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小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

五月二日

2019-05-14 | 嘉永六年 癸丑日記

五月二日 のち

8時過ぎに雨があがる。
お城当番だ。雨具置き場に困るので安兵衞を連れて行く。
しかし段々と雨が上がって合羽は不用なので昼頃に帰った。
室内膳の母が病死したとの廻状を受け取り、すぐに安兵衞を戸田藤左衛門へ持たせやる。

三宅弥太郎から跡目についての手紙がきた。
今は20人ほどいるが、先日8人、そのほかもいろいろあったようだ。
宮崎は沙汰が悪いが一向結構な様子。
隠居が倅の正作に跡目を継がせると仰せつけた。
元は800石だったが寄り合いで450石と決められたとのこと。
榎本直之助はそのまま学校へ罷り出るとのこと。
八百輔は有馬のために来る。明日は皆来るようにと言う。
みなは断り主人と雄輔だけが行くという。
三浦に行き、清吉方に寄る。




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