母への想い

伊予市森に群生している「スズメのえんどう」か「からすのえんどう」　どちらが正解か？

５月の爽やかな朝　散歩の途中で目を奪われて　つい　立ち止まった。

主人の母を思い出す。　紫色が好みだった。　１３年前に見送った。　

８８歳　お道ひとすじの黒住教の教師　東京の生まれ　いつまでも標準語で　粋な母だった。

私が母と同居したのは　２５歳の時だった。　母思いの主人が　一人暮らしになった母を

気遣って　一緒に暮らし始めた。　同居生活に慣れるのには、３年かかった。

普通の生活と違って　教会所内での生活は　若い私には　窮屈だった。

色々な人の出入りがあって　母は私にとても気遣ってくれた。

　いつの間にか　素直な私は　主人に代わって　教会所を切り盛りするようになり

時が流れた。　本当に　人生いろいろだ。

母の背中を見て　一緒に生活した。　母のようになりたいと思うが　なかなか難しい。

どなたからも　神様のようだといわれていた母。　私もお道ひとすじで

どこにいても　何をしていても　宗忠様の御教えを信じ切って　亡き母の姿を追って

生き抜いていきたい。

今頃　主人と母と国利先生（父）とで　佐々木家の家族を見守って下さっているだろう。

あなたたちに喜んでいただけるよう　「みっちゃん、ミツ子さん、頑張ってるね」と

誉めていただけるように　これからも生き抜いていこう・・・

いつも　いつも　ありがとう・・・