何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

NE555で鋸歯状波発振

2018-08-03 20:07:55 | 電子工作


2018/08/03(金曜日) 晴れ 宵のうち雷雨


ウェブサイトにはNE555(タイマーIC)を使った鋸歯状波発振回路が出ている。
まぁ、この回路は矩形波、三角波、鋸歯状波を発振させる定番回路かな?
小さなICといくつかの部品で出来上がる。
オイらも矩形波の発振ではこれを使うことがあるお馴染みのICだが、鋸歯状波発振回路を
組むのは初めてだ。

これで鋸歯状波が出てくる。


回路は簡単だが出てくる波形もそれなりかな? 何だか斜面が膨らんでいるように見える。



電源電圧は9Vにしたが鋸歯状波の波高値は3Vしかない。



この波形でバリキャップを駆動するとバリキャップに掛かる逆バイアスは3Vから始まって6Vまでの
スイープになり、スイープ幅は3Vにしかならない。
これではスイープジェネレーターの掃引発信周波数範囲が狭くて物足りないだろう。
何とかして2Vから9Vまでスイープする方法はないだろうか?
トランジスタを追加して増幅してみたが位相が180度変わってNG。 
も一段増幅したら歪が大き過ぎてNG。
何だかんだやってみたが結局は失敗した。

やっぱり抵抗ラダー回路方式で行くしかないかな?
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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鋸歯状波 (JANJAN)
2018-08-04 11:17:33
無理に全帯域のスイープをしなくても中心の直流電圧が可変出来ればスペアナやスイープジェネレータとしては使えると思います。
後で又、面白そうなものをアップします。
返信する
そうですね (実習生)
2018-08-04 20:27:28
JANJANJANさん、そうですねぇ・・・無理に帯域を広めるわけではないのですが
やっぱり最初は何でもやってみたいもんでしょっ(笑い)
そこで「これは無理だわ・・・」となって段々狭くなっていく。
多分そうなると思います。

今日はまた抵抗ラダー式に戻して実験をしました。
(ブレッドボードがもう1セット必要かな?
在庫整理で始めた電子工作ですが逆に部品が増えてしまいそうです(笑い)

発振回路を接続してスイープしてみました。
抵抗ラダーの分解能が低いので周波数が大きく変化するのでスムーズなスイープとは
なりませんが電圧の変化で周波数は変わっていきます。 これを8ビットで実験してみます。
返信する

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