高尾山の写真 ・ 「かすみ台」から 2005.9.13
真ん中あたりに半月が。
ちょっと前の話で恐縮ですが、標記のパンフへの日野原重明さんの序文に感動した私は、何人かの友人にこのパンフを送りました。
少しして、狛江市のWさんが、ご自身の家族新聞やお仲間との同人誌で、紹介してくださいました。
同人誌ではこんなふうに──。
95歳からのメッセージ
14歳のあなたに 日野原重明
私は1年前の、私が95歳のときに、『十歳のきみへ』(冨山房インターナショナル)という本を出版しました。10歳とは、小学校4年のクラスです。
10歳になると、子どもはかなりしっかりした判断力を持つことを私は10歳の子どもの『命の授業』で知りました。そして、その子どもたちが60歳の大人になったころ、平和な世界が具現されることを願って、私は子どもたちの成長に期待したいのです。
ところで、4年後に憲法改正の良否の国民投票がすでに計画されています。今14歳の子どもたちは、あと4年すると投票権が与えられる可能性が強いのです。
今14歳の君たちが世界に平和をもたらせる運動の最先端に立つことのできる可能性の見通しのある現在、私は、14歳の君たちが、最初の投票権を与えられたとき、戦争を止められる運動の最前線に立って平和を叫び、武器をもたない日本と世界になってほしいのです。
日本は、武器については丸裸になり、世界に平和国家の姿を示してほしいのです。このメッセージこそは、今14歳である、君たちに決意してもらいたい私の希望です。
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以上のメッセージは、日野原さんが、東京学習会議が発行した『未来の選択 憲法はいま──15分で学べる憲法パンフ』の序文として寄せたものです。
このパンフレットは、東京都T市在住のNさんが、次のようなおたよりと共に送ってくださったものです。
やっと 秋 でしょうか。
私のブログの記事を縁に
東京学習会議から、パンフレットの“お取り寄せ”をしました。
ご活用いただけましたら・・・。
季節の変り目、体調をくずされませんよう・・・。
九月二十四日
N
※
パンフレットは、“憲法のことについて、できるだけやさしく、あまり憲法に関心がないという人にも、短時間でポイントをつかんでもらうことを願ってつくりました。昼休みなどに何人かで集まって読み合わせたり、家に帰って家族で憲法について話し合っていただくこともできます”と編集者が書いているように、16ページだてのコンパクトなサイズ。
内容は、日野原さんのメッセージのように、14才の子どもたちにも理解してもらえるものです。できるだけ多くの人々に読んでもらい、かつ、話し合ってもらいたいものです。
発行者の東京学習会議の連絡先は左記のとおりです。
TEL 03(5842)5646
FAX 03(5842)5647
所在地 〒 113-0034
東京都文京区湯島2~4~4
Eメール:gakusyuu@taurus.livedoor.com
◆日野原重明さんのプロフィール
一九一一年(明治44年)山口県生まれ。
現在聖路加国際病院理事長・同名誉院長。
『生き方上手』『いのちの授業』(ユーリーグ)
『10歳のきみへ』『あるがまま行く』
『95歳からの勇気ある生き方』(朝日新聞社)
など著書も多数あり、テレビなどにも出演、
全国各地で講演もされ、活躍しておられる。
末筆で失礼ながら、すてきなパンフをご恵送下さったNさんに心から感謝いたします。
W 拝
当地でも「日本の青空」のとりくみがはじまり
11月23日に西宮勤労会館ホールで2度上映されます。
「お手紙」を主催者「九条の会」西宮ネットワークで
活用していただくようお願いして転送しました。
ご当地でも、たくさんの方が観てくださいますように。
教職員の皆さんの労組では組織的に取り組んでいただいたお蔭も有りますが。最近の集計で3万余部の普及です。
九条運動は国際的な広がりも出てきているようですね、一層幅広い運動にしなければ・・・世界も注目、勿論世界から励まされながら・・・。
私の場合は、Tさんからのお手紙で、日野原さんのメッセージを知ったことが、力になりました。
もっともっと広めたいですね。
いま、世界が求めている九条ですから。