ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 諏訪湖花火大会!!! 』

2023-08-16 11:57:17 | 日記

             

もう何十年続いているだろうか? 8月15日は終戦記念日であると同時に忘れもされない湖上祭 : 諏訪湖花火大会 が開催されてきた・・・ 生まれ故郷が諏訪からやや離れていたので子供の頃の記憶はないが、就職してからこの花火大会があることを知った。と言うのは入社間もない新米にこの日の観客席の招待券が配られた!!! 入社し立ての新米にだぜ~~~?そして、湖上祭なるものを知った。

   花火大会前、湖上の静けさ・・・・

花火と言えば悪餓鬼の頃から知っていたのは親父さんが作るスガレ獲り用の燻し花火とお盆に遊ぶ線香花火位だった。 それでも花火には興味があり、スガレ獲りに使う『燻し花火』には大いに興味があった!!! 親父さんが時折作る『燻し花火』、当時は戦時真っただ中!!!この花火の材料ですら超超貴重品!!!、我が家ではお宝同等品だった。 燻し花火の材料は、硫黄硝石、そしてカイロ炭だった。 これを乳鉢で磨り潰し、障子紙で捩って太目線香花火の太さにする。 親父さんにとってこの『蜂取り花火』は超超貴重品だった!!! 戦時中という事もあってか硫黄硝石は錚々簡単には手に入らなかったようだ・・・ 近くの薬局に行っても、錚々、簡単には手に入らなかった。この残党が今でも手元にあるが今日これを使うような機会はない・・・

素人にはよく判らないが、硫黄硝石は兵隊さんが使う弾頭の火薬として国家戦略品。一般人には手に入れられない戦略物資だったと聞き及んでいる。蜂取り花火とはこうして花垂らし小僧時代から縁があり関わってきた。『蜂取り花火』の話が出た序に少々触れておこう・・・  もう大分時間が経ち及んだ時代、50歳少し前だったか、Oregonに長期赴任、駐在していた時代があった。当時の余暇趣味は専らゴルフ全盛時代で猫も杓子もゴルフ!ゴルフ!!! 日本中が浮かれていた!!!我とて同じで週末と言えばゴルフによく出掛けていた・・・Oregon のゴルフ場には日本で言う、『キイジス(キオビクロスズメバチ)』がワンサカ居た・・・本当にワンサカ!!!!と言う言葉が当てはまるほど居た。今でもよく理解できないが、標高が超低く精々100m、高くても数百m位の低地にワンサカ居たのだからこの理由が今でもよく判らない。Portlandの商工会のコンペが中部OregonのElkhornと言うゴルフ場で行なわれた。夕方、日が傾き掛けた時間帯最終ホール18番のティーグランドに来た時、目の前を引っ切り無しに蜂が飛んでいた。通い蜂だ・・・ 巣があるな!!!!! 次の瞬間、ティーグランドの土手から噴き上がっていた!!! 勿論、この地では標準的な『キイジス』だ。 未だ過っキイジスのこんなデカイ コロニーに出会った事が無い!!!

数週間が過ぎたある日、日本に出張する機会があった。この時、親父さんから蜂取り花火を手に入れ持ち帰った。 今日だったらこんな芸当は出来ないだろうか? 世界貿易ビル爆破事件以来取り分け花火類の携帯は厳禁だという・・・

数週間して家内が来た。この時、助手として同行して貰い200㎞も遠地のElkhornに出向き見付けてあっあ『キイジス』の巣を燻した。 鎌も無く手掘りだけで掘り上げたが抱える程のコロニーで12~3段もあり、晩秋だったの秋児が4~5枚あつた事を憶えている。。。。。。 その晩煮付けて翌日アメちゃんに食べさせたが誰も箸を出さなかった・・・半面、日本人赴任者が「これは美味しいといい」ムシャムシャ食い潰していた・・・ 花火は花火!!!、これも花火!!! 花火の強い思い出の昔話である。

  諏訪湖花火大会は歳を追うごとに有名にになり今日では20~30万人にと言う人出があり、新潟の長岡に次ぐ程の大人気だという・・・ 中でも、元務めていた会社の『 Kiss of Fire !!!  』と言う、湖面下で尺玉を左右両方向から爆破させながら合体させると言う湖水でなければ成し得ない技の花火がある!!! この花火大会が昨夜あった。この花火を高い山頂から撮影しよう!!!と言う試みを前々から抱き続けていた。

