ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

そうそう

2008-05-20 | 日々のこと。
毎週火曜日は新聞を開くのが楽しみです。
それというのも私の好きな山本ふみこさんのエッセイ
「山本さんちの台所」が載っているから。

今日のエッセイのタイトルは「ふとんの国から生還」でした。


「腑抜け」
このことばがぴったりだ。とつぜん、からだに力がはいらなくなり、
何もしたくない状態に陥る。

あれ、あれれ・・・?

わたしというひとは、こんなふうになって、はじめて、あ、疲れてたのかなあ、
と気づくようなうっかりものだ。

これって・・・。

・・・じつはこのたびは、回復にかなり手間どった。
家の者たちにたのんで、2日間眠りに眠ってみた。
読書しながら眠り、眠っては読んで、また眠ってはみたが、
それだけでは、力は戻らないのだった。・・・

これって、まさに少し前の私。

連休のある1日、何もする気になれなくて、
ソファの上で本を読んでは眠り、目が覚めると本を読み、
またうつらうつらする。
これだけ寝たのだから、夜眠れないだろうなあ、
と心配していたら、なんのことはない布団に入ったとたんぐっすり。
あ~、疲れてたんだ、と翌朝になって気づいた次第。

その翌週も、何も予定がなくてお天気がわるい休日だと
何もする気が起こらず、やたら眠い。
せっかくの休日なのにもったいない、と思うものの、
カラダもココロも言うことを聞いてくれず、
結局ひたすら眠るはめになる。やれやれ・・・。

だから、今朝のエッセイを読んだとき、
そうそう!あ~、私だけじゃなかったんだ~、
と思わぬところで安心感が。

実はきのう、最近家事がおっくうで、元気をもらおうと
山本ふみこさんのエッセイを読み直していたところでした。

彼女と私は同年代(というか、同い年?)
若いときのようにはいかないよね~、
一晩ゆっくり寝たつもりでいても、
疲れって少~しずつ溜まっていくよね~、
と自分自身に言い訳し、納得したのでした。
(仕事をもち、家事が大好きでそれもきちんとこなす彼女と、
 ぐうたら日々を過ごす私の違いを考慮せず・苦笑)

しかし。
彼女はそのあとがすごいのです。

さて、明日から平常に暮らそうと決めたその日の晩、
ちょっと考えて、二つのことをする。

彼女がしたことは、
一つ、台所の床を箒で掃いて、水拭きする。
二つ、やかんをごしごし磨く。

・・・この二つのことは、気づかぬうちに自分に無理をさせたことを詫び、
「これからは、もう少しゆるゆるいくといしょうね」と、励ます合図になったみたいだ。

このあたりが、彼女と私の決定的な違いなんだろうなあ。


山本ふみこさんのブログ、こちらで読めます→山本ふみこの家事手帖



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする