ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

山本ふみこのエッセイ

2005-11-04 | 読むこと。
ここんとこ毎日お弁当を作ってます。
土日も模試、試合、参観日と行事続きのため休むことなく・・・

別にたいしたお弁当を作ってるわけではないけれど、毎日だとやっぱり大変。
今朝も5時20分に目覚ましが鳴り響き、ああ~もう、起きたくないよ~と布団にもぐりこんだものの、・・・やばい!弁当!と飛び起きました。

ちなみに今日のお弁当のおかずは・・・
  生協で買ってた鮭の白醤油漬け
  冷凍食品のエビとイカのフライ
  ほうれん草とベーコンのガーリック炒め
  ミニトマト
  すき間を埋めるために、かまぼこと黒豆
  ご飯にはごま昆布


毎日、朝・お弁当・昼(うちは自営業なので)・晩と献立を考えるとか、予定をたてながら手っ取り早く家事をこなすとか、お日様の様子をみながら洗濯物を考えるとか、主婦業って年中こういうことの繰り返し。
あ~もう、やだ~!って思うときありませんか?

私は年に1度くらい(・・・だと思いたい)、なんもかんもイヤになって晩ご飯作らずに布団にもぐりこむとか、本を片手に部屋にこもることがあります。
家族にしたら迷惑千万。
しかし、さわらぬ神にたたりなし。
最近は子どもたちも大きくなったせいで、またか、と冷ややかに受け止めているようですが・・・。

こういう時って、別に何かに腹を立てているわけではなく、結局は自分自身に嫌気がさして、ど~んと落ち込んでいるわけですよ。
私の場合、落ち込むだけ落ち込むと、あとは立ち直るきっかけさえあればよいのです。

本の世界への現実逃避が続いたあと、私を現実にぐいっと引き戻してくれたのが彼女でした。
彼女のエッセイを読むと、単純に台所に立って「あ~、何かおいしもん作ろう!」という気になるから不思議、不思議。
彼女自身は、母子家庭で仕事と家事・育児の両立が大変だった時期もあるようなのですが、だからと言って肩ひじはってがんばってる、というのではなく、彼女の人柄なのか、文章から優しさやあったかさがにじみ出ています。
ささやかだけど家族と過ごす毎日の生活を大切にしてる、そんな心が伝わってきて、私も明日はもうちょっとだけ丁寧に生きてみよう、ってそんな気にさせてくれます。

私が読んだのは次のとおり。

  『ふだんの暮らしがおもてなし』
  『台所で元気になる
     したかったのは「少し」の生活』
  『食卓の力』
  『食卓のこころ』
  『元気がでるふだんのごはん』

明日はお弁当いらないって?
やったー!
あっ、でもクラブ午前ね・・・。









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