何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

気をとり直して小型ボイラー工作を続行

2014-04-02 19:21:58 | エンジン工作
2014/04/02(水曜日) 晴れ



小型ボイラー工作の途中で出来上がった四角罐をアウトドアー用の
小さなガスコンロで熱してその性能を確認して見た。
完成したばかりの単動式V型4気筒スチームエンジンを負荷にして
回してみたが、思わぬ事態になってしまった。
エンジンが思うように回らず、ついには停止してしまうというトラブルが
発生してしまったのだ。 それも二度も!

一度目はピストンの喰い込み。 No.1ピストンがシリンダーに
固く喰い込んでしまった。

二度目はB列側ピストンバルブの喰い込み。 

どうも給油状態が悪いらしい。 使用しているオイルにも問題があるらしい。
先日までは調子よく回っていたエンジンが具合悪くなってちょっとがっかりした。

まっ、エンジンはおいおい調べて対応をとることにして、工作途中の小型ボイラーを
完成させるべく工作を始めた。



↓ ボイラーの筐体は1mm厚のアルミ板で作る。



↓ 厚さ1mmぐらいのアルミ板を真っ直ぐ切るならこんな道具で簡単に切断できる。



↓ 鋸盤用の鋸歯を鉤のように削って作ったもの。 罫書線に定規を当てて真っ直ぐに削っていく。



↓ アルミ板上に真っ直ぐの溝が彫れる。 何回も削ってなるべく深い溝にする。



↓ その溝を作業台や机の角に当てて折り曲げて、また戻す、を何回か繰り返すと切り離すことができる。
   オイらがラジオ少年だった頃はこうやってシャーシーを作っていた。



↓ 寸法どおりに切り取ったアルミ板に空気取入口の穴を開ける。
   10mmφのドリルを使うときは材料が振り回されないようにCクランプでしっかり固定する。



↓ 簡易折り曲げ機? 10mm厚の鉄板で挟んで折り曲げる。



↓ 角に当て木をあてて金槌で叩き、きちっと折り曲げる。



↓ 四角罐の周りをこれで囲む。 罐の保持(ごとく)と防風(外套)を兼ねた筐体になる。



↓ 内部の様子。 アルミ板はガスの炎で炙られたらすぐ溶けてしまう。 内部はステンレスの薄板で熱遮蔽する。



↓ 小型ボイラーの外観はこんな感じ。



↓ 現在使用中の定置型ボイラー(卓上ガスコンロ改造ボイラー)と並べてみた。 これからまだガスボンベの保持アームを
   取り付けるスペースが必要だが、今までのボイラーと比べるとずいぶんと小型だ。



ここまでの作業をしたところで3時近くになってしまった。
今日はこれから運動を兼ねて1時間ばかり歩いたところのパン屋まで行くことになっている。
(お代官さんの監視付き散歩です)
そんなわけで今日の工作はここまで・・・・・やれ、やれ、だ。
コメント (2)
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