さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

『産院がなくなる』

2008-02-10 | 
 また降りましたね、雪・・・。

 もう、ちょっと、降らなくていいよ、と思ったら、また水曜日あたりに降るって?

 少しうんざりしつつも、昨夜、写真を撮りました。やっぱり愉しんでる?


 何しろ暗いので、液晶画面もよく見えなくて、こんな画像になりました。

          


 フラッシュをたいたら(いまでも“たく”って言うのでしょうか?)、こんなになりました。

          


 10センチは積もったようですが、今日は日差しが暖かいせいか、溶けるのが早いです。




 長野に住む友人の詩をご紹介します。

 「“詩”とは言えないんだけどね、こういう現実も知ってほしくて」と。



       『産院がなくなる』
                            M・I


   赤ちゃんが生まれた
   予定より二週間も早く
   大声でなく男の子
   孫の世話にもう大騒ぎ

   それから数日のことである
   国立病院の産科の医師がいなくなる
   四人全員が東京の大学へ引き揚げる
   新規の出産受付は休止と新聞が書いている

   お産をした市の産院も
   院長が年内に辞職
   あとの医師のめどは立っていない
   あとは民間の二病院だけ

   市長があわてて大学へ駆けつけたが
   人材不足を理由にどうにもならないと
   この地域はこれから どうなるのだ
   少子化対策は 医療対策は

   まもなく一ヵ月 だいぶ重くなった
   手を開きツンツンと足をつっぱる
   雪晴れの青い空 黒い瞳がまぶしい
   安心して赤ちゃんが生まれ育つ社会にしたい    

 
                 (「狼煙」No.60より)
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4 コメント

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ほんと・・・ (ロコ)
2008-02-11 17:03:23
何で、こんな簡単なことが分かり合えないんでしょうか。
産科が無かったら、赤ちゃんは何処で産めばいいの?
赤ちゃんをつくるなって言うの?
子どもは増えた方がいい、でも、病院は減らしていく・・・そんな矛盾したことが・・・

そう考えている人たちは、誰なの???

さくらおばさん、いつもちゃんと見ているあなたは素敵です
返信する
ほんとに・・ (さくらおばさん)
2008-02-11 22:27:43
このままでは日本は滅亡・・です。

ロコちゃん、いつもありがとう!
今日は、までプレゼントしてくださって。

ロコちゃんのページの「アモ子物語り」は、ロコちゃんのやさしさと強さがあふれています。
いいお話です。
返信する
ありがとうございます・・・ (ロコ)
2008-02-12 23:39:33
『アモ子物語』ありがとうございます。
いや・・お恥ずかしい・・・
書きながら、つくづく感じています。
命って、本当に、一つずつなんですよね…
返信する
一つずつ (さくらおばさん)
2008-02-15 10:49:55
一人に一つずつ、大切な命。

人間も、動物も、一つだけの命を全うできるように・・。

戦争なんかで、奪われたくない、奪いたくない!
返信する

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