Operation Flash point2: Dragon Rising
Operation Flash Point2: Dragon Rising(以下OFP2)は、リアル性を追求した現代戦の軍事FPSの続編。
果てしなく広大なMAPに様々なユニットが配置され、リアルな戦闘が繰り広げられるのが特徴であり、
前作OFPは戦場シミュレーションとも呼ばれ、バージョンアップしたものが実際に軍隊で訓練に採用されている実績を持つ。
リアル軍事系FPSの代表格ともいえるシリーズ。
発売は2009年中とだけ発表されており、発表どおりならば、前作OFPの発売は2001年なので8年振りの続編ということになる。
(尚複雑な事情がからむが、2006年に発売されたArmed Assault(以下ArmA)もOFPの続編である。
いざこざからOFP開発チームBISがパブリッシャーであるCodemastarsから離脱し、独自にOFPの続編をArmAとして開発。
Codemastars側もOFPの正当な続編としてOFP2を開発、といった経緯がある。
ちなみにArmA2も2009年上半期の発売を発表している。)
OFP2では実質の開発チームであったBISが離脱したことで、OFPのゲーム性が変更されているのではないかというファンの懸念の声も少なくない。
OFPは非常に泥臭い戦場FPSであり、プレイヤー層もかなり絞られたものとなっていたのだが、
OFP2はカジュアルプレイヤーにもプレイできるものにすると明言されているのも懸念材料の一つだろう。
一応、発表では従来のリアル性を損なわない方向で開発しているようだ。
OFPのゲーム性というのは、200メートル先の豆粒みたいな敵に照準を合わせ撃ち合うのが普通の戦闘であり、
広大なMAPで遠距離戦が多発するので慣れないうちはどの方向から撃たれているのかもわからない。
歩兵で装甲兵器と対峙するのは危険きわまりなく、草むらに伏せて銃弾の下を這いずり回り、
ミッション内容によっては自分は何もせずに、いつのまにかほとんど味方AIが片付けてくれていたり、
または迎えに来るはずの輸送車が道中でなぜか敵に撃破されてしまい仕方なく徒歩で次の目的地に向かうことになったり・・・。
(設定された演出ではなく、ダイレクトにこういう事態が発生する可能性が常にある。)
まぁそういうOFP特有の持ち味や自由度が失われてなければいいと願う。
結局、OFP2もArmA2も両方とも買っちゃいそうだ。