flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

旧豊多摩監獄

2023-05-17 00:00:00 | STRUCTURE-構造物残影-
(東京都中野区新井 表門:区指定有形文化財)
 大正4年(1915)に開所された刑務所である。関東大震災や東京大空襲により獄舎が倒壊、焼失しているが、現存する建築家後藤慶二設計の表門は開所当時のものである。終戦後アメリカ軍に接収され、十年間アメリカ陸軍刑務所として使用されたが、昭和32年(1957)に返還され中野刑務所となった。昭和58年(1983)刑務所の役目を終え、跡地は平和の森公園や中野水再生センターとなったが、表門と研修所の一角は当時のまま残されている。



















































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旧高岡市勤労青少年ホーム・文化センター

2023-05-16 00:00:00 | 学びのやかた
(富山県高岡市御馬出町・利屋町 2012年2月21日)
 高峰公園の背後に建つRC造5階建のモダニズム建築は、昭和41年(1966)に築造された勤労青少年ホーム(右)と、翌年に築造された文化センター(左)である。平成17年(2005)高岡市から高岡信用金庫に売却された。(2014年解体)
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芝離宮

2023-05-15 00:00:00 | 城郭・城下町
(東京都港区海岸 国指定名勝)
 かつてこの地は江戸幕府老中大久保忠朝の屋敷があり、庭園として楽寿園が存在した。池畔に立つ四本の石柱は、忠朝が北条氏臣松田憲秀邸の門柱を茶室の柱として移設されたものという。その後、下総佐倉藩堀田家、清水徳川家、紀州徳川家の屋敷地となり、明治4年(1871)有栖川宮熾仁(たるひと)親王邸、明治9年(1876)宮内省芝離宮となった。大正13年(1924)昭和天皇成婚記念として東京市に下賜され、旧芝離宮恩賜庭園として開園された。













































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高峰譲吉生誕地

2023-05-14 00:00:00 | いにしえの人びと
(富山県高岡市御馬出町 2012年2月21日)
 嘉永七年(1854)同地にて漢方医高峰精一の長男として生まれた。その後間もなく、父の勤務する加賀藩学問所「壮猶館(そうゆうかん)」に近い金沢へ転居。精一は加賀藩典医となった。譲吉は長崎に留学し、京都兵学塾、大阪適塾(蘭学)、舎密局(せいみきょく:化学)、工部大学校(東大工学部前身)、イギリスグラスゴー大学等で学び、農商務省に入省した。その後は実業家の傍ら、消化酵素の研究でタカジアスターゼや、ホルモン分泌物であるアドレナリンを発見し、大正11年(1922)六十八歳で没した。昭和30年(1955)生誕百年を記念して生家跡を高峰公園とし、譲吉の胸像が設置された。



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恵比寿二丁目

2023-05-13 00:00:00 | ろうじ
(東京都渋谷区恵比寿)
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旧高岡共立銀行本店

2023-05-12 00:00:00 | STRUCTURE-構造物残影-
(富山県高岡市守山町 2012年2月21日)
 大正3年(1913)北棟鉄骨煉瓦造2階塔屋付が築造され、大正15年(1926)南棟RC造3階が増築された、延床面積1,310m2のルネサンス様式の銀行建築である。設計は清水組(1948-清水建設)田辺淳吉。









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麻布山善福寺

2023-05-11 00:00:00 | ほとけのいおり
(東京都港区麻布十番)
 天長元年(824)空海によって開山されたと伝わる。寛喜元年(1229)了海によって真言宗から浄土真宗に改められている。また、東国において布教中の親鸞が訪れ、杖を地面に挿しそこから芽吹いたのが現存する逆さ銀杏(国指定天然記念物)という。本堂は明和四年(1767)東本願寺八尾別院大信寺の本堂として造営されたものを天明八年(1788)焼失した東本願寺の御影堂として移築され、寛政十一年(1799)八尾別院に返却移築、第二次世界大戦によって焼失した善福寺の本堂に充てられるため、昭和36年(1961)三度移築された。背後の旧境内地には、ビル風対策のため独特な造形の元麻布ヒルズが聳え立っている。









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祇園宮日吉神社

2023-05-10 00:00:00 | かみのやしろ
(富山県氷見市南大町 旧郷社 2012年2月21日)
 白鳳十年(681)真言宗朝日山上日寺(氷見市朝日本町)の鎮守として大山咋命(おおやまくいのみこと)を祀り創建されたのが始まりという。江戸時代に入り、この地方に疫病が流行ったため京の祇園社(八坂神社)より須佐之男命(すさのおのみこと)を勧請、合祀された。



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三田一丁目の裏路地

2023-05-09 00:00:00 | ろうじ
(東京都港区三田)
 麻布十番の東、古川のほとりの未開発地。
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魚取社

2023-05-07 00:00:00 | かみのやしろ
(富山県氷見市中央町 2012年2月21日)
 氷見のまちには多くの魚取社(なとりしゃ)を目にする。事代主神(ことしろぬしのかみ)を祀り、恵比寿と同一視されているため、漁師に崇敬された神社である。
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芝公園1号地

2023-05-06 00:00:00 | ふるさとの木々
(東京都港区芝公園)







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日宮神社

2023-05-05 00:00:00 | かみのやしろ

(富山県氷見市中央町 旧郷社 2012年2月21日)
 天長五年(828)創建と伝わる氷見地区の鎮守である。

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十間坂第六天神社

2023-05-04 00:00:00 | かみのやしろ
(神奈川県茅ヶ崎市十間坂 旧村社)
 旧東海道沿いに鎮座するこの神社は、江戸時代までは第六天魔王を祀り、近隣の真言宗法林山長生殿金剛院の守護神とされたが、神仏判然令によって淤母陀琉命(おもだるのみこと)と、妹阿夜訶志古泥命(いもあやかしこねのみこと)に改められている。創建時期は不詳だが、鎌倉時代の「吾妻鏡」には十間坂の地名と、元弘三年(1332)新田義貞の鎌倉攻めの際に、兵火に遭ったと伝わることや、金剛院の創建時期から、鎌倉時代の創建とも推定される。
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淀城稲葉神社

2023-05-03 00:00:00 | 孝霊天皇流族関係記事
(京都市伏見区淀本町 2013年2月5日)
 淀城内に鎮座する稲葉神社は、明治18年(1885)旧淀藩士によって創建された、淀藩主稲葉氏祖越智正成を祀る神社である。
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南湖の左富士

2023-05-02 00:00:00 | 街道・宿場町
(神奈川県茅ヶ崎市南湖)
 東海道茅ヶ崎宿の西に位置する南湖(なご)の左富士は、東海道が江戸から西に向かう際、通常は右側に見える富士山が、千の川鳥井戸橋付近のこの地と吉原宿(静岡県富士市)手前の二ヶ所のみ左側に富士山を望むことができる。また、歌川広重によって浮世絵として表現されている。













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