それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

チミケップ湖の想い出

2012年10月31日 | 再開(雑記)

北海道のオホーツク海の北見に近いところに、神秘の湖チミケップ湖がある。
「神秘の湖」なんて大袈裟に言ってしまったが、日本にはない昭和前半の雰囲気を
十分に漂わせた小湖で、一軒しかないホテルに行くほかの道はないのだ。
そんなに高地でなく、平地に近い位置にあるが、湖畔には、たった
一軒の洒落たホテルがあるだけだ。

現役時代の後半に、北見支店を訪問し、ついでに足を伸ばした
ことがあった。 今は知らないが、このホテル、テレビの電波が届かない、
BSなら可能なのだろうが、テレビそのものを置いてない。
携帯電話も通じない。

新聞も来ない。遠過ぎる森に囲まれたところだものね。
俗世間と隔絶された湖畔のホテルなのだ。
楽しみといえば手漕ぎボートで釣りをするくらいのもので、
5泊くらいすると完全に「私は誰?ここは何処?」といった
環境と精神状態になること必死だ。

今がちょうど紅葉の最盛期なのだろうが、猛暑の直後、
急に冬になった今年。紅葉はダメらしい。

今は我々には親3人の心配があって、なかなか長期間の遠出はできないが、
必ずやこの季節にこのホテルに家内と連泊してみたいものだ。

でもプーケットやバリやペナンの方がいいかも知れない。
暖かくて物価は安いし、国民性もいい。
じっくり考えて長期戦で臨みたいと思う。