2017/05/20(土曜日) 晴れ
古いUHF・TVのチューナを利用して200MHzを取り出そうとしたが失敗してしまった。
UHFチューナーのLOC(局部発振回路)は500MHz~800MHzという高い周波数
で発振している。
それじゃぁ、600MHzの1/3低調波を取り出せばいいじゃん!・・・と思いついたが
ところがどっこい、このUHFチューナーは高性能でそんな低調波なんて発生させていない。
仕方がない、200MHzの発振回路を組んでみよう。
オイらはアンプの工作など発振しては困るときにはやたらと発振させるのに、いざ、発振回路を
作ろうと思うと発振してくれない。
何とかやっても150MHzぐらいが限度だ。
原因は(技術レベルが低いのが第一だが・・)部品が適切ではない。
高周波回路を組むにはそれに適した部品を使わなくてはならないが、ジャンク品ばかり使って
いるのでうまくいかないのだ。
古いUHF・TVチューナの構造をみても、高周波を扱うために見るからにそれらしい部品を
使っている。
トランジスタの足など「こんな短くて半田付けしても大丈夫なの?」と思うほどだ。
高周波に関する雑誌などでも「部品の足は極力短くして最短距離で配線すること」と書いてある。
よーし、できるだけそのとおりにやってみよう。
回路図はこんなもの。
部品の足を極力短くして配線したプリント基板。 VCはチューナのものを改造して使った。
発振回路が発生した高周波(電波?)をSDRドングル(ワンセグチューナー)で受信して
PCに組み込んだSDRソフト(HDSDR)で表示する。
実験の様子。
発振回路が発生しする電波をチューナのVCを回して探った。
一番低い周波数は180NHzだった。
そこから徐々に発振周波数を上げていき、HDSDRの同調画面の200MHz付近が中央にくるように設定した。
VCを変化させると高調波、低調波が入り乱れて表示されにぎやかだ。
やげて変調音が大きくて安定している波形を捉えた。
多分これが基本波だろう。
蛇の目基板に組み立てていた回路の発振とは比べ物にならないほど安定している。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
さぁーて、次はどうするか・・・
コンバータのLOCとしては安定した固定周波数を発振するものが良いんだろう?
受信同調は超再生受信機で行なえば良いはずだ。
そしてこの可変発振回路はテストオシレターにすれば良いかもしれない。
このUHF・TVチューナは500MHz~800MHzの発振回路は正常に動作するし、
組み込んだ発振回路は180MHz~250MHzぐらいはカバーできる。
これから工作するコンバーターのテストにも高周波のテストオシレータは必要だ。
よーし、テストオシレータを作ろう。
私もドングルで遊んでいます。1000円のヤツが使いやすいです。受信帯域を調べたら低い方は50メガヘルツ迄でした。丁度前に作った50メガヘルツのコンバーターを使えば短波が受信できそうです。でもこのドングルは頭の部分の周波数選択度が殆ど無いのでプリセレクターを付けないと何を受信しているか分からなくなりますね。
あまり暑くなる前にお舟も遊びましょう‼
高周波はおもしろいですね。
NWT-150に始まって、ドングル、SDR#、HDSDRと
エスカレートしてしまいました。
200MHz以上が発振できたので、よかったです。
今まではGDMの200MHz付近が最高だったのですが、これからは
もっと上まで実験できます。
今頃になってまた楽しみが増えました。
50MHzのバランスドモジュレータ式コンバータの作動が楽しみです。
それを参考にして300MHzコンバータに挑戦してみます。
プリセレクターも参考にしたいです。 よろしくお願いします。
その前に横道に入ってVHF,UHFのテストオシレターを工作してみます。
お船はいつも同じ船ばかりでちょっと・・・
今、我が家の庭木に掛けた巣箱でシジュウカラが営巣しています。
いつ雛が孵るかこっちも目が離せません。
何だか忙しいです・・・・(笑い)
NWTで特性を測ってみます。
そうですか、短波用アンテナカップラーの利用ですか。
これは自作のものでしょうか(当然そうですよね)。
NWTの結果を見るのが楽しみです。
アンテナはどんなものになりますか? ループアンテナ?
こちらは200MHz発振で手こずっています。
高調波(低調波?)が沢山出てきてどれが基本波なのかわかりません。
やっぱり高周波は難しい・・・・