軍事板で小さく話題になっていた動画。
【軍事】 アイアンドームで都市部に降り注ぐ砲弾を迎撃成功
アイアンドームというのはイスラエルで開発された対空ミサイルで、
砲弾やロケット弾などを迎撃する近距離用の防空ミサイルシステム。
イスラエルという国は度重なる中東戦争や湾岸戦争で縦深のない国土に数百発もロケットや砲弾を撃ち込まれ、
現在もガザ地区などを巡り武装勢力から度々そのような攻撃を受けることからこのような防御兵器の開発に熱心である。
イスラエル軍は14日に武装勢力ハマスの幹部を爆撃により暗殺。
それに対する報復としてハマスは14日から15日にかけてイスラエルに対し380発ものロケット弾を発射したと報道されており、
イスラエル軍もさらなる報復姿勢を強め大規模な空爆作戦や地上侵攻の準備も噂されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/32/5b040bf4585ffa14b1dacc99c5bd5abc.png?random=3c236b5d26ec35c569a5a454b232e97e)
アイアンドームは2011年より配備されたばかりの新型防空兵器で、
1基には20発のミサイルを装填、射程は最高で70kmほどとされている。
実戦に於いては概ね7割か8割程度の迎撃に成功しているとされ、
配備されたばかりであるが一定の実績がある防空システムであり、
その信頼性は動画中の様子からも見て取れる。
しかし新型兵器であるにも関わらず実戦データが豊富というのは、
敵性勢力に囲まれているイスラエルという国情らしい。
イスラエルとガザ地区を取り巻く情勢はここ最近で特に緊迫している。
安価な砲弾やロケットに対しいちいち高価なミサイルをたくさん打ち上げていては採算取れないように感じるかも知れないが、
ロケットが着弾して建物を破壊したり人命を奪うようなことがあればそれ以上の被害を被ることになるので、
結局はどんな攻撃であっても全力で迎撃するのが正解だろう。
アイアンドームのミサイルは一発が40,000USドルらしいので、日本円で約320万円ほど。
結婚式場ということ、なんだか感じの良い音楽、
そしてアイアンドームの弾頭が打ち上げ花火のように見えることから、
ちょっとムーディーに感じるような・・・とか言ったら不謹慎かな。
飛んでくるミサイルや砲弾を打ち落とすなんて昔は考えられなかったけど、イスラエルの技術はさすがですん。
周辺の人たちが叫んだり避難したりしてないのが意外ですが、現地の人は慣れっこなんでしょうね。
次はなにをやらかすのだろうかあの国は・・・
遠いしね。
>>ジギ
近接信管だね。
第二次世界大戦時の対空砲は命中率が低くただバラまき続けるしかなかったけど、
今や音速以上で飛来する戦闘機やミサイルなども迎撃できるものがあるので、
技術の進歩はすごいのです。
>>SleipniR
そんなニュースあったね。
皮肉がきいてる。
日本だと陸続きじゃないからミサイルが降ってくるのかな?
ミサイルディフェンスは未だ安定してないんだっけ?
そりゃもう誘導兵器が多い。
対地・対戦車・対空・対艦問わず。
本格的な戦争になるならその可能性は高いが、
地域紛争的なものだと本土まで攻撃にさらされるとは限らないので一概にはいえない。
ただし本土攻撃があるなら爆弾かミサイルによる爆撃となる。
MDは未だ課題が多い。