蒲田耕二の発言

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韓国の親日派

2019-06-10 | 朝鮮半島
報じているのがFNNという名うての右派メディアなので、鵜呑みにしていいかどうかためらいはあるが、例の徴用工判決を否定する韓国人研究者がいるそうだ。

戦時中の朝鮮人労働者は必ずしも強制連行されたものではない、給与は日本人労働者と平等に払われていた、日本は既に補償金を支払っている、等々。

日本ではしばしば語られているが、韓国ではほとんど知られていないこれらの事実を去る5日、文政権の対日姿勢に批判的な保守派団体のメンバーがソウルの中心広場でアピールしたそうだ。韓国では日本と逆に左派が多数派で保守は少数派だから、彼らのアピールはどれだけ勇気の要る行動だったことか。

事実、メンバーの李宇衍(イ・ウヨン)さんには「本当に韓国人か」「売国の極致」等々の罵詈雑言が浴びせられているんだとか。中韓との親善に尽くす鳩山元首相がネットでさんざん罵倒されてるのを見れば、容易に想像できるよな。

「親日」が「犯罪」とほとんど同義の韓国で、このように理性的に善隣外交を訴える人々こそ、日本人と日本政府は大事にすべきだろう。彼らを孤立させてはならない。

ベトナム戦争中の韓国軍の残虐行為を告発しようとした韓国の女性ジャーナリストを、当時のベトナム政府はありがた迷惑扱いしたそうだけどね。

ただし、一つクギを刺しておきたいのだけれど、戦時中の日本が応募にせよ徴用にせよ、朝鮮人労働者に対して完全に人道的だったかと言えば、到底そうとは思えない。だってさあ、これだけ人権意識の向上した現在でさえ、技能実習生制度という美名での奴隷労働が横行しているではないか。

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