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小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

六月二十六日 

2021-02-07 | 嘉永六年 癸丑日記

六月二十六日  

大暑。
山本督学が見回りにこられた。
雄介が見回りに行く。
武田半助もくる。
あとは会にて富永、栗山、田中、山本が来る。
壱封と六匁は酒三升代、雄介は田中でゆあみし酒飯を済ませて帰宅。
夏目も呼びに行き、夜に皆が帰ったのは10時ころになった。



六月二十五日

2020-11-10 | 嘉永六年 癸丑日記
六月二十五日  

今日は左氏の会。了吉が見回りにきて一盃だす。
平松良蔵から手紙と葛一袋届く。代三匁。
四時過ぎに良吉は帰った。畳紙一つ送る。
夕方過ぎに久野が来た。虎之助、たみの、千代もきた。
夜、天神へ参詣し、みな泊まった。
夏目楠蔵も同道。
出口が持参したスイカと酒を出す。
二時頃寝た。


六月二十三日

2020-10-12 | 嘉永六年 癸丑日記
六月二十三日 

江戸や熊野へ出張した筋は大方帰る。
また、江戸へ行く者もあり。
船は見えなくなったそうだ。
昨日、美濃へ手紙を出した。
主人は昼前から岩橋へ行った。
出口が重箱を送ってきた。
四時頃、本と肩衣を返す。
六時頃に主人は帰宅し岩橋へ行く。
一盃飲んで正住寺へいき桜を見て休みそれから御駕籠町へ。
善之助主も来ていたそうだ。



六月二十二日 

2020-09-18 | 嘉永六年 癸丑日記
六月二十二日 

雷鳴が聞こえ夕立が来そうだったが降らなかった。
三浦公へ行く。名三つの書き付け持参する。
奥方はおせいという。
持参のものはみな使えば良いし又考え直すはず。
毎年、精米問屋に作り物があるあるのだが今日はなかった。