ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 熊蝉の脱皮… 』

2023-08-02 12:25:46 | 日記

              

一昨日の事である。前日行われたヘボサミットで見つけた3巣の内1巣を持ち帰ることになった。遠路はるばる来てくれたBUNさん、面さんにお土産!!!と考えていたのだったがもう満タンだからいらない!!!と・・・ 私は、今年の信州、異変ともとれるヘボ不作でおよそ半分を埋める事が出来ていた。毎年飼っていたヘボちゃんの大半:2/3は山の飼育場。ここで毎年飼育の多くを自然放蜂の形でこの界隈の山に産出させてきた・・・ 産出させている割にはこの界隈にヘボちゃんがザラザラいる訳でもなくこの不思議さを自然界の神秘とカタズケテいた・・・ 先陣を切った飼育箱はもうボロボロで使用不要になりつつあり、家から新たな飼育箱を追加設置させている。思い起こせば串原から来た『三宅式』はもう陳腐化し、手元には一つもない。故ドクちゃん開発の『入母屋式』もクタクタになってしまった!!!思い起こせば40数年間も使い続けてきたことになる。離れ増築時御大工さんに造って貰った飼育箱ももう骨董品だ!!!恵那市原の名人:加藤さんの所から来た『合唱造り』は今家で活躍中だがこれ等も段々に朽ちてきている。それでも加藤式『合唱造り』は箱の底部に鉄板を巻いてあるので痛みは少なく主力飼育箱として活躍してくれている。

家の加藤式は満タンとなり今8巣ボロボロ通いになりつつある・・・山の飼育場はガラガラだが遠方でヘボ追いをしそれから生掘り、運び入れるという事はゴルフ場の施錠門限がありそう容易くはない!!! それでも何とか工夫し漸く3巣の入居となった・・・Oさんとのヘボ追いでも見付けはしたがこうした条件に合わない為持ち帰れない巣が3巣もある・・・ 一昨日もこうした流れだった。3巣見付けたところでBUNさん達の帰り時間を聞くと朝が早かったので出来たら3時には帰りたい!!!という・・・この条件なら1巣位は山の飼育場に入れられるかな?と瞬間思った。折角の土産を此の儘残しておくのもと思い挑戦することとなった!!

この生掘りの顛末は昨日の記述の通り…しかし、稀に見る難航工事となった!!! これが活けられるか?非常に心配したが滑り込みセーフ!!!!! で間に合ってくれた!!! 

で・・・、一昨日成果確認に行ってきた・・・流石標高1100m地点の山中とあって日中にも拘らずそれなりに通っていた!!!  目的はこの点検とご褒美の餌を与えることだった。この地点でふと飼育箱の上を見ると『熊蝉』の幼虫が垂れ下がって木の枝についていた。よくよく見ると空蝉ではなくノラリクラリと動いていた・・・・瞬間、占めた!!!と思った。前々から蝉の幼虫:『ハイボコ』ちゃんの脱皮を画像に収めたい!!!との願望を持っていた。正直、少年のようにルンルン気分に・・・・餌を与える前にこれを収めた。『アブラセミ』か『ミンミンセミ』と思っていたが何となく黒黒している・・・『熊蝉』だな!!! 子供の頃、八ヶ岳山麓でさんざ捕まえ遊んできた御仁達の仲間だ!!! 自慢でもないが国民学校に上がる前には各種のセミの生態について略学習していた昆虫少年だった!!! 学校に上がる前、既に蝉達が木の枯れ枝に産卵している光景を眼にしてきた・・・

話は変わるが、我が家の庭先も、今は蝉達の生息地となり毎年、40~50匹近い蝉が誕生している。『アブラセミ