初めてのID、そしてレベル10に

2014-04-08 09:55:11 | The Elder Scrolls Online

クエストをこなしていると、Joeというインペリアルに出会った。
たまたま同じクエストをやっていて、「協力して進めよう」となったのが始まり。
彼は英語圏の人らしいのであまり満足に意思疎通をとれないが、
クエストが終わった後も「他のクエストも手伝うよ」と手助けしてもらった。

初めてのパーティプレイだ!




Joeと一緒に廃船を眺める。
プレートを着込んだ出で立ちはいかにも硬そうだ。

俺がほとんど難しい英語がわからないにもかかわらず、
「ここにスカイシャードあるよ。」
「この辺のクエスト受けてダンジョン潜ろう。」

と色々ガイドしてくれる。
なんでこんなに良い人なんだ!


そんな調子であるダンジョンに潜っていると、
ダンジョン内で別パーティの人たちと一緒に進む感じに。

このゲーム、こういうのあるよね。
雑魚を倒すにもボスを倒すにも、
通りすがりの人がよく協力してくれる。
俺が今日までソロでやってこれた理由の一つである。

まあすぐに死んだりするゲームだから、お互いの為にといった面があるのかもしれないし、
またTESO自体が他のMMORPGみたいにmobを独占的に倒してEXPやアイテムを稼ぐゲームではないというのもあるだろう。
あくまでもmobはクエストをこなす上での障害であって、排除できれば誰が倒そうが問題ない。
だから自分がmobと戦っていると加勢してくれる通りすがりの存在が嬉しかったりするのだ。

故に、ダンジョンの奥地へ進んでボスを倒すのは独力じゃなくてもデメリットがないので、
パーティプレイしているグループにソロプレイヤーとか、他のパーティがくっついてたりする。
ここは他のMMORPGにはあまりない部分だなあ。
だいたいのMMORPGだと他のプレイヤーが近づいてくると「獲物がとられるから邪魔だ」ってなるので。
このゲームでは基本的には共闘としてポジティブな行為なのだ。
俺もソロの時はよくそこらの人にくっついていったりする。



↑ダンジョン内で出会った美人さん。
両手剣なんて持っちゃって、やはりノルドの女はたくましいな。

いくつかのクエストをこなすと、レベル10になった。
おお、やった、これで俺もシロディールに行けるぞ!!
戦争に参戦できる!!
Joeも「おめでとう!」と言ってくれた。


そして「インスタンスダンジョンに行かない?」と誘ってくれたので、話に乗ることに。
ほお、そんなものもあるんだね。
インスタンスダンジョンとは、普通のダンジョンのように他のプレイヤーとは出会わない、
自分のパーティのみの力でクリアを目指すMO形式のエリアである。

たいていのMMORPGでは上級者向けのコンテンツで、
綿密な連携とかが必要になると思うのだけど、
初心者の俺が行っても大丈夫なのかな。
ってもまあゲームサービス自体が開始されたばかりなのでみんな同じようなものか。
インスタンスダンジョンにも相応のレベルといったものがあるだろうし、
Joe自体がレベル11だから初心者向けのものに違いない。

Joeが全体チャットで呼びかけると、新たに2人が参加し、
合計で4人パーティとなった。




そのうちの1人をよく見たら、エルフの耳に黄色い肌、これはダークエルフではないな?
もしかするとハイエルフじゃないのか! Altmer!
Skyrimではサルモールとしてけっこう嫌われてる種族だね。
魔法に長けてる種族で、この人も魔法使いっぽいし、きっと正解だろう。

珍しい!
このゲームでのハイエルフは俺たちエボンハート同盟とは敵対勢力の設定なので、
戦場エリア以外でそうお目にかかることはないはず。
俺は初めて見たよ!!

サービス開始前から予約していた人は、好きな種族で勢力に縛られないという特典があるらしいので、
きっとこの人はその特典を使ってエボンハートに所属しているのだろう。
4人目の人はダークエルフなので、このパーティは、インペリアルとダークエルフとノルドとハイエルフで構成されてるのか。
Skyrimに於いては帝国とストームクロークは敵対だし、サルモールも険悪な第三勢力だし、ダークエルフは差別の対象だったしで、
種族だけ見ればすごく仲が悪そうなんだけど、まあその4人がパーティを組んでるからこそむしろ平和的なのかな。
人種差別なんてなかったんだ!
ウィーアー・ザ・ワールド!




ダンジョン攻略そのものは、とてもむずかしかった。
まず今までは基本ソロだったこともあり、
絶対に多勢を相手にしないという原則で戦ってきたのに、
敵mobの数が多すぎてカルチャーショックだった。

いきなり4人で多勢を相手にし・・・それでもパーティプレイだったら強いもんだね。
油断しなければ相互のサポートでけっこうな数を相手にできることがわかった。
っていっても突っ込みすぎて死んだりしたけど。
仲間に「前に出過ぎるな!」と注意された。

少しやっているうちに、集団の中での自分という存在について、役割を見出し始める。
やっぱりガシガシ殴って避けてしてれば良いだけのソロプレイではなく、これは集団対集団の戦いである。
各々には相応の役割というのが求められるらしいことがわかって・・・
つまるところ俺の役割は、とりあえず大剣持ちってことでエリア攻撃かなと。
複数敵に対して同時に斬り付けることと、あと仲間に食いつこうとしてる敵をふっ飛ばしたりとか。

ただ俺は柔らかすぎるらしく、魔法戦士にもかかわらず、立ち位置としてはほぼ後衛であった。
いや、もしかしてこのゲームは単に死にやすいだけで、
俺程度の防御力でもそりゃ後衛陣に比べれば硬かったりもするのかな?
もう少し避けたりブロックしたりを有効に使うべきか・・・。

プレート鎧に身を包んだJoeは流石に硬そうでタンク役だったが、よく死んでたし、
やっぱこのゲーム自体がすぐに死ぬバランスなだけなのかも。


そしてボス的なのが出てきて・・・全滅させられる。
5回ぐらい挑戦し、全敗を喫す。
あれやこれや改善しながらだったのだけどもだめだった。
全然クリアできそうにもないので諦める方向に。

いやー、でも楽しかった。
難易度が高くてやりごたえがあるね。
やっぱりソロと集団じゃ動きが変わるもんだ!


レベル10になったということで、
近いうちに戦場からのレポートを届けられるかも!
ご期待ください。