先日の事、お習字教室、小学3年生の課題は「新しい年」
です。この「新」という字が書きにくそうです。
そんな中、ある生徒さんが上手くかけないので、ぽろぽろ涙を流しながら
頑張っていました。ところが、なかなか思うように書けません。
だって、この課題、はじめての練習だったんです。
心が乱れていては集中できず、いい字が書けないのです。
お父さんが迎えに来ても、帰ろうとしません。
でも、相変わらず、涙をながしているのです。
お父さんには、少し待っていただくことにして、外に出ていただきました。
色々話して、最後の一枚を頑張って書きました。ようやく気が済んだのか、
あとかたづけをして、帰る支度をしました。
外に出ると、お父さんが迎えに来て、その子をぎゅっと抱きしめました。
「よく頑張ったね。えらかったね。」と言っているようでした。
とてもほほえましい親子の姿に胸がきゅんとなったようでした。
ぎゅっと抱きしめる・・・愛情を感じていいなあ。
年明け早々、実家の土地問題でもめごとになりそうで
嫌な予感がしています。
それに去年からの諸問題もあり、今年は解決の方向に
一歩一歩ずつすすめていきたいと願って祈ります。
相手のあることなので、こちらの希望どおりには
いかないかもしれません。
よく話し合い、お互いに納得していきたいところです。
感情的にならず、冷静に状況を把握して、目先のことばかりに
とらわれず、長い目でみて判断して・・・
しかし、どうして もめごとが起こるのでしょう？
自分たちの言い分ばかりを押し通そうとするからでしょう。
私は、争いは嫌いです。でも、無理がまかりとおることも
許せません。正義感が強い面もあります。
中庸の道とは？ 中をとる。
お互い思いやる心があれば、解決の糸口が見えてくると信じています。
黒住教では、今日から寒修行に入りました。
大祓詞を数を取りながら、唱えます。
私は、数にこだわりませんが、それを目標に頑張って
おられる方も多いわけで、しっかり拝みこんでお心様に
お陰をいただきましょう。
一年のスタートにお祓い修行をさせていただくと、また格別の
ひらめきがあるかもしれません。
今回、自宅のご神前では、両親の写真をおいて、拝んでいます。
二人の娘として、父の50日祭(2月3日）まで、両親のために
拝みます。二人の御霊様が喜んでくださるように願いを込めます。
ありがとう・・・とお礼を言いながら努めます。・・・
二人のツーショットの写真を見てください。
いい表情です。
週一度、一緒に鷹の子館へデイサービスに行っていました。
この写真はそこでドライブに連れて行っていただいた時のものです。
父は、母のお葬儀の折、棺おけにメッセージを次のように書いて入れました。
あとで、こっそりみてしまったんです。
それは「もう一度、やきもちを焼いてくれ・・・」でした。
そう、母はやきもち焼きだったようです。
私は、知らなかった。
教会所に二人で参拝してくれても、他の人と会話しなかったのは、
母がやきもちをやいたらいけないので、父なりに母に気を使っての
ことでした。
両親を亡くして、ようやく夫婦愛というか、連れそうというか
そんなことがやっとわかりかけてきた私です。
父さん、母さん、
私たちを育ててくれて本当に有難う・・・
父は真面目で一生けんめいに働いて、
母は父を支えて、姑に仕えて、私たちや孫の世話が
生きがいで本当によく無心で愛情を注いでくれました。
二人の生活はとてもつつましく質素倹約でした。
私は、これからも二人をお手本にして、お互いに支えあっていきます。
このブログを書き込みながら、泣けて泣けて涙が次から次へ・・・
父が亡くなり、今までゆっくりした時間がなくて、初めて泣いているようです。
もう少し、気の済むまで泣いていたい・・・
