小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

四月十三日、十四日

2016-08-28 | 嘉永四年 辛亥日記
四月十三日 
天気良し。
小梅は絹地に菊と寿老人の絵を描く。
4時過ぎに須磨琴を弾く大坂の人が来た。名前はわからない。
十二曲弾いた。
主人が岡野へ行くので酒も出さずに直ぐに帰らせた。
夜の10時頃帰ってきた。


四月十四日 
曇るる。しかし晴れていく。
小梅は寿老人を画けたので菊と二枚を山中に持参した。牛町だ。
肥後の人もちょっと来る。
浅之助もちょっとくる。
海野へも行き夕方に帰った。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四月十二日 | トップ | 「長保寺」 紀州徳川家菩提寺 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

嘉永四年 辛亥日記」カテゴリの最新記事