有線放送って・・・（４）

今度は、40代の人なら必ず知ってるであろう人ー。
皆さん、”金八先生”とか、”ただいま放課後”とか、見てましたか～？
トシちゃんとマッチにも会いましたが、この２人の写真は無くなったダンボールの中でした。
（無くなったダンボールの方には、厳選したいい物ばかり入ってたんですよねー）

唯一残っている、たのきんトリオ （うっわ、ふるぅ～い） のメンバー。
それも、まだよっちゃんが、 ”ザ・グッバイ” でデビューした頃です。
　


この時現れた ”ザ・グッバイ” のメンバーは、最低でした。
みんなボサボサの頭をして、酒臭い・・・。
なんでも、前の晩遅くまで皆で飲んでたとかで、寝起きもいいとこ・・・。

この時集まったモニター仲間は、
みんな「失礼にも程がある！」と、カンカンでした。

たかがリクエストモニターとあなどるなかれ！
その日のウチに、各支店のモニター仲間に連絡が回りました。
「ザ・グッバイのレコードはいっさいかけるな！
　リクエストが来ても、レコードがありません。と、断れ！」とー。

ハッキリとはわからないけれど、きっとあの頃、大阪地区では、
”ザ・グッバイ”の曲は店頭でほとんど聞くことは無かったのではないでしょうか？

上司になんと言われようと、かけるレコードを決めているのは私たちモニターでしたからね。

逆に、モニターに好印象を与えた歌手は、いたるところで頻繁に曲を流してもらう事が出来ました。
だから、結構、当時のモニターは、プライドを持って仕事をしていたように思います。

ちなみに、よっちゃんと違い、トシちゃんは、まさにプロでした。
私達モニターと会う日が丁度、大阪でのコンサートの日だったのですが、
飛行機が遅れ、私達と会う時間が無くなってしまいました。
すると、集まったモニターはその場からスタッフにタクシーに乗せられて、
コンサート会場の舞台裏まで連れて行かれました。
コンサートのリハーサルの合間をぬって、わざわざトシちゃんは会いに来てくれました。
そのせいで、コンサートのリハーサルが僅かしか出来なかった・・・。

汗びっしょりで舞台裏まで来たトシちゃんは、思っていたより身長が高かったなあ～。
自分の方こそ、ハードスケジュールで相当疲れているはずなのに、
私達モニターに時間が取れないお詫びをキチンと言って、
コンサート開始時間５分前までサインしたり写真を撮ったりして付き合ってくれました。

私達モニターが”ザ・グッバイ”の曲をかけても、きっとよっちゃんは売れなかったでしょう。
タレントとしての、プロとしての気持ちの持ち方の違いー。
そんな事を感じた出来事でしたー。

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ＰＳ・そうそう、マッチの事はあんまり覚えていません。
　　　確か、あまり時間がなくて、殆んどしゃべらなかったと思いますー。
　　　写真も一緒には撮らせてくれなくて、テーブルから撮った物だけだったー
　　　と、記憶しています。