゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

遺伝子(DNA)・ヒトゲノムを考察

2008-01-22 17:00:00 | 健康・病気

サイエンス言誤学=清水 義範著(参考資料)

遺伝子についての記述                                                     遺伝子の発見が20世紀の出来事だというのは、一応そう考えても                            いいんだと思う。実は、1865年にメンデルが遺伝の原理を発表した                           のだが、その時に彼は、遺伝がおこるのは体細胞の中に遺伝にか                           かわる要素があるからだろう、と推測していた。そしいそれをエレメ                            ントと呼んでいた。次に、1869年にスイスの生理学者ミ-シェルは、                          人間の膿(体細胞には違いない)から、DNAを取り出すことに成功し                           ている。ただし彼にはそれが何なのかはわからなかった。という事実                           もあるのだが、やっぱり遺伝子の研究といえば、20世紀に入って、                            ト-マス・モ-ガンがショウジョウバエを使って遺伝子の存在をつきと                          めたことを、初めとしていいだろう。・・・・                                            次にヒトゲノムに関する記述・・・・ヒトゲノムの解読が着々と進行して                           いるらしい。まずその意味を簡単に説明する。ヒトの染色体の中のす                           べてのDNAを解読し、どこが何をやっている遺伝子なのかを突きとめ                          るのがその研究である。ヒトの染色体は46本だが、それは両親から                          半分ずつ受け継いだ23対なので、23本の染色体を調べるだけでい                          い。ただし23対目は性染色体で、XとYがあるから、それは両方調べ                          る必要があり、合計24本を解読するのだそうだ。昨年(1999年)に                          は、日米欧のグル-プが22番染色体のすべてを解読した。21番の                          解読ももうすぐだとか。この研究にはアメリカが熱心で、そこではかな                           り進んでいるらしい。あと2~3年でヒトのゲノムのすべてが解読され                           ると言われている。なんだか、大変なことがわかってしまうのだなあ                           という気がする。(後日の書き添え・それどころか、2000年中にもう、                          すべて解読できた、ということが伝わってきた。・・・)ところで、人間の                          遺伝子のすべての役割がわかってしまう、というのはどういうことなの                          だろう。私はそれについて、ちょっと極端な想像をしていた。人間を形                          成している情報は遺伝子にあり、そのすべてが解明されるというんだ                          から、生物としての人間の構造がすべてわかってしまうしいうことなの                          かと思っていた。この遺伝子が人間を老化させるんだ、とか、この遺伝                         子の働きで短気な人が出るんだ、とか、この遺伝子がギャンブル好き                          のもとだ、なんて。でも、実はそうシンプルな話ではないらしい。遺伝子                         の働きがすべてわかったって、人間がなぜこうなのか、がわかるわけ                          ではないのだ。遺伝子が持っている情報は、どんな時にどのタンパク                          質を作れ、という指令である。つまり、遺伝子のことがすべてわかった                         ら、その次に、その遺伝子の働きのせいでどうなるのか、という次の研                         究が始まるのだ。その研究から、病気の原因がわかったり、薬が開発                          できたりするだろうと、期待されている。

その後、遺伝子関連の情報を目にすることが多くなりました。例え                            ば脳にスム-ズに血液が供給されないのは、ある遺伝子の不足に                           よって起るとか最近の最も重大なニュ-スに再生医療に画期的に                            関わるであろう、万能細胞の情報です。これもある遺伝子が重要な                           働きをしているようです。人や動物は常に新陳代謝を繰り返し、生存                           していきます。これらの根幹をなす、指令役の大元が遺伝子の役割                           のようです。この遺伝子の指示によってアミノ酸との合成で酵素を                             形成したり、各種のホルモンを排出したり形成したり複雑に関わり                             あっている。体内で生成されない重要な物質は体外から供給される。                          必須アミノ酸などである。体内で日夜、24時間とどまることなく活動                           しています。この遺伝子の人に関わる、総数の解析は完了したが、                          個々のもつ機能はこれからの研究に待たなければ成らないようです。

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ダイエットの定説が立証

2008-01-22 16:30:00 | ダイエット

ダイエットに関する情報の中で、<脂肪分過多タイプ>又は<糖分                           過多タイプ>の体質の人が存在する、と言われていました。2003                           年に全遺伝子の解析が完了し、遺伝子情報の持つ個々の研究が                            盛んに行われているようです。あくまでも聡遺伝子が確定し、人は                            何万個かによって機能していることは把握できても、個々の遺伝子                            の役割は今後の研究に待つことになるようです。それは長い時間と                           探究心によって解明されることでしょう。人は夫々が個性的で特長                            を持っています。単純な例として、アルコ-ルに弱い人(下戸な人)                            でアルコ-ル分解酵素の生成が希薄な方がいることです。そのよう                           に多種にわたる遺伝子の複雑な機能活動の中で、最近ある種の                            肥満遺伝子を特定したと言うニュ-スが入ってきました。

細胞に脂肪をため込む作用<肥満遺伝子を特定>神戸大

脂肪分が多い食事をした時に働いて、細胞内に脂肪をため込むのを                           促す作用がある遺伝子を神戸大の春日雅人教授らがマウス実験で                           特定し、20日付けの米医学誌ネイチャ-メディシン電子版に発表し                          た。この遺伝子の働きを抑えると、マウスに脂っこい餌を与えてもあ                           まり太らなかった。春日教授は「人にも応用できれば新たな肥満治                           療薬につながるかもしれない」としている。春日教授らは、内臓肥満                           の主な原因となる白色脂肪細胞で、インスリン伝達にかかわるDok1                          と呼ばれる遺伝子が肥満時に強く働いているのに着目。Dok1が別                           の肥満関連遺伝子に働き掛け、脂肪細胞内に脂肪をため込むのを                           促進する作用があることを確かめた。Dok1が働かないようにしたマ                           ウスで比較すると、通常の食事では太り方に差がないが、脂肪分が                           多い食事を与えた場合、Dok1が働かないマウスの体重が20%以                           上軽くなったとのことです。このことから推察すると、糖分の補充は体                          のエネルギ-活動に欠くことかできないものです。この糖分を脂肪、又                          は炭水化物で補うわけですが、遺伝子レペルで脂肪が脂肪として貯                           えられるわけですから、必要な糖分は糖分そのもので補給することが                          重要なことのようです。すなわち体にミネラルなどを多く含んだ、黒砂                          糖などやハチミツ又はあめ類などを積極的に摂取することです。当然                           ココアや紅茶等も甘味料を入れて、糖分を十分補給し脂肪の多い肉                           類やドレッシング、洋生菓子類などを極力避けることが肝心なようです。                         その後、適正体重を維持できるようになったときに量を加減しながら、                           好みの食事をとるようにする、それにしても食事量が肥満を招くことを                           考慮することです。

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