(伊予鉄道松山市内線愛媛県松山市)凡そ2年4ヶ月振りの県都松山。夜の軌道通りを歩いてみる。松山市内線は、城北線と本町線、城南線、そして大手町線、花園線からなる総延長9.6kmの路面電車である。城北線は、市内線唯一の「鉄道線」で明治28年(1895)道後鉄道として開業し、5年後には伊予鉄道道後線となった。昭和2年(1927)には城北線に編入となっている。本町線は、明治40年(1907)城南線は、明治44年(1911)松山電気軌道として開業し、大正10年(1921)には伊予鉄道城南線、本町線となった。大手町線は、昭和2年(1927)に開業、鉄道線である高浜線と平面交差(#)をしている。花園線は、鉄道線の松山市駅とを結ぶため、昭和22年(1947)開業した。道後から「坊ちゃん列車」が時折通り過ぎ、往時の風情を今に伝え...RODENMATSUYAMA