それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

今年はやけに早い『クマ出没』

2013年09月28日 | 再開(雑記)

近隣でのヒグマの出没が例年より早くなっている。
札幌ではどうしても南区に出没する傾向が高い。山があるからだ。

24日に見つけられて、以後、毎日発見の通報がある。
昨日、コグマが一頭駆除されたが、親グマも発見されているようなので、
近所の人たちはむしろ恐怖が増しているのではないか。

発見現場は豊平川を中心にした藪の中が多いようだ。
このため、連町と商店街組合の共催で実施した夏祭りの会場、
藻南公園は立ち入り禁止となった。

ボクの散歩コースでもあるので、困ってしまう。
家の前を朝夕、集団登下校する小学生を見るにつけ緊迫感を
直に感じてしまう。

今年はミズナラの木に生るドングリが不作のためクマが里に下りてくる、
との専門家の見解だが、ボクに言わせれば『新世代クマ』の出現だと
思っている。 以前のクマは人を恐れて、攻撃されない限り、
自ら人に手を出すことはなかったし、鈴や爆竹などで人の存在を
知らせれば、遠ざかっていく、というものだった。

今のクマ、とりわけ若グマは、住宅地が里山にまで伸びている状況で
どうしても人やゴミステーション、コンポストなどに慣れる機会が多い。

そんなわけで「出没多発」ということになるのだと思っている。
動物愛護に反対するつもりはないが、北海道は世界一『クマ密度』が
高い地域だ。人とクマとが共存共栄するのが理想なのだが、
こうして恐怖を与える存在では、やはり駆除をどんどん進めるべきだと思う。