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久々にRed Orchestra2

2012-08-07 22:23:36 | Red Orchestra

最近クラン員のimoutuptoppoと一緒にRed Orchestra2をプレイしました。
PCゲームプレイ自体が物凄く久々なだけでなく、
RO2自体も様々なアップデートにより大幅に変化しており、
とても楽しくてテンション上がった。


塹壕の中から遠方の砲撃炎を観測する

主にプレイするクラスはコマンダー。
やはり指揮役が性に合ってる。
攻撃すべきポイントを選定し、兵士たちの為に煙幕を展開し、
自らが先頭に立ち煙の中に突撃する。
立ち塞がる敵兵をMP40やPPshなどの短機関銃で薙ぎ払い、
拠点を奪還しようとする敵軍部隊の頭上に砲撃の雨を降らせる。


屋内の窓枠から外の敵兵を狙撃

やはり第二次世界大戦は良い。
発売当初は評判が悪かったこのRO2も、ようやくユーザー作成のカスタムMAPなどが登場して俄然面白くなってきた。
あとは前作同様に多くの兵器とMODが作られれば、世界観にもさらに奥行きが出てくるだろう。

やっぱりリアルよりもゲームだな。
とりあえずティーガー戦車とパンター戦車を早く。

8,8cm高射砲の威力

2012-05-01 20:02:35 | Red Orchestra

この間クラン員と共にRed Orchestraの西部戦線MOD、Darkest Hourへ出撃。
yukky,moja,imoutup,Jakiganの4人で1個分隊を形成しての作戦であった。
時は1944年、ノルマンディーから上陸し侵攻してくる英米連合軍より、フランスのある丘陵地帯を防衛せよとのこと。

M4シャーマンやクロムウェル戦車、そしてハーフトラックなど、
装甲車両で編成された機械化歩兵部隊で進撃してくる連合軍に対し、
我がドイツ軍は2輌のハノマーグ兵員輸送車と1輌のIII号突撃砲のみ。
非常に心もとない陣容であるが、装備の質的劣勢の前にも尚ドイツ軍歩兵部隊の士気は高い。
他のドイツ軍歩兵に混じり、我がKoDoKu分隊も意気軒昂である。


この戦場は開けた地形で見渡す限りの平野が続き、
要所に橋や町、そして森や丘が点在している。
装甲部隊に対して歩兵部隊による防戦が向いている地形ではないが、
丘の上に8,8cm高射砲が2門設置されている。




ドイツ軍の8,8cm高射砲、ドイツ語では通称「アハトアハト」。
第二次世界大戦初期から活躍する最も著名な砲で、高射砲でありながら対戦車火力も随一である。
ロンメル将軍がフランス戦やアフリカ戦線でこれを効果的に用いて、イギリスやフランスの重装甲戦車を撃破し有名となった。
連合軍兵士たちからは「88mm」と恐怖され、ドイツの大型火砲を見てはなんでも「88mmだ!」と言ったという。



これが見開いた視界の大きなアドバンテージになり・・・
丘の上から2門の8,8cm砲と1輌のIII号突撃砲が、接近してくる敵の装甲部隊に対し火を吐き続ける。
そのうちこの丘に敵の集中砲撃が降ってきて高射砲要員は死傷するも、高射砲自体は健在。
代わりに俺がこれに取りつく。

先行した分隊員のJakiganが俺の眼となり、敵の車輌位置を報告してくれる。
俺はその報告をもとに警戒し、接近してくる敵のM4シャーマンを撃破、また1輌のハーフトラックを撃破した。
このハーフトラックには敵の歩兵部隊が満載されていたようで、キルログには7人の死亡報告。
それを見てチームメイトたちが「nice shot!」「good job!」などとチャットで沸き立ちテンション上がる。


きっと続編のRed Orchestra2に足りないものは、この盛り上がりと臨場感だな。
戦車が主砲を発射したとき、機関銃を掃射したとき、敵の戦車を1輌撃破したとき、
それぞれに迫力と爽快感がなく全てが軽い。
それがプレイしていてテンション上がる場面がないことにつながっている。
だから旧作のRed Orchestraに人が戻ってくるんだ。
こちらは全てに重厚感と迫力、空気の破裂と、1輌の戦車の重みが伝わってくる。
兵器の種類も多いし。