朝からソワソワし時間が来るのを待つ・・・が、生憎大型台風が紀伊半島に上陸しつつあった。 天気予報、大会事務局の開催判断と首引きしながら落ち着かない!!!が、カメラの段取りは全く手付かず… 気の方だけが焦っていた・・・ カメラのバッテリー充電も疎か!!! この機会に!!!と購入した、高級三脚!!! 長いこと使っていなかったので覚えた手法も怪しくなっていた・・・諸準備をしながらこれ等の操作を復習し直す・・・ 夜間出掛けて行って山頂から花火大会を撮るというお恐れ多い考えだ!!! 時々天気予報を見るが花火大会は実行の由・・・ 打ち上げ開始は7時と言うが、初めての試み故、4時半家を出ることにした。 Live Compojit  撮影が出来るカメラを2台と、買い立て三脚も2台用意した。 場所取りは果たして出来るか? そして、天気は?皆、総て負の要因ばかりだ!!!!! 目的地までは我が家から35分で到着できる。 標高1500mに位置する高ボッチ高原の天気は??????目的地に着くと辺りは強い霧で一寸先も判らないほど・・・撮影どころではなかった。広い展望台には数多くの車が並んでいたが、何をしているんだろう? 30分ほど様子を伺っていたが、この山頂から写真撮影が出来る状態ではなかった。 1年間企画してきた諏訪湖花火大会を山頂から撮る!!!この目論見は完全にぶち壊された!!! 生憎の台風のお陰で台無しになってしまった!!! 今企画中の写真集造りのメイン画像の対象にならない!!! 少々愕然となったが、これも宿命!!!!!代替画像撮影を考え直したいが湖上祭を上回る花火等ない!!! 1年間の持ち越しになる!!! 昔々撮った諏訪湖端からの  Kiss of  Fire  撮影技術が未熟で使えるかなぁ~~~?

 

古い画像だがこんな雰囲気・・・ 昨今の花火は7色の金属をふんだんに使い色が派手派手になっているようだ?と感じた・・・そして、今日でも、この花火が一番人気だと解説者が言っていた・・・

 

家に帰り、7時からTV放映を見た・・・ 時代と共に花火の質も上がり、凄い時代になった!!! 今我の  Live Comsit  を使う技術でどうしても挑戦して見たかった… このような可能性を秘めていてくれる・・・

時間は遅いが、今、諏訪湖で20時から小花火を上げてるようだが果たして代替になり得るか? 村祭りの花火もあるが珍奇過ぎてお話にはならないだろう? 又とないチャンスを逸した時間帯となった・・・

 

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     『 毎日続く、熱波:猛暑!!! 』

2023-08-11 10:53:26 | 日記

            

今年の夏は尋常な暑さではない!!! 暑さを通り越し、煮え滾っている!!! 日本ばかりではなく世界的規模で燃え滾っているから大変な事である。連日37℃~40℃という日が続いているのだから大変な事だ!!! 広く、ハワイではオアフ島全土が山火事で消滅したという。遠く、地中海沿岸部も猛暑の日々でギリシャの全土が山火事に出会っているという・・・これがあの広大なカナダでも起きているというから大変な騒ぎだ!!! また、台風やハリケーンが猛威を振るっていて世界各地に大洪水を齎している。沖縄~九州を襲った台風、来るお盆には台風7号が関東~東海道に上陸するという・・・ 世界中で踏んだり蹴ったりの被害が生じていて大変な騒ぎとなっている・・・ これも人間族が引き起こした二酸化炭素のが起因しているというのだから皮肉なもんだ!!! あの分厚い北極や南極の氷が溶けだしているというから大変な事になる。

先日はほんの3~4時間だったが山を散策してくると体が怠く何となく調子がオカシイ!!!37~8度の微熱があり体が非常に怠かった!!! この状態が2~3日続いた・・・ これ以降外出は控え、専ら家に閉じ籠り、転寝と余り価値もないTVを見て過ごす・・・日頃コセコセと動き回る老い耄れ爺だがこうした行動だ出来なくなってしまった。話は変わるが、我が家の庭先も植木類が大分大きくなり歴史的存在感を示し出している。 此処の近くの鎮守の森から流れ込んで来た蝉さん達が子孫を残すようになって様相も大分変ってきた。何時もの年だと、この蝉達がミンミン、ジ~~ジ~~~鳴き立てるのだが、余りにもの暑さで蝉さん達ですら奏で建てられなくて居る・・・ ヘボちゃんに与えている餌を遣ろうと庭に入ると、ミンミン蝉やアブラ蝉の成虫がジ~~、ジ~~~と鳴きながら足元から舞い立っている。その数たるや数匹なんちゅうもんではなく数多いから驚かされる。庭木や雑草にぶら下がっている空蝉の数たるや尋常ではない!!!目の届く範囲にざっと見ても30~40匹は見えるから凄い!!!

