イオン飲料・・・って

今年は梅雨が長く、もう７月だというのに、毎日スッキリしないお天気が続いていますが、
それでもやはり暑い時は暑いわけで、
我が家ではイオン飲料が活躍しはじめています。
昨年から私のお気に入りは、KIRINの『ソルティライチ』です。
それまではコカ・コーラの『アクエリアス』だったんですけどね、ライチの独特の味に惹かれて、
今は出来る限り『ソルティライチ』です。
ただ、以前からずっと　”コレってどうなのよ？！”と思っている事があるんです。
それは、何も『ソルティライチ』だけじゃなくて、『ポカリスエット』も『アクエリアス』もそうなんですけどー

イオン飲料の大きいサイズ。１Ｌとか1.5Ｌとか２Ｌとかのヤツ。
この中身って、薄くないですか？
同じ製品の500mlと飲み比べてみると良く分かると思うんですけど、明らかに大きいサイズの方が薄い！
大きいサイズは500mlより割安になるんだけど、
量は増えてるけど、その分、水足して増やしてない？

もっと分かり易いのは、イオン飲料のパウダータイプ。
これ、パウダーの袋に書いてある既定の量の水を入れると、

ものすごーく味が濃い！

多分、本来の製品の味は、コレが正しいのでは・・・
だとしたら、500mlも１Ｌも1.5Ｌも２Ｌも、全て大目に薄めている・・・

まあ、大企業のやる事だし、多少はこういう事があっても仕方ないかあ～・・・

って、やっぱりおかしいでしょ！
同じ製品として出しているのなら、パウダーでも500mlでも1Ｌ以上の物でも、同じ味・同じ濃さでないと！
だって購入者は、そう思って購入してるんだから、一種の詐欺でしょ！

果物系のジュースなんかだと、法律で結構細かい規定があるって知ってるけど、
イオン飲料って、そこらヘンどうなってるんだろう？

で、調べてみました。
すると、驚きの事実が！　
ナント、法律的に”スポーツドリンク”には、現在法律による規定やガイドラインなどはない！んです！
　　参考にしたサイト→　『ＡＳＡＨＩ　飲料の種類』

だとすると、大きいサイズの味を、濃くしようが薄めようが問題ない？・・・・
しかも、他の物だって、”ガイドライン”だと、法的拘束力がないんだよねえ～。
な～んか、納得いかないなあ～

このサイトを見ていて、もう１つ気がついた事。
それぞれの飲料によって、関わる法律が違う！

炭酸飲料・果実野菜飲料⇔ＪＡＳ法
コーヒー飲料⇔公正競争規約
乳飲料⇔厚生労働省令
ミネラルゥオーター・紅茶飲料・ウーロン茶⇔農林水産省(ガイドライン)
緑茶・麦茶・混合茶(ブレンド茶)・スポーツドリンク⇔規定なし

コーヒーと紅茶と緑茶の管轄がそれぞれ違うのも不思議。
まあ、コーヒーは全部輸入だろうから、何となく分かる。
でも、ならば紅茶やウーロン茶も同じなのでは？
まあ、緑茶と紅茶とウーロン茶は実は同じ茶葉で、製造の過程で変わるだけ。と耳にしたことがあるので、
紅茶もウーロン茶も輸入でなくとも日本で栽培製造可能なのかな？

とにかく今回調べてみて、飲料水の規定って、案外いい加減なんだ。という事を知った。

ここ数年、良くニュースで耳にする ”異物混入”。
こんな事でもなければ、飲料水は問題にされないんだろうなあ～。


☆　こんなモンクを言いながらも、
　　パウダーでスポーツ飲料を作る時、味が濃過ぎて、水を多めに入れて薄める私がいます。