クラン員のpesくんとryuzakiもChivalryを始めた。
pesくんはけっこう上手で、始めたばかりなのにスコアトップを連発、
トップの人しかなれない王様も体験するという才能っぷりである。
王様はあるMAPの特有ルールで、スコアトップの者がなり城の奥で待機する。
味方チームは王を守れば勝ち、敵チームは王を殺せば勝ちである。
これは護衛部隊の実力もさることながら、王様自身の判断力や逃げ足、
時には戦闘技能も重要となる。
だからトップの人が王様になるんだろう。
王様になった俺の護衛についてくれるImoutup。
実際に王様になってみると、敵の軍勢が城門を突破し、
自分一人のみを殺しにめがけて突撃してくるっていうシーンはかなり怖い。
味方兵たちが勝ってくれるよう祈るも、突破されたのを見たときに自分の中で決める覚悟。
敵の気迫に押されずに自分も剣を持ち、戦い逃げまわるも、次第に追い詰められ…
ゲームでこれだけ怖いのだから、実際にこのような場面に際した中世の王族の人たちは本当に怖かったと思う。
Chivalryをプレイしていると色々な剣技を目にするが、
アクションの自由度があるだけにそれぞれのやりやすいスタイル、そしてコンボや技などがある。
しゃがみを活用する人とか、待ち態勢で迎撃する居合道の人とか、ガシガシ力任せにいく人とか。
派手な大技では、走ってからジャンプして上空から振り下ろす人とかよく見る。
けっこう当たるようだ。
最近はセール中ということもありかなりの人口が流入しているようで、
以前とは戦闘スタイルの流行が変わってきている気がする。
前は重装鎧を纏ったナイトが多かったが、最近は日本サーバーで軽装の戦士をよく見る。
やっぱりスピード重視でテクニカルに戦うのは日本人好みなんだろうか。
上手い人はけっこうよく避けてくる。
軽装戦士に限らず、上手い人とのDuelは面白い。
集団戦のさなかでもふと強いやつに当たる時があり、
お互いに避けるし防御もするのでなかなか勝負がつかない。
こういうのは集団戦では時間の無駄で、さっさと他のターゲットに切り替えた方が良いのだが、
しかしお互いにその楽しさがわかっているからか、そういう気にさせるゲームだからか、とにかく決闘してしまう。
そしてお互いに一撃を弾き合うたびに「こいつできる・・・!」とかたぶん思ってるんだ。
防御が上手い相手だとそれを逆手にとり、
武器を振る>フェイントでキャンセル>相手は反応して防御してしまう>蹴りを叩き込む>斬り殺す
といったコンボなどは上手く使える。
しかしさらに上級者はそれすらも見切ってくるので、まさにそういった読み合いが楽しい。
あと俺などはハルバード使いなので、当然そのリーチを活かす戦い方をしているが、
そのリーチをさらに伸ばしたりするのにはやはり足である。
突きなどはリーチを最大限に活かせるようで、単調なので慣れた相手には防御されやすい。
しかし右から左に薙ぎ払うときなどは、振りかぶり開始で敵に近づき、振り終わりぐらいでリーチスレスレで敵に掠め、
そして振り終わるときにはもう後ろに下がっている。
などと足のフットワークとタイミングを上手く使うと、敵は「え、ここまで攻撃伸びてくんの!?」みたいな感じでよく当たってくれ、
また敵の反撃時には既にもうリーチの外にいることになるので完全なアウトレンジができる。
やはりギリギリを掠めるのがコツで、最小限の斬撃である。
シグルイの虎眼流も最小限の斬撃で殺す流派らしいが、作中の「三寸も斬れば人は死ぬのだ」の通りである。
あとは半回転斬りの要領で、薙ぎ払うときに振りかぶり開始時は敵に背や側面を向け、
振っている最中にこれまたギリギリ敵に当たる方向へ向くと、敵は不意をつかれよく当たってくれる。
なにせ技に工夫の余地はいくらでもあるのだ。
Chivalryはとても面白い。
絶賛セール中で15ドルぐらいでプレイヤー人口も多いので、
連休で暇してる人たちは試してみて欲しい。
本当によくできたゲームだ。