関係ないがクラン員のJakiganが機動戦士ガンダムオンラインのクローズドベータテストに当選しており、
まあ100人ぐらいで対戦できるガンダムゲーなわけだけど、意外と面白いらしい。
PCのガンダムゲーってあまり良作ないから、実はあまり期待していなかっただけに意外だ。
早くプレイして軍事物としてオデッサ作戦の総攻撃を指揮とかしてみたい。

RO:Oで戦車戦のVC連携動画をアップ

2012-03-26 20:15:17 | Red Orchestra

こんにちは、ゆっきぃです。
前回のMW3ソロプレイ動画 で同情票を集めることができたのか、
なんとクラン員と遊ぶ機会ができたので今度は協力プレイ動画をアップします!
(クラン員なのに何故か一緒に遊ぶことが珍しいみたいになってるのは俺の孤独さ故です。)

そして動画を撮ったのはRed Orchestra
リアル系の第二次世界大戦FPSで、それも戦車戦の様子を撮影してみた。
クラン員のJakigann氏と共にドイツ軍のティーガー戦車に搭乗し、
ノルマンディーから上陸した英米連合軍の機甲部隊を迎え撃つ!


【RO:O】戦車戦でクラン員とVC連携


さすがティーガーだ、何発撃たれてもなんともないぜ!
かなり重戦車の装甲と火力のアドバンテージを実感できる戦闘だった。
ティーガー戦車乗りのエース、ミヒャエル・ヴィットマンのように戦った。
この戦車戦の重厚さ、そして操縦手と砲手の連携は、Red Orchestraでしか味わえない。

Red Orchestra2: Heroes of Stalingrad ベータテストレビュー(2)

2011-09-04 19:36:14 | Red Orchestra

前回分の続き Red Orchestra2: Heroes of Stalingrad ベータテストレビュー(1)



今回は戦車戦について。
戦車戦は基本的には前作とあまり変わりないが、やはり色々な仕様変更が入った。

とりあえずグラフィックが美麗になったことの恩恵を受け、
戦車は迫力や重量感があり、とても雰囲気が良くなった。
しかしそれと同時に、瓦礫などをバックにおいた戦車は迷彩効果を発揮したり、
またはMAPに置かれてるオブジェクトかプレイヤーの戦車かが見分けがつきにくかったり、
それらの要因で、遠距離から敵戦車をけっこう発見しづらくなった。
まあグラフィックが良くなったことの副次的効果なので、ここは良いだろう。


一番変わった点は、戦車兵は戦車の中でリスポンするようになった。
そして戦車からの脱出もできず、ようするに、
戦車兵の徒歩状態そのものが削除された。
戦車兵は常に戦車に乗っている。

自分の戦車にはロックを掛けることができ、
ロックすると他の戦車兵が同じ戦車には乗れないようになった。
これで前作のような、自分が砲手で照準をつけている間に勝手に操縦席に乗り込まれ移動されるとか、
そういうことがなくなり、またフレンドと一緒に同じ戦車に乗りやすくもなっただろう。

あと常に自分の他にAIが搭乗しているようになった。
つまり自分が操縦席なら砲手・車長・機銃席にはAIが乗っており、勝手に主砲や機銃で攻撃してくれるし、
自分が砲手の場合はAIに指示を出して操縦してもらうこともできる。
これで戦車に一人で乗ったとしても、前作に比べればその戦車の能力を存分に発揮できるようになった。
ただAIはそこまでかしこくはないので、プレイヤーと乗ったほうが強力なのは違いなさそうだ。


車長と砲手の役割が分かれた
つまり自分が車長として上部ハッチから上半身を出して双眼鏡で索敵してる間は、
砲手が敵戦車を撃ってくれるというわけである。
これは便利でも不便でもあり。

