ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

臓器移植法改正案って・・・

2009年06月19日 12時51分24秒 | 社会の事・・・
臓器移植法案が衆院本会議で可決されました。↓
臓器移植法改正案、解散にらみ審議…参院採決7月以降に)←現在は見れません

私はD案になるのではないか?と予想していたので、この結果は意外でした。
どうせ無責任な議員さん達の事だから、
自分の保身の為に出来るだけ曖昧な物を選ぶかと思っていたんですけどー
(アメリカにも移植を拒否されて、もうそんな事言ってられない状況にまでなってきてたかー
まあ、まだ参院本会議があるので、決定ではないですが、
仮に参院でも決まったとしても、A案にも解決しないといけない問題は沢山あるわけでー
私は ”親族に対する優先提供を認める” と言うのは、如何なものか? と思うー
とりあえずA案になった事で、人それぞれいろんな意見があるとは思います。
ですから今日は、あくまで私個人の考えを記事に書きたいと思いますー

確か、ズ~ット前の記事にも書いた気がするんですけど、
私は ”臓器提供意思表示カード”を持っています。
よく、コンビニなんかにも置いてありますよね。

私の臓器提供の考えとしてー

私の体は、両親から貰った大切な体ー
自分が死んだ時、ただ灰にしてしまうのはもったいない。
まだまだ使える物は必要な人に渡して、最後まで無駄なく使い切ってもおう。
それが、両親から貰った大切な体の有効な使い道だと思っています。

では、今回のA案にある、”脳死は人の死?”という問題に対してー

これは私の希望だけれど、もし私が脳死状態に陥ったら、
私の脳死は死と認めてもらいたいー と思います。
私は、機械で延命治療をしなければ息もしていられなくなった自分の体を、”生きている”とは思わない。
機械を止めたら、そのまま完全に死んでしまう自分を、”生きている”とは思えない。
だから、私が脳死状態になったら死んだとして、臓器移植して欲しいー

あくまでコレら↑は私の考えね。

でも、ウチはヒョロナガとオシメにも、この ”臓器提供意思表示カード”を持たせています。
とりあえずまだ今の段階では、現行の臓器移植法が有効なので、
我が家の子供は、15歳になったら本人の意思で書かせて、持たせるようにしている。
別に内容はかまわない。
カードを持っていても、「臓器を提供しません。」の3番でもいいのだ。
ただ、自分に何かあった時、
自分はどうして欲しいのか?という事を、明確にしておく事が大切だと思うからー
そうする事で、子供にもしもの事があった時、親も決断しやすくなるー

ただ、これが ”0歳から”となると、悩むー
0歳から臓器提供が必要なのは良く分かる。必要としている子供がいる事も知っている。
でも、小さな子供に本人の意思を表示させるのは難しいー
結局は親の判断だー

もし、私の子供達がもっと小さい頃に脳死状態になっていたら、
もしその頃に、”脳死は人の死”が成立していたら、
脳死状態の我が子を目にして、私は自分の子供の脳死を、死と認める事が出来るだろうか?
その子供の臓器を提供する事が出来るだろうか?
その時私はどうするのか?どう決断するのか?
私には分からない・・・
たぶん、その時が来なければ、きっと分からないんだと思うー

自分が脳死の時は、死んだと認めて欲しい。と言い、
子供が脳死の時は、認める自信がない。なんて・・・
私って、自分勝手だなー
残してゆく立場と、残されていく立場の違いかー

でも、だからこそ、やっぱり本人の意思表示は必要なんだと思う!
子供が小さな頃なら、私もかなり悩むと思うけど、
”臓器提供意思表示カード” を子供にそれぞれ持たせている今は、
子供にもしもの事があったその時は、その本人の意思に従うつもりでいるー 


☆ちなみに、子供達に持たせている ”臓器提供意思表示カード”、
 私は、毎年本人の誕生日が来るたびに、新しいカードを渡して書かせているー
 人の考え方は変化していく物だ。ましてや子供なら尚更だ。
 生きて行く上でいろんな経験をし、いろんな知識も得るだろう。
 人間いつ何が起こるかわからない。
 だから、1年に1回は自分の意志を表示させているー

☆もうすぐコデブも15歳の誕生日が来る。
 私は、上の2人の時と同様に、
 コデブの為の、臓器提供意思表示カードを用意しているー