Marantzブランドは今でも続いてますがここでの「Marantzのアンプ」とは私の独断で「Marantz Audio Consolette」から「Marantz model 10」(アンプぢゃないけど)までとします。というのはMarantz社の創立者ソウル・B・マランツが関わったのがここまでだったからです。完璧な製品を求めるあまり経営は火の車となりその後は他社に吸収されてしまい、ソウル・B・マランツは社を離れることになります。Webで見るMarantzの歴史については皆ほぼ同様の記述ですが簡単に述べてみますと
1951年頃自分のために製作したプリアンプ「Audio Consolette」が評判を呼び、友人からの受注が400台(!)にも達したため1953年にMarantz社を設立して対応した。当時のEQカーブはレコード会社によってバラバラであったため対応できる高性能プリアンプが求められていた。やがてEQカーブはRIAAに統一され、「Audio Consolette」も「Marantz mode 1」へと進化していく。そしてMarantz社にシドニー・スミスというエンジニアが入社し以降Marantzのメインアンプを一手に開発することになる。(ソウル・B・マランツはメインアンプの設計はしなかった。また「Model 10」はセクエラが開発、設計した。)
これらのアンプで一番有名なのはやはり「Marantz model 7」でしょう。1958年に発表されLPレコードのステレオ化にいち早く対応したプリアンプで一般に「model 7」といわれるのは「model 7c」(ということだがいつから7から7cに変わったかはわかりません)「model 7c」は1965年までの長きにわたり13000台も製作されたので使用されたパーツなどにも変遷があります。webでもかなり詳しい解説がされていて興味深く読ませる。それに加えて神格化された表現や骨董的価値も相まって一種独特な世界を作っている(という印象)。そして昨今の高騰具合には驚かされます。(この価格でホントに流通しているのだろうか?とおもわせる凄いのもある)
私自身もMarantzのアンプには長い間関わってきてます。今回しばらく遠ざかってしまった事情もありメインテナンスを兼ねてちょっとお勉強してみようと思います。
1951年頃自分のために製作したプリアンプ「Audio Consolette」が評判を呼び、友人からの受注が400台(!)にも達したため1953年にMarantz社を設立して対応した。当時のEQカーブはレコード会社によってバラバラであったため対応できる高性能プリアンプが求められていた。やがてEQカーブはRIAAに統一され、「Audio Consolette」も「Marantz mode 1」へと進化していく。そしてMarantz社にシドニー・スミスというエンジニアが入社し以降Marantzのメインアンプを一手に開発することになる。(ソウル・B・マランツはメインアンプの設計はしなかった。また「Model 10」はセクエラが開発、設計した。)
これらのアンプで一番有名なのはやはり「Marantz model 7」でしょう。1958年に発表されLPレコードのステレオ化にいち早く対応したプリアンプで一般に「model 7」といわれるのは「model 7c」(ということだがいつから7から7cに変わったかはわかりません)「model 7c」は1965年までの長きにわたり13000台も製作されたので使用されたパーツなどにも変遷があります。webでもかなり詳しい解説がされていて興味深く読ませる。それに加えて神格化された表現や骨董的価値も相まって一種独特な世界を作っている(という印象)。そして昨今の高騰具合には驚かされます。(この価格でホントに流通しているのだろうか?とおもわせる凄いのもある)
私自身もMarantzのアンプには長い間関わってきてます。今回しばらく遠ざかってしまった事情もありメインテナンスを兼ねてちょっとお勉強してみようと思います。
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