ただ車長と砲手の分担は戦車に依り、例えばドイツ軍のIV号戦車なら分かれてるが、
ソ連軍のT-34戦車なら車長と砲手は1人で兼任なので忙しかったりして、
ここらへんは現実の各戦車の設計と運用方針を踏襲している。


弾種換装が簡易になった
ここが唯一許せないところ。
つまり前作では、HE(榴弾)AP(徹甲弾)かは事前に装填しておかなければならなかったのが、
今作からは、砲弾が装填さえされてれば、HEでもAPでも瞬時に切り替えてどちらでも発射できるようになった。
戦車は全体的にリアリティーを向上させる方向性で仕様が追加されてるのに、
ここだけかなりカジュアルになったのは残念な部分で、
ぜひとも前作同様の仕様に修正してほしいところだ。




他にも、戦車の部位ダメージが細分化され、被弾により主砲だけ故障したり、
砲塔が回らなくなったり、色々な異常状態が実装された。

戦車戦に関しては前作よりも多少難しくなった感はあるが、まあ基本的な楽しさは変わっていない。
相変わらずFPSにおいては随一のリアリティーと重厚さがあり、
この戦車の存在感と楽しさは、他のどのFPSでも決して味わえないものだ。

ダメージ感覚としては、戦車砲に対しては多少硬くなり、
歩兵の対戦車武器に対してはちょっと柔らかくなり、
油断すると敵戦車よりも歩兵によくやられるようになった気がする。
バランス調整が行われるかもしれないけど。

現在はIV号戦車とT-34戦車しか実装されていないが、
これからアップデートが進んだりユーザー製作MODが増えたりして熟成されれば、
IS-2やティーガー戦車、パンター戦車など前作にあった多種多様な戦車や車両が登場するようになるだろう。
それが楽しみでならない。


RO2全体としても、やはりグラフィックが美麗になり迫力が出て、その分のポテンシャルは感じるので、
前作同様に西部戦線や北アフリカ戦線MODなども出たらとても面白くなりそうである。
これからの熟成に大きく期待したい。

Red Orchestra2: Heroes of Stalingrad ベータテストレビュー(1)

2011-09-01 22:01:40 | Red Orchestra



とうとう、かねてより待ち望んでいた、
Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad (RO2,RO:HoS) のベータテストが開始されました。
Red Orchestraは第二次世界大戦の東部戦線を舞台にしたリアル系軍事FPS。
当ブログにもカテゴリがあるので詳しいゲーム概要はそちらを参照。
今回のRO2は最新作である。

とりあえず既に前作をプレイしたことがある人向けに簡潔に違いを書く。




まずグラフィックが美麗になったこと。
これは良い、グラフィックが向上したことであらゆる面での臨場感を向上させているし、
戦車や建築物、銃などの質感も上がって迫力が出た。

制圧システムが実装。
前作からあったけど、前作よりもさらに著しくわかりやすいものになった。
近くで何かが爆発する、近くを銃弾がかすめる、近くで味方が死ぬ、
などでキャラは恐怖を感じ、視界がぶれたりかすめたり、
暗くなってさらに視界が狭くなったりもする。

カバーシステムが実装。
Gears of WarをXBOX360などでプレイしたことある人にはわかりやすいけど、
壁や土嚢などの遮蔽物に張り付いてカバー状態に入ることができるようになった。
この状態から素早く射撃>隠れる動作ができる。

またカバー状態からのアクションとして、ブラインドファイアが実装。
これは要するにめくら撃ちで、頭を出さずに銃だけ出して撃ちまくること。
ボルトアクションライフルでもできることはできるが、当然あまり意味はない。
しかし短機関銃などの小回りが利き手軽に連射できる銃で、
例えば建物に侵入する際に窓や入り口から中に乱射してから突入などやると良い。
屋内戦では使いやすく、映画みたいなアクションにも写り、
そして実用性もありけっこうこれでkillできたりして、良いシステムだった。

MAPに重機関銃とかの設置兵器があり、それを利用できるようになった。
まあ、あっても無くてもどっちでも良いかな。
これから出てくるMAPによっては臨場感出てくるかもしれない。
トーチカに常に重機関銃が据え付けられてるとかね。

立射状態での照準のぶれが圧倒的に少なくなり、立射でも当てやすくなった。
個人的に微妙に思っているところ。
手軽にテクニック次第で敵を殺せるようになった反面、FPSの腕の差が出やすくなっており、
Counter StrikeCall of Dutyチックになった感がある。
Red Orchestraの良さってのはそういうスポーツFPSではなく、
なかなか敵を殺せない、自分一人が頑張っても英雄的活躍は難しい、
そういう戦争としてのリアリティーにあったと思うんだけど。
その点からいって、立射で当てやすくなる=FPSの腕の差が今まで以上に出る、
ってのは必ずしも歓迎されるものではないように感じた。
ただCSやCoDなどのスポーツFPSには慣れているが戦争FPSの難しさに慣れていない人からすれば、
ストレスは感じなくなったので、大衆向けになったといえばそれまでだろう。




特に上記の立射状態の当てやすさに関しては、MG34などの軽機関銃で顕著であり、
立射状態での機関銃が使いやすすぎてかなりカジュアルに。
重いMG34を振り回して突撃し、敵と遭遇すればババババッと掃射して、
という前作では考えられなかったランボーのような挙動を機関銃手が行えるようになった。
これは100%間違った方針と言わざるを得ない。
修正が入ることに期待しよう。

ただ軽機関銃に関しては良い修正もある。
従来通り、軽機関銃を二脚で地面や土嚢などに設置して射撃した場合、
前作のようにほぼ無反動という感じではなく、
跳ね上がりを抑えつけながら射撃するような感覚になった。
これはリアリティーと、そして"機関銃を撃ってる感"が出てとても良い。
あと設置した後は前作だと解除しないと自由に動けなかったが、
今回は設置したまま移動して位置をずらしたりもでき、これも良い修正。

ただ機関銃に関しては音が絶望的ともいえるぐらいにしょぼくなった。
射撃音がとても小さく、前作のような、
近くで機関銃が射撃開始した時の圧倒的な音量と圧倒感、
耳をつんざめき他の音がなにも聞こえなくなるようなことはなくなった。
プレイしやすいようにだろうか、でもその存在感こそが良かったはずなのに。
ここもぜひとも修正してほしい。


というように歩兵戦部分に関しては、全体的にカジュアル寄りになった感が否めない。
リアリティーが向上した部分もあるが、それ以上にカジュアルなバランスになったと思われる。
HUD情報が増え、ミニMAPなどが実装され、離れた場所にいるプレイヤーキャラの名前が表示されるようになったことも一因。
Red Orchestraといえば敵と味方がどこにいるかわかりづらく、誤射しやすいという特徴があったが、
名前が表示されるようになって誤射は減ったように感じられ、ここもリアリティーに貢献していたので残念な部分だ。
ゲームとしてはプレイしやすくなったのかもしれないけど。
あとこのへんはサーバー側の設定でだいぶいじくれるのかもしれない。

あとシンプルだった前作に比べ、今作から画面の情報量が増えすぎて、
ちょっとごちゃごちゃしてて見づらくなった。
慣れたらそんなことないのかもしれないけど、画面がやかましすぎるように感じた。


ただネガティブなことも書いたが、歩兵戦で良くなった面も確実にある。
歩兵の動きがスムーズになり、窓枠を飛び越えるなどの動作もかなり素早くなったので、
アクションゲームみたいになるが、一気に窓から飛び込んで突入!とか前作にはなかった勢いがある。
これにより、
窓から手榴弾を投げ込む>ブラインドファイアで室内にめくら撃ち>窓から飛び込む
など映画のような派手な屋内戦が展開できるようになり、
スターリングラードなどのような市街戦の面白さは増すだろうと思う。


ここには書いていない細かな追加仕様もあるし、
またこのベータテスト期間でバグfixなどはかなりの速度でやってるので、
もしかしたら不満に思った仕様変更も望めるかも知れないね。




長くなったので、戦車戦に関してはまた次の記事で書きます。

Red Orchestra2: Heroes of Stalingrad ベータテストレビュー(2)