昨日は、久しぶりの雨。
生き物たちが嬉しそうに息をしています。
あるお宅へ家祓いに伺いました。ご夫婦だけのお家庭です。
ご主人が旅行でお留守でした。奥様をこの時を待っておられたのです。
ゆっくり、おしゃべりがしたかったようです。
ご神前をリューアルなさって、嬉しそうなお顔が印象的でした。
丁重に厳粛におつとめの後、今年の新茶をいただきました。
3杯もいただいてしまいました。美味しかったのです。
お話はとめどなく、奥様がひとりで話されます。
いつも、私は聞き役に徹しています。それが性に合っていて楽です。
現在もさまざまな病気を抱えながら、またいろんなトラブルにもめげず、
解決のために奔走されて、一段落したところのようです。
「私は、教祖の神様におすがりしています。」と強く、はっきり言われます。
「それでも、愚痴もでます。」
困難は乗り越えてみると、人を強くしています。
一緒に話をしながら、涙したこともありました。
世の中、どうにもならないこともありますよね。
でも、あきらめないでいると、何とか道ができているのです。
目に見えない何かを信じていることほど、強いことはないと思います。
ひとそれぞれのおあてがいがあって、格差も感じたりします。
でも、そのとき、その場で神様の純なるお導きだと信じます。
お話しながら、いつもと違う何かを心に感じてしまいました。
強い何かです。道を求めるもの同志なんです。
このひとときを大事にしたいと心から切に祈りました。
神棚とお仏壇にお祈りをする程度の、無宗教な私には、あなたのような導師の話はとても新鮮です。エンドウ豆のご飯へのコメントありがとうございました。
若松進一