我が家はみんなチョコレートが大好き。
私も仕事の合間、コーヒーを飲むときには必ずチョコレートを一口ほおばります
「チョコレートは人を幸せにする」というのは、長女が書いたお話に出てくる言葉。
まさに、そんな本に出会いました。
その名は『ショコラ』。
作者はジョアン・ハリス。
この作品との最初の出会いは、主人が借りてきたビデオでした。
私は映画やビデオを観る場合、だいたいどんな内容か知ってから観るタイプ。
作品がファンタジーか、恋愛ものか、アクションかによって心構えがちがってくるので、何も知らずに観るのが不安なのです。
『ショコラ』の場合、どんな映画かわからないまま見始めたのですが(当の主人は始まってすぐ寝てしまいました)、始まりのシーンを観たとたん、あっ好みかも・・・とピンとくるものがありました。
フランスの片田舎の映像も渋くてよかったし、ちょっとミステリアスな親子、そして何よりおいしそうなチョコレート
見終わったあとは、ああ、なんていい映画だろう、とまるで上質のチョコレート菓子を食べた気分になりました。
とにかく映画がとても素敵だったので、本屋でこの本を見つけたときは思わず買ってしまったのです(おいしそうな装丁にも惹かれて)。
フランスの小さな村に、女の子を連れた女性がやってきたところからこの物語は始まります。
ちょっと不思議な雰囲気を持っているヴィアンヌと、空想好きの変わった少女アヌーク。
ヴィアンヌはこの閉ざされた村で、小さなチョコレートショップを開きました。
はじめはこの村にとっては異質だった彼女たちも、だんだんこの村にとけこんでいき、また村人たちも彼女たちによって少しずつ明るく変わっていくのですが、その変化を受け入れようとしない人たちもいました。
その中心的人物が村のまだ若き神父レノー。
ヴィアンヌと彼女の店に来る人々、レノー神父とそのとりまきの人たち、そこへ船でやってきたジプシーを巻き込んで話はすすんでいきます。
そんな村でのいろいろな出来事が、自由に生きている(ように見える)ヴィアンヌと、キリスト教の教えに凝り固まっている神父の日記形式で語られていて、ふたりの対比がおもしろく描かれています。
けれども読みすすむうち、ヴィアンヌがとらわれているもの、何かから逃れようとして旅を続けていることがわかります。
またレノー神父の過去も少しずつ明らかになっていきます。
映画はヴィアンヌとジプシーの男ルーとの恋もありとてもよかったのですが(ルーの役をジョニー・デップが演じてました)、本はもう少し内容が複雑になっています。
ヴィアンヌと母との過去、レノー神父の秘密、ヴィアンヌや老婦アルマンドの不思議な力(予知能力?)などさまざまな謎があって、現代の設定なのに全体に不思議な雰囲気を醸し出しているのです。
訳者のあとがきにもありますが、まるで現代のお伽話。
魅力ある登場人物もたくさん出てきてきます。
一見意地悪ばあさん(?)か魔女のようなアルマンド、暴力を振るう夫から逃げ出したジョゼフィーヌ、犬を愛する老人ギヨーム・・・。
その誰もがヴィアンヌのつくるチョコレートで癒されていくのです。
そうそう、忘れてならないのがチョコレートなど食べ物の描写。
読んでいて何度ホットチョコレートが飲みたい!と思ったことか・・・
この本を読むときは、手もとにチョコレートを一箱、忘れずに
私も仕事の合間、コーヒーを飲むときには必ずチョコレートを一口ほおばります
「チョコレートは人を幸せにする」というのは、長女が書いたお話に出てくる言葉。
まさに、そんな本に出会いました。
その名は『ショコラ』。
作者はジョアン・ハリス。
この作品との最初の出会いは、主人が借りてきたビデオでした。
私は映画やビデオを観る場合、だいたいどんな内容か知ってから観るタイプ。
作品がファンタジーか、恋愛ものか、アクションかによって心構えがちがってくるので、何も知らずに観るのが不安なのです。
『ショコラ』の場合、どんな映画かわからないまま見始めたのですが(当の主人は始まってすぐ寝てしまいました)、始まりのシーンを観たとたん、あっ好みかも・・・とピンとくるものがありました。
フランスの片田舎の映像も渋くてよかったし、ちょっとミステリアスな親子、そして何よりおいしそうなチョコレート
見終わったあとは、ああ、なんていい映画だろう、とまるで上質のチョコレート菓子を食べた気分になりました。
とにかく映画がとても素敵だったので、本屋でこの本を見つけたときは思わず買ってしまったのです(おいしそうな装丁にも惹かれて)。
フランスの小さな村に、女の子を連れた女性がやってきたところからこの物語は始まります。
ちょっと不思議な雰囲気を持っているヴィアンヌと、空想好きの変わった少女アヌーク。
ヴィアンヌはこの閉ざされた村で、小さなチョコレートショップを開きました。
はじめはこの村にとっては異質だった彼女たちも、だんだんこの村にとけこんでいき、また村人たちも彼女たちによって少しずつ明るく変わっていくのですが、その変化を受け入れようとしない人たちもいました。
その中心的人物が村のまだ若き神父レノー。
ヴィアンヌと彼女の店に来る人々、レノー神父とそのとりまきの人たち、そこへ船でやってきたジプシーを巻き込んで話はすすんでいきます。
そんな村でのいろいろな出来事が、自由に生きている(ように見える)ヴィアンヌと、キリスト教の教えに凝り固まっている神父の日記形式で語られていて、ふたりの対比がおもしろく描かれています。
けれども読みすすむうち、ヴィアンヌがとらわれているもの、何かから逃れようとして旅を続けていることがわかります。
またレノー神父の過去も少しずつ明らかになっていきます。
映画はヴィアンヌとジプシーの男ルーとの恋もありとてもよかったのですが(ルーの役をジョニー・デップが演じてました)、本はもう少し内容が複雑になっています。
ヴィアンヌと母との過去、レノー神父の秘密、ヴィアンヌや老婦アルマンドの不思議な力(予知能力?)などさまざまな謎があって、現代の設定なのに全体に不思議な雰囲気を醸し出しているのです。
訳者のあとがきにもありますが、まるで現代のお伽話。
魅力ある登場人物もたくさん出てきてきます。
一見意地悪ばあさん(?)か魔女のようなアルマンド、暴力を振るう夫から逃げ出したジョゼフィーヌ、犬を愛する老人ギヨーム・・・。
その誰もがヴィアンヌのつくるチョコレートで癒されていくのです。
そうそう、忘れてならないのがチョコレートなど食べ物の描写。
読んでいて何度ホットチョコレートが飲みたい!と思ったことか・・・
この本を読むときは、手もとにチョコレートを一箱、忘れずに
うちは、オットがチョコ大好きです。おやつに買ってあげると大喜びです。そんな彼の期待が高まる「あの日」がまた来ます…はぁ…今年はどこのにしようかな
いや、チョコレートばかりに目がいってたわけではないのですが・・・(色気より食い気?)
去年BSで観たとき「ジョニー・デップやん!」と驚いたわけです。
最近始まったドラマ「時効警察」のオダギリジョーを見て、「ジョニー・デップに似てる
」と思ったのは私だけでしょうか・・・
うちのおとーさんも、チョコレート好きですよ~。
家族で食べるから、箱入りなんて買えなくていつも安い袋入り。
それでも油断するとすぐなくなります。
もうすぐ「あの日」・・・。
以前は毎年手作りしてたんですがねえ