酒店」様のブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/foresuto23から転用させていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。





酒母とは何ぞや?

2007-11-28 09:16:38 | ぶちょ~

おはようございます。

もとやんが「酒母育成論 」で勉強していました。
この本は昭和11年発行の本で、漢字や言い回し?が古いので読み辛いのですが、素晴らしい本です。
特に、生モト系の育てモト(生モト、山廃モト)の事が詳しく説明してあります。

技術の参考書は自分のレベルアップにより、毎回新しい発見や理解があるので、何度も読み返す事が大切です!

此の本に、酒母は即ち蒸米と麹とで培養基を造り純粋酵母をモロミを発酵する根元となる物であって、酸の防腐的効力をモロミに移行された場合に於いても其の効果が認められねばならないと云へると記載してゐる。
山廃モトは酒母育成中に乳酸菌に依り生酸作用を行はしむるもの・・・。
う~ん読みにくいけど・・・面白い!

職人技!次は・・・

2007-11-27 09:56:46 | ぶちょ~

こんにちは。

本日の画像は、暖気入れをするもとやんです。
山廃モトは順調に育っています。
昨日の時点で11日目で、亜硝酸反応も微弱になり、総酸度も4.0になりました。
そろそろ酵母添加の時期です。

微生物の変遷を利用し、米と水と麹だけで腐ることなく、清酒酵母を純粋に培養する日本酒造りの技術を、もとやんは自分の物としたようです。

次は・・・「生モトでモト摺り」か

静まれ!

2007-11-26 11:29:02 | ぶちょ~

こんにちは。
本日の麹室での「種切り」の様子です。
種麹をシルクの袋に入れ、ポンポンとふって麹菌の胞子を落とします。


胞子は空気中を漂いながら、下に広がるお米に降り立ちます。
ですから、「種切り」の間は空気を乱さないように、種切りするこうじやん以外は静かに種麹が落ちきるのを待ちます↓。


モレ太郎の名の由来。

2007-11-26 07:19:48 | ぶちょ~

おはようございます。

本日の画像は、濾過機「モレ太郎」を使いお酒を濾過する「もとやん」です。
「モレ太郎」は75cmのカートリッジ式中空糸フィルターを4本備えています。
中空糸フィルターは高価ですが逆洗再生し数年間使用できます。
また、濾過機のセッティングが簡単で失敗が少ない事も良い!

この↓画像は逆洗の様子です。



「モレ太郎」の名前の由来は・・・地元の方言で「濾過モレしたんじゃないの?」を「モレたろう?」と愛情を込めて言った事からその名が付いたようです。


怖くない!?

2007-11-25 08:25:16 | ぶちょ~

おはようございます。
今日もいい天気です。

本日の画像は、「夜の蔵(中庭)」の様子です。
夜の蔵は、一人で来るとちょっと怖いかも知れません。
私は小さな頃から慣れているので、怖くない、怖くない!!!
とても神聖な場所に感じます。

昨日は中庭で久しぶりに「カマキリ」を発見しました!
近くに寄って、写真をパチリ
「カマキリ」って結構怖い顔をしていたんですね。


お花畑!

2007-11-24 11:44:36 | ぶちょ~

こんにちは。
今朝は寒かったのですがとても天気が良く、日向ぼっこしたい位暖かくなってきました。

本日の画像は玄関先に咲いている「なでしこ」の花です。

天吹は、花酵母を使ってお酒を造っていますので、冬になると「ナデシコ」「ツルバラ」「アベリア」「マリーゴールド」「ベゴニア」等々、花酵母が満開になり蔵の中は花酵母の香りで満たされます。
花の香りがするわけではありませんが、結構素敵な香りですよ

来年2月頃には、蔵開放を行ないますので、皆様是非、体験しに来て、来て。
お待ちしています。詳しい内容はわかり次第、アップします。



もとやん完全復活!?

2007-11-23 08:20:24 | ぶちょ~


おはようございます。

本日の画像は、暖気入れの様子です。
銀杏との戦いから見事復活した「もとやん」、山廃モトは順調のようです。

この↓画像は、暖気の周囲の拡大写真です。



この暖気の周りが暖められ、糖化に最適な温度になるのです。
麹の酵素と暖気の温度により、お米が解けてきているのがわかりますか

本日、山廃モト8日目、強い亜硝酸反応が現れています。
そろそろ、乳酸菌が乳酸をつくり、酸度が上がりPHが下がってくる頃でしょう。


ニューマシン投入!

2007-11-22 08:51:42 | ぶちょ~


おはようございます。
寒い、ぶるぶる。

本日の画像は、ニューマシンです。
このマシンは歩行型バッテリー式スクラバーといって、床を掃除するマシンです。
前方に回転ブラシがあり、洗剤と水を使用し床を洗浄し、排水は吸い取ってくれるので、滑って転ぶ事もありません。
今まで数時間かけてタワシでゴシゴシと洗っていた床を、見る見るうちに楽々綺麗にしてくれます。
心強いニューマシンです。

微生物を扱う酒蔵としては、何よりも掃除が基本です
「掃除に始まり、掃除に終わる」と言っても過言ではありません

このマシンの詳細はhttp://www.tennantco.com/jp/products/machines/t3-scrubber.aspxです。