大型の台風21号が9月6日未明(午前3時ころ)、北海道に接近して大陸に通りぬけたと思って、やれやれと思っていた。
その9月6日の夜は、普通にベッドに寝ていた。
ところが、正確には翌日の9月7日午前3時過ぎに、ぐっすりと眠っていたのに、ドカーンと地震が襲来。 前日から数えればちょうど24時間後のことだった。
火事が起きても「簡単には起きれないわ」と常々、奥さんに言われていた私だが、飛び起きるような感じで目を覚ました。
テレビを点けると、震度6強クラスの地震が苫小牧東部の町、厚真町(あつま)で発生したという。
この町は、国家プロジェクトで巨大な苫小牧東部工業団地で知られる地域で、私もいろんな所用で、現役時代に訪問していた親しみのある町だ。
もちろん震源地に近い苫東の発電所も、ビジネスで訪問していた懐かしい場所だ。
自宅ではまずは停電した。
水は大丈夫だった。
それでも当日7日には、町内会の役員会を開いて対応を検討。
① 水の確保 ② 電気の管理 ③ 携帯とスマホ の3点について話し合い、そのとき集まれた役員5人で30班の班長に直接説明に出向いた。
しかも持参した資料は手書き。停電していたので、コピーができず、30枚の用紙を手分けして手書きで書いた。
その後(午後2時以降)は、テレビはもちろん、ネット・メール・電話など全ての通信手段が使えなくなり、今に至った。時間によってはメールや携帯電話が繋がるが、いつも使える状態ではなかった。
そんな訳で、ストレスは増すばかり。
それでも本日(8日)の午後7時半ころには全てが「開通」。やっとブログに書ける状態に復帰した。
しかし、長男家族が住むマンション前の道路は変形して、車は通れないと言う。
次男家族の方はまだ電気が通じていない。風呂も満足に入れない状態。
同じ札幌でも違いが、今のところあるようだ。
トイレやその他のために水を貯めておいたが、我が家では不必要になった。
このラジオは6日夜、情報入手のため付けっぱなしにして、すごく貢献してくれた。
北海道新聞の今日の朝刊より。
これだもんねぇ、胆振~日高は要注意だと思う。
札幌市清田区の写真。同じく北海道新聞より。
日本一の液状化らしい。
この辺まで車で40分くらいかな。
近くの国道を自転車で走ってみたが、異常な渋滞が発生していた。ガソリンスタンドに入ろうとする列だ。
異常な事態にはやはり異常事態が発生する。
全道的な災害。 これから1週間も気を付けることがひつようだそうだ。
電気が回復すれば、何かしら書いてくださるのではないかと心配しながら待っておりました。
シンさんのお宅は頑丈そうだから心配ないとは思ってましたが、これで一安心です。
しかし、3.11の経験からすると余震が長く続きますので、油断することなくお過ごしくださいませ。
また、何かと不自由なこともあるでしょうけれど、町内会の役員さんとして、お身体を労わりながらご活躍くださいますように。
札幌の姪も登別の同級生も一応大丈夫そうでした。
清田区里塚の知人は、家の中がメチャメチャだそうですが、怪我がないので安堵しております。
長男家族は東区のマンションに住んでます。震度は「6弱」でした(我が南区の震度は3だったんですよ)。建物自体は損傷はないようですが、面した道路がグニャグニャに波打っているので、車は通行止め、マンション駐車場から出られない状況です。それでも道路を挟んで大きなスーパーマーケットがあるので、安心です。
清田区里塚に知人の方がおられるんですか?それはお気の毒です。食器などだけで被害が済んでいればよいのですが、建物の躯体がやられてなければ大丈夫でしょう。
私の住む「藻岩地区」は、4万年前の支笏湖や恵庭岳、樽前山の噴火により火山灰が積もったのですが、豊平川の氾濫が数多くあって、全部流されて、岩盤がほぼむき出し状態になっています。そのため地震には強いと言われてきました。同じ市内でも震度3から6弱まで、その土質によって大きな格差があります。
相次ぐ災害には、もううんざりですね。