まだまだ若かった頃近くの鎮守の森から飛んできたアブラ蝉やミンミン蝉が庭木にたかり鳴き出すと良い光景だなァ~~~と悦にしたりその喜びに浸ったものだった・・・この子孫達が今こうして小さな小さな庭だが賑やかにしてくれている・・・もう少し、涼しくなったら空蝉の数や何処で剥けたか調べようと思っている。軽く見ても50匹は下らない!!!と見ている・・・

数日前の事である。夕方ヘボちゃん観察をしながら餌を与えていると足元に小さな穴を見付けた。瞬間蝉の幼虫:ハイボコが居るな!!!と思った。 こうした観察力は幼くして培われた。

棒で探ると案の定反応があった。やや土を広げると出て来た!!! 『ミンミン蝉』の幼虫:ハイボコだった。まだまだ最盛期前と想像するが、雄だった。 昆虫により違うと思うが、多くの場合、先ずは、雄が先に向けだしてくる。そして約1週間ほどして今度は雌が羽化し出す!!! ヘボちゃんでもそうだが雌は剥け出す数日で交尾体制が整えられる・・・そして、雄が鳴き出すのを待って交尾へと舞台は変わる・・・まだまだ幼い頃、国民学校に上がる前だったが蝉さんのオツルミは何回も見て来たし、雌が産卵管を立てながら栗の木に産卵している光景に出会ったことがあった。この蝉ちゃん、何でお尻を持ち上げながら木に傷を付けているんだろう? そしてよくよく見ると傷の後には小さな小さな卵が産み付けられていた!!!!! 後にも先にも数多く居る蝉さんの産卵風景に出会ったのはこれ入りしかない!!!それ程貴重な自然界のお宝だった!!!

庭先を歩くと、彼方此方からジリっ!!!と鳴きながら飛び立つ雄の蝉が居るが同様、雌の蝉さん達もこの庭で産卵剥けてきたことだろう・・・ ここ4~5年、ヘボちゃんを飼育している庭先で蝉の幼虫:ハイボコの抜け出た穴の数に驚かされている。30~40個の抜け出た穴ボッコが賑わしている。。。もう20~30年も前になるだろうか?最初にこの抜け穴を見たのは柿の木の下だった!!!そして偶然にも杉丸太で蝉が逆さになり脱皮:剥け出していた。して次の瞬間、まだまだ明るかったのでヘボちゃん働き蜂がこれを見付け齧りを入れた!!! 脱皮中の蝉は実に弱い!!! 見る間に齧られた傷から体液が流れだした・・・ 蝉さんには可哀そうな事をした!!!と思う傍ら、ヘボちゃんにアッパレ!!!!を入れた。。。。

 こんな光景自然界でも錚々みられるものでもない!!! 決定的瞬間!!! 急いでカメラを持ってきて、シャッターを切るも、当時、まだ未熟でいいアングルから撮れていなかった。 後で悔やまれて悔やまれて仕方なかった・・・ 今日ではこの柿の木の下より梅、高野槙、ヤマボウシの下の方が大産出地となっている・・・何か産卵のし易さだとか?幼虫時代、このんで食す樹液に起因しているのかも知れない?

 

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     『 熊蝉の脱皮… 』

2023-08-02 12:25:46 | 日記

              

一昨日の事である。前日行われたヘボサミットで見つけた3巣の内1巣を持ち帰ることになった。遠路はるばる来てくれたBUNさん、面さんにお土産!!!と考えていたのだったがもう満タンだからいらない!!!と・・・ 私は、今年の信州、異変ともとれるヘボ不作でおよそ半分を埋める事が出来ていた。毎年飼っていたヘボちゃんの大半:2/3は山の飼育場。ここで毎年飼育の多くを自然放蜂の形でこの界隈の山に産出させてきた・・・ 産出させている割にはこの界隈にヘボちゃんがザラザラいる訳でもなくこの不思議さを自然界の神秘とカタズケテいた・・・ 先陣を切った飼育箱はもうボロボロで使用不要になりつつあり、家から新たな飼育箱を追加設置させている。思い起こせば串原から来た『三宅式』はもう陳腐化し、手元には一つもない。故ドクちゃん開発の『入母屋式』もクタクタになってしまった!!!思い起こせば40数年間も使い続けてきたことになる。離れ増築時御大工さんに造って貰った飼育箱ももう骨董品だ!!!恵那市原の名人:加藤さんの所から来た『合唱造り』は今家で活躍中だがこれ等も段々に朽ちてきている。それでも加藤式『合唱造り』は箱の底部に鉄板を巻いてあるので痛みは少なく主力飼育箱として活躍してくれている。

家の加藤式は満タンとなり今8巣ボロボロ通いになりつつある・・・山の飼育場はガラガラだが遠方でヘボ追いをしそれから生掘り、運び入れるという事はゴルフ場の施錠門限がありそう容易くはない!!! それでも何とか工夫し漸く3巣の入居となった・・・Oさんとのヘボ追いでも見付けはしたがこうした条件に合わない為持ち帰れない巣が3巣もある・・・ 一昨日もこうした流れだった。3巣見付けたところでBUNさん達の帰り時間を聞くと朝が早かったので出来たら3時には帰りたい!!!という・・・この条件なら1巣位は山の飼育場に入れられるかな?と瞬間思った。折角の土産を此の儘残しておくのもと思い挑戦することとなった!!

この生掘りの顛末は昨日の記述の通り…しかし、稀に見る難航工事となった!!! これが活けられるか?非常に心配したが滑り込みセーフ!!!!! で間に合ってくれた!!! 

で・・・、一昨日成果確認に行ってきた・・・流石標高1100m地点の山中とあって日中にも拘らずそれなりに通っていた!!!  目的はこの点検とご褒美の餌を与えることだった。この地点でふと飼育箱の上を見ると『熊蝉』の幼虫が垂れ下がって木の枝についていた。よくよく見ると空蝉ではなくノラリクラリと動いていた・・・・瞬間、占めた!!!と思った。前々から蝉の幼虫:『ハイボコ』ちゃんの脱皮を画像に収めたい!!!との願望を持っていた。正直、少年のようにルンルン気分に・・・・餌を与える前にこれを収めた。『アブラセミ』か『ミンミンセミ』と思っていたが何となく黒黒している・・・『熊蝉』だな!!! 子供の頃、八ヶ岳山麓でさんざ捕まえ遊んできた御仁達の仲間だ!!! 自慢でもないが国民学校に上がる前には各種のセミの生態について略学習していた昆虫少年だった!!! 学校に上がる前、既に蝉達が木の枯れ枝に産卵している光景を眼にしてきた・・・

話は変わるが、我が家の庭先も、今は蝉達の生息地となり毎年、40~50匹近い蝉が誕生している。『アブラセミ』『ミンミンセミ』の生息地と化し沢山の空蝉を毎年見て来た。こんな事もあったのでどうしても蝉の脱皮光景を画像に収めたかった。今、庭先では毎日かなりの数の蝉の幼虫が夕方になる土地面からはい出し、脱皮場所を目指している・・・

捕まえた『熊蝉』のハイボコちゃんを庭木に炊かす・・・ 10数分して見に行くともう脱皮中だった!!!急いでカメラを用意する・・・先日購入したOlympus の超絶品レンズ90㎜マクロレンズをOM-1に付ける・・・、併せてこれまた高画素撮像素子Foveon5600万画素カメラにカミソリマクロレンズと言われる70㎜マクロを付けこれでも撮って見た・・・辺りはもう薄暗かったが、蝉ちゃんの脱皮一尾始終が画像として納められた・・・ 剥けたての蝉の色合いは実に美しい!!! Sigma 、Olympus  の最新作マクロレンズで撮り比べてみた。両方ともかなりの色合いを出していると思う・・・秋口までの作ろうと思っている写真集、このシリーズも果たして載せることになるか?

念願だったモデルさんに出会えて気分だ・・・・・・ 先ずは、Olympus 90mm マクロレンズから・・・ カメラは最新OM-1

次いで、最新レンズ Sigma  70mm   マクロレンズ・・・撮像素子は5600万画素と桁違いに大きい!!!そして、この色合いは超地味で何とも言えない色合いを醸し出してくれる・・・

 

 

  画素数が非常に大きく、ダウンサイジングしないと直にはダウンロードできない。『チビ砂』ソフトを使いダウンサイジングひて載せている・・・

これを期に庭先の蝉群も観察の対象にした・・・夕方になっても庭先は茹だるような暑さだ!!!!!果たして見付けられるか?あれ程の空蝉が誕生しているのだから見つからない筈はないだろう・・・ またまた飛び入りの仕事が増えた!!!が、この宿題は数年前からの課題で何時かわ実現させなければならない課題だ!!!

 

 

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