それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

パートナーシップ排雪

2017年03月08日 | 再開(地域と地域活動)

毎年この時期になると、市と町内会がお金を出しあって、パートナーシップ排雪という制度に基づく大掛かりな排雪作業がある。

町内会の今年の予算は81万円。その2倍くらいはかかっていると思います。
実施は3月3日から7日までの日曜日を除く4日間。
春になれば必ず融ける雪ですが、札幌市の除排雪予算は265億円です。
もったいないのか、やはり必要なお金なのか、よく分かりません。

例年は2月の下旬に実施されていたが、今年は冬季アジア大会の選手村が3つ隣りの町内会にあるホテルだったため、ホテル周辺の除排雪を優先させ、時期が遅れたのだという。

土地所有者の敷地境界線から50cm離れたところまで、排雪される。

この旗のある道路は車両侵入禁止で排雪作業が行われる。

この排雪車がパワーを発揮して、積もった雪や氷を砕いてトラックに落とし込む。
約100mのこの道の排雪が終了するのに、半日はかかり、ダンプカーは数十台。
道路上に氷になった雪も砕く専門のブルなど、いろんな種類の車が活躍する。

真っ白だった道路もこのとおり、アスファルトが出るまで何度も何度も「削り」をかけて「雪氷を排除」する。
こういう排雪だから道路の痛みも早く激しいので、すっかり雪がなくなると、道路の補修工事が必要になる。とにかくお金のかかることだ。

今年は幸いにして、3月に入ってからも降雪が少なく、作業は順調だった。年によっては排雪中に大雪が降って、どこを排雪したのか分からないなんて時もあった。

ただ、すでに3月。「3月の雪は怖くない」との言葉もあり、今後1週間の予報も、最低気温はマイナスだが、最高気温はプラスの日が続きそうで、降った分は自然と融けてくれるはず。

春が待ち遠しい。