さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「ホームの安全柵」

2010-09-19 | 暮らし
 きょうはちょっと暑くなりましたが、
 それでも汗をかくようなことはないので、
 やっぱり秋なんだなぁ・・・。


 きょう届いた「うたごえ新聞」。
 
 池辺晋一郎さんの「空を見てますか」第757回の
 「ホームの安全柵」のタイトルを見て、
 あぁやっぱり池辺さんは書かずにいられなかったのだ、
 と思いました。

 あの事故のあった翌日、私はこのことをブログに
 書こうと思ったのですが、くたびれていて書けなかったのです。

 そして、2年ほど前の池辺さんの文章を思い出していました。

 今年8月23日の、京王線新宿駅で起きた死亡事故です。

 私はまさにこの電車に乗ろうとして、
 改札口に急いでいました。

 改札口手前で、なんかいつもよりガヤガヤしているなぁ、
 と思っているところへ駅員さんのアナウンス。

 「ただいま、乗客の方が、電車とホームの間に
 挟まれまして、救出中です」

 私はとっさに、止まっている電車とホームの間、
 と思い、わりと簡単に受け止めていました。

 実際は、
 電車を待っていた男性が、気分が悪いのでしゃがみこんで、
 電車が入ってくるというので、立ち上がったところ、
 体がふらつき、列の一番前にいた77歳の男性にぶつかり、
 その男性が線路に落ち、進入してきた電車に接触して
 亡くなりました。

 77歳の男性は、高名な心理学者、とのことでした。

 報道では、ぶつかった方の男性を、しきりに、
 「容疑者」と言っていました。

 そう呼ぶしかないのでしょうが・・・。

 私は「容疑者」と呼ぶにはかわいそうすぎる、
 と思いました。

 気分が悪く、ふらふら、としてぶつかる。

 私だってなりかねません、
 ときどき、目眩がしますから。

 では、何がいけないのか。

 すぐに思いました。

 京王電鉄がもっと乗客の安全を守らなければいけない、と。

 池辺さんも書かれていますが、
 「ホームの安全柵」を整備してほしい。

 京王線も、降車ホームには簡単なものがついているのです。

 で、この事故の顛末を知ってすぐに思い出したのが、
 2年ほど(?)前に掲載された、
 池辺さんの「空を見てますか」です。

 池辺さんは小田急線をよく利用されているとかで、
 小田急線新宿駅の混雑の様子と、
 乗客の安全について書かれていました。

 新宿という、全国でも乗降客の多い駅です。

 何人の命が失われたら、
 本気になってくれるのでしょうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっと・・・です | トップ | ぜひご参加を! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

暮らし」カテゴリの最新記事