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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

国府陣屋

2007-02-20 00:00:18 | 城郭・城下町

(豊川市国府町)
 安永元年(1772)字中道の高膳寺横に築かれ、国府村他十二ヶ村は遠州相良藩主であり老中の田沼意次の所領となった。
高膳寺境内には御油村境から移された「従是南相良領」の標柱が立ち、弘法山には「従是北相良領」の標柱が残されている。
天明六年(1786)意次失脚により廃止、使われていた石垣は、東海道筋大社神社の塀に使われた。
その後享和三年(1803)弘法山麓音羽川河畔に改めて陣屋が築かれ、磐城平藩主であり幕府若年寄、後の老中安藤信成の所領地となり、以後幕末まで続いた。
明治時代に入り、この場所は国府小学校となった。
 
(関連記事:切通陣屋


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