くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

レクサス CT200hは、トヨタの「危機」の象徴かもしれない。

2010年03月02日 | Weblog
昨今のトヨタ問題。私はトヨタびいきではありません。トヨタ車に乗ったことはありますが、トヨタ車一筋ではない。日産、ホンダも乗りました。今もトヨタ車ではない。

でも、最近のリコール問題、どうも解せないんです。私からしてみると、ほとんどトヨタの技術力、商品管理能力の低下を示す問題、またそれによって生じた問題と現時点で断じることはできないのではないでしょうか。昨年来ネットやTVを通して繰り返し報道される西海岸での悲劇にしても、あれをトヨタによる「殺人」、トヨタ車の欠陥ゆえの問題と断じることはできないはずです、少なくとも現在只今の状況では。

あの胡散臭いテネシーのお婆さん(オバサン? ロンダ・スミスは何歳なんだ?)の件にしても、技術的なトラブルであるという証拠はない。

Sticky gas pedalにしても、トヨタと無関係というわけではないでしょうが、あたかもトヨタ車ゆえに生じる問題と断ずる報道のあり方は、異常ですらある。

米国のそうした異常報道を鵜呑みに、とは言わないまでも、日本のマスコミも似たり寄ったりの報道姿勢で、自国の世論の一部をミスリードしている。

ウソも繰り返せば真実になる、のパターンの様相を呈しており、大陸の某都市であったという虐殺事件のケースに似ていなくもない。「謀略」臭さという点でも同様。

レクサス CT200hその意味でトヨタに同情すら感じざるを得ないが、それにしても、上述のレクサスはヒドイ。何がヒドイって、あのデザイン、特にフロントはヒドイ。今「品質のトヨタ」というイメージが損なわれつつある以上は、その点で名誉挽回を果たすしかないのだが、それだけでは不十分である。

トヨタはパッケージングでも市場をひきつける商品を開発しなければならないはずだ。

にもかかわらず、あのパッケージングは、あんまりだ。コンセプトを見て少なからず期待していただけに、がっかりもひとしおだ。

なんであの程度のパッケージングしかできないのだろうか? ダサ過ぎる。

パッケージングで勝負できない自動車会社は今後必ず敗者になる。トヨタはそれをどこまで理解しているのだろうか。
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マスコミの五輪報道は、ウンザリだ・・・

2010年03月02日 | Weblog
やっと五輪が終わってくれた、と我が家では喜んでいる。

五輪が無ければ、普段見たい番組が見れないということもない。

ニュースはじめ報道番組からも、今回もほとんど当らなかったメダル予想やら何やらが消え、通常に戻る。

何にもまして、マスコミや一部コメンテーターらの贔屓の引き倒しのような「応援?」や、「残念」というか「情けない」結果に対する同情なのか敗北という現実から目をそ向けたいのか知らぬが、これまだくどいくらいの「頑張った!」、「よくやった!」、「入賞だ!」、「健闘だ!」みたいな言葉の羅列による時間の浪費がこれでなくなり、やれやれである。

あの負け犬の弁解みたいな報道姿勢は、精神衛生上まことに良くない。

子供の教育上、情操教育上もよくない。幸いに我が子も、「五輪なんか見たくない。どうせメダル取れないんだから」、「金メダルが一つもないなんて、情けない。こんなことなら、参加する意味はない」という。親が普段「参加することに意義があるというのは、その時点で負け犬の弁明の始まりだ」、「参加した以上はメダルを目指す。メダルを目指す以上は金メダル。金が取れなくてもメダル獲得ならう健闘。メダルを逃したら敗北、惨敗。ただの負けでしかない。」と言っていたので、どうもそれに洗脳されたところもあるらしい。が、子供自身課外活動で勝負事をしているので、「参加することに意義がある」という言葉には何らの意義も見出せないらしい。「参加した以上は勝ちたい」というのが自然かつ健全な気持ちというもので、おそらく私の「洗脳」よりも、日ごろの経験が彼をして上述のように言わしめた主たる原因であろう。

しつけ、教育というのは、「洗脳」なのだ、所詮。洗脳がすべてとは言わないが、重要である。ただ、洗脳しだいで吉凶が分かれることは、戦後の日本の教育現場で行われてきたこと、そしてそこで「製造」された我々を見ればよくわかることではないだろうか。

それはさておき、これであと2年は鬱陶しい五輪報道の嵐は襲ってこない。言いかえれば、また2年で襲ってくるのだが、これからしばしの「平和」を楽しもう。
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