ドムに乗り換えてみて感想

2012-10-29 17:36:18 | 機動戦士ガンダムOnline

本日の機動戦士ガンダムオンライン。




ドムの開発に成功。
これは陸戦用に装甲を分厚くした重モビルスーツであり、
ホバー走行により地上ではそれまでのザクやグフなどとは比較にならない機動力を達成した。
一年戦争後期に於ける、ザクに代わるジオン軍の主力汎用モビルスーツだ。
そのパフォーマンスを確認するべくさっそく実戦投入してみる。




実戦における使用感としては、機動力はさすがのものと思われた。
ザクなどの歩行タイプと比べるとホバー移動はさすがに速く、
この機動性能を活かした切り込み戦術が有効と思われる。

武装は標準のバズーカにヒートサーベルだが、
拡散ビーム砲は取り外してマシンガンに換装してある。
中距離での射撃戦にもある程度対応できることが狙いだが、
汎用性は高まった反面ドムであることの必然性は薄れた気がする。




ヒートサーベルによる切り込みは強力だ。
機動力も相まって素早い切り込みが行えるので、
敵軍の前線に突撃し2機3機を切り捨て撃破して、
囲まれる前にささっと味方の戦線に後退できるような局面もあった。
まさにドムの運用ここに極まれりである。

ただしこのゲームの最大の問題はラグである。
大規模戦ゆえか未だに解消されたとは言いがたく、近接戦闘に於いてラグは一層甚大な影響を及ぼす。
その為に依然このような高機動モビルスーツの性能を100%引き出せているとは言い難いだろう。
また近接戦闘の当たり判定もけっこう厳しいようで、慎重にやらなければ空振りすることも多い。

しかしその高機動さと高火力の武装、優れた格闘戦能力はどのような局面でも戦え、
特に入り組んだ市街戦などはザクよりも圧倒的に優位性があるように思われた。


概ね良いことばかり書いたが、使用してみてのデメリットも浮上した。
というのもやはりドムは高機動さがウリのモビルスーツであり、
特にこのゲームに於いてはどちらかというと格闘戦能力の方に比重が置かれているので、
個人的な戦闘スタイルに合っていないモビルスーツだということが判明。

というのも俺が得意とするのは中距離での射撃戦であるので、
その距離に於いてドムは決して弱くはないが、ドムを完璧に活かせる場面でもない。
バズーカは直撃すればかなりのダメージを与えられるが、中距離での差し合いの中で直撃はなかなか難しく、
また爆風範囲がザクのそれに比べて大幅に減じられている気がする。
つまり単に俺の得意とする射撃戦だけで言うならドムよりもザクの方が武装的に向いているのだ。

ドムならば中距離で撃ち合い、その軌道性能で隙あらば切り込みまた離脱するという、
まさに高機動モビルスーツといった戦術も有効ではあるだろうが、
現状ではラグに阻まれてそのような活躍も難しく思う。


といったところで、個人的な戦闘スタイルにドムは完全には合致していないが、
それでもやはり市街戦などではザクよりも適正が高く感じられ、
またラグの解消や今後のバランス調整によっては十分に感覚は変わってくるだろう。