『精霊の守り人』 アニメ化

ファンタジーというと、イギリスなど欧米の作品を思い浮かべますが、最近は日本にも質の高いファンタジーがあります。その中で私が一番すきなのは上橋菜穂子著の守り人シリーズ。現在、『精霊の守り人』、『闇の守り人』、『夢の守り人』、『神の守り人　来訪編・帰還編』の５冊と、姉妹編としての旅人シリーズ『虚空の旅人』、『蒼路の旅人』の計７冊が出版されています

そろそろ次が出ないかなあと偕成社のＨＰをのぞいたら、なんと『精霊の守り人』がアニメ化とのこと！『ゲド戦記』、『西の善き魔女』といいファンタジーのアニメ化が目白押し！・・・というほどでもないですが、うれしいような心配なような複雑な気分です。

おもしろいファンタジーを読んでいるとき、頭の中では自分なりの映像がうまれているわけですが、やはりこの目で実際観てみたい、という欲求はあります。『ハリー・ポッター』や『指輪物語』はそういう意味では私の想像をはるかに超える映像で、原作のイメージもこわれず大満足でした（『ナルニア国物語』はまだ見てません。というか原作も以前途中まで読んでそのまま・・・）。

本が映画化やアニメ化になって、原作と違っててがっかり・・・ということも（かなり）よくあります。それならいっそ骨組みだけいただいて、全く違う話にしたほうがいいのかもしれません。そのへんが難しいところなのでしょう。

『ゲド戦記』はちらっと予告を見ましたが、ゲドはおじさん（？）になってて、ということは第３巻『さいはての島へ』なんだ・・・とちょっとがっかり。『精霊の守り人』はＨＰを見ると絵も素敵で期待できそうです（主人公バルサが美人だったのでびっくり　３０代の女用心棒という設定なんですが・・・）。
日本で実写版で映画化というのはたぶん無理なので、それならアニメのほうがずっと世界観が描けるのかもしれないなあ、と思います。

まだいつから放映されるか決まっていないようですが、願わくば全国放送で私の見れる時間帯でありますように　『モンスター』は深夜にしてたので見れなかったし、『最遊記』はこっちではやらなかったし、今日も次女が『ＮＡＮＡ』の放送時間が遅いといって文句言ってました
こどもと若い子だけがアニメを観るわけじゃないですよ、ってこの年で観る方が珍しい・・・？