何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

低周波では200倍の増幅ができるけど・・・

2020-11-03 13:25:54 | 電子工作
2020/11/02(月曜日) 曇り

毎日、毎日、オシロの波形を見たり電流計や電圧計の数値を見たりして
トランジスタ増幅回路の調整をしている。
お代官は

「よくそんなことばかりしてるねっ、飽きないの!?」

と呆れている。
まぁ、はたから見ればそう見えるんだろうね。
でもおいらはこんなことが好きなだから全然平気だ。
まぁ、外はコロナの黴菌がいるかもしれないし、この方がよっぽど健康的かも(笑い)

閑話休題

未だに「IFTを使わないIFアンプ」の実験を続けている。
最初は全然ダメだったIFアンプも何度も作り替えているうちに少しは良くなってきた。
でも、もうちょっと感度を良くしたい、と実験を繰り返している。
今までのアンプではセラミックフィルタ(FM用10.7MHz)出力を約50倍に
増幅している。
それを100倍くらいにしたいと頑張っているんだけど・・・
回路の抵抗値や容量値をあれこれ変更するのでやっぱりブレッドボードが便利だ。
しかし、ブレッドボードで10.7MHzを増幅するのは無理だから低周波(10KHz付近)
で実験してみた。



いろいろ定数を調整して200倍の増幅度を得られた。
その回路はこんなもの。
入力が20mVppで出力には4Vppが得られた。



オシロスコープでの出力確認。


だけど何だか波形が歪んでいる。
バイアスや負荷抵抗の値は最適にしてるんだけど・・・・・

同一画像の一枚を左右反転状態にして重ねてみた。
波形が歪んでいなければぴったり重なるはずなんだけど。


ちょっとよくわからないから左右反転させた画像のラスター色を青くして重ねてみた。



ふーん、歪んでる。
(わざわざこんなことしなくても一目見て歪んでるのわかるのに・・・ 暇だねぇー)
今度は歪みのない増幅の実験をしてみよう。

コメント
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