さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

命を大切にする社会を

2011-03-13 | 暮らし

 みなさん、ご無事でしょうか?


 大変なことになりましたね。

 恐らく、日本中が初めての体験をしています。


 外へ出て、2階、3階を見上げてみて、
 こんな高さの水が秒速3~4メートルの早さで襲ってきたら、
 と思って、身震いしました。


 
 わが家では、
 数個のCDやカセットテープが落ちただけで済み、
 夫も私も無事でした。


 いま思うと、
 この瞬間、頭を防護することなど何もせず、
 タンスや食器棚が倒れることへの気配りもせず、
 ただただ、え?え? とびっくりしているだけだったのは、
 不覚ですね。

 それほど、いつもの地震とは違っていたのでしょう。


 昨12日、友人のIさんからメールをもらいました。

 Iさんは墨田区に住んでいます。


 わが家は11階、大揺れだったそうです。
 
 私は仕事先、やはり大揺れでした。

 自転車をかりて帰ってこれました。

 台所はめちゃめちゃ、
 食器棚がたおれて食器が半分位壊れました。

 一晩中ゆりかご状態でした。




 きのう、近所の電気屋さんへ行ったとき、
 高齢の男性のお客さんが、照明器具を買いに見えました。

 地震で落下して壊れたそうです。

 ところが、売る品物がありません。

 同様のことがあちこちで起きているのでしょう。

 メーカーからの入荷が止まっているのだそうです。


 いつも行っている、わが家から一番近いスーパーは、
 きょうもお休みです。

 そのためもあって、
 駅の近くのスーパーSは混み合っていて、
 品物が少なくなっています。


 このあたりでは、この程度の、被害とも言えないほどの被害ですが、
 大きな揺れや衝撃、
 津波に遭われた方々は、
 どんなに恐ろしかったことか・・・。

 「助けられたのはありがたいが、
 家もなくなり、家族もいなくて、
 これからどうすればいいのか・・・」
 と言う高齢の方にかける言葉がみつかりません。


 福島原発がとてもとても心配です。

 テレビで報道されるより、
 ほんとうはもっと大変な状態なのではないかと、
 心配でなりません。

 どうか、いい加減なメッセージでなく、
 恐いけれど、
 ほんとうのことを伝えてください。



 テレビでは、
 通常の番組が少なく、
 きのうは、ケーブルテレビ以外は、
 終日、どのチャンネルも地震の報道でした。


 高齢の方々、
 病身の方々は、
 どうかお気をつけください。

 このような放送を見続けていると、
 体を悪くすることがあると、
 阪神淡路大震災の時、 
 ききました。

 お気をつけてください。



 そして私たちは、
 ほんとうに、命を大切にする社会をつくることを、
 本格的に始めなければなりません。

 それぞれが、持てる力を発揮して、
 編み合わせていきましょう。

 がんばって生きていきましょうね。
コメント (4)
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