日の出も早くなり、気温も徐々に上がり始め、
春が近づいているのが実感できるようになってきました。
やはり今シーズンは例年に比べ雪が少なく、
幾分過ごしやすい冬であるような気がします。
工事の方は、先週発注者の検査を受け、無事引渡しを完了しました。
検査は、まず現場。
図面通りに構造物が出来上がっているか。
コンクリートの仕上がりは良いか。
(見た目で品質の善し悪しが分かる部分もあります。)
橋台、橋脚の間隔が問題なく橋桁を架設できる
間隔であるか等を確認し、すべて問題なく書類検査へ。
書類は、工事の契約や工事内容の変更など開始から終了までのプロセスや
使用した資材の品質、施工中の資材の管理、出来上がったコンクリート構造物の
品質を証明する書面を確認(工事施工中に多種多様な試験を実施しています。)。
また、工事入札時に提案した施工計画が履行されているか。
下請け会社の施工をどのように管理しているか、
支払いは適正に行われているか等を確認しました。
結果、現場、書類共に問題なく仕上がっているということで
無事現場を納品することができました。
この竹浦橋工事は以前もお伝えしたように
当社の工事は基礎の部分のみ。
その後の工事は引き続き行われています。
他所の工事なので詳細はお伝えすることはできませんが、
すでに橋桁を載せる作業が進められています。
早期に開通するべく、
発注者、受注者共に持てる知識や技術を生かしながら
完成また開通へ向け努力しているところです。
竹浦橋完成、開通まではまだ時間が必要ですが、
工事に携わった者としても無事に完成し、
早期に開通できることを願っています。
土木部 1330