゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ウンチクがんちく(パンの世界①)

2008-11-01 17:46:00 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・ダリエ」主宰 森本 まどか                                           偶然の発酵ででふっくら

100_0995 ふんわり、やわらかな歯応えが魅力のパン。                               そもそもは、歯が欠けるほど硬い食べ物だった                              のです。日本に伝わったのは戦国時代の1543                             年、ポルトガル人が鉄砲とともに種子島に持ち込                            みました。世界的には紀元前6000年ごろのメ                              ソポタミア(現イラク)で野生の麦をいったり、かゆにして食べたりした                             ようです。人々が定住するようになると、小麦を栽培して収穫し、乾燥                            させ、粉にして保存する技術を身につけました。小麦粉を水でこねた                             団子を焼いたものが、パンの原型。飢えをしのぐため、保存がきく食                             糧を考え出した人間の“生”への智恵は、素晴らしいものです。ただし                            当時のパンは硬くボソボソで、ほとんど味もなかったとか。遺跡から                              発掘される古代人の歯はすり減り、欠けていました。そのカチカチだっ                            たパンにある日、劇的な変化が起りました。焼き忘れたパン種に、ワ                             インやビ-ルの醸造で生まれた酵母が偶然ポトリと落ち、発酵が始ま                            ったのです。表面にブツブツと気泡ができ、膨らむ光景だったことでし                             ょう。おそるおそる焼いてみると、今までにない、ふっくらとしたパンが                            できたというわけです。1粒の酵母の生命力と発酵のおかげで、現在                             のようなパンが食べられるのですね。

※もりもと・まどか 1957年、函館市生まれ。藤女子短大卒。札幌テレ                           ビ放送(SYV)に3年間勤めて退社後、本格的にパンを勉強し、日本パ                           ン技術研究所(東京)を卒業。製パン技能士、製菓衛生士。札幌市在住。

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ガ-デンらいふ「庭木の冬囲い」

2008-11-01 16:26:21 | ガ-デニング

寒さ本格化する前に

100_1001紅葉の美しいシ-ズンになりました。色づく木々を見ると、何よりも秋の深まりを実感させてくれ、今年もいよいよ庭仕事の最終コ-ナ-にさしかかったなと思うものです。庭木の冬囲いは、寒さが本格化する前にしておくと、作業がスム-ズです。ただし、今の時期にむしろや防風ネットで囲うと蒸れて木をいためる恐れがありますので、雪の降る直前にします。ひざ丈以下の小さな木であれば、ブロックなどを周囲に積んで、上に板を渡すのも一つの方法です。ビ-ルケ-スをかぶせられれば、それでもいいでしょう。1㍍程度の低木の場合、まず枝をまとめて縛ります。次に、根曲がり竹などを支柱にし、根の周囲に四、五本立て、木の上三十㌢ほどのところでまとめて結びます。さらに地上三十㌢ほどのところで樹木に縄を結び、その縄をぐるりと一周するように支柱に巻き付けます。さらにその縄を、三十㌢ほど上に再びぐるりと巻き付けていきます。これを繰り返して、数段巻き付けて完成です。ほかに1本支柱の方法、支柱を使わなず枝をまとめるだけの方法などもあります。(花新聞ほっかいどう)

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