再び食い物の話ですが、名古屋駅前にある名鉄グランドホテルには、以前「鳳凰」という中華料理屋が入っていました。
私はそこのタンタンメンと海老シューマイが大好きでした。
後に四川にしばらく滞在する機会があり本場のタンタンメンをいただいて、「鳳凰」のそれとはまったく異なるものであることを知りましたが、それでも「鳳凰」のそれは、スープのコクがなんともいえないうまさを醸し出していました。あのクセを嫌う人もいましたが、私的には、「病みつき」な一品でした。
「鳳凰」は駅前から新幹線ホーム側にある同じ名鉄系のホテルに移ったそうですが、その後どうなったのでしょうか? 料理長の楊シェフは地元の料理番組にもたびたび出演されていましたが、今でも御健在で鍋を振っていらっしゃるのでしょうか。
人づてに聞いたところでは、かつての「鳳凰」のコックたちが独立し、今でも、タンタンメンのレシピを受け継いでいるとか。お店はどこにあるのでしょうか。是非、行ってみたいものです。
牛肉とキュウリのピリ辛炒めも美味しかったですね。ほのかな酸味が何とも言えませんでした。
それ以上に、気に入っていたのが、上述の海老シューマイ。もう20年近く前ですが、結構な値段だったと記憶しています。あの海老シューマイ、浜の中華街の「名店」と呼ばれる店でも幾度か試してみましたが、私的には「鳳凰」に軍配でした。
タンタンメン同様、海老シューマイのレシピを受けつでいるお店、あるのでしょうか。
懐かしい、もう一度食べてみたい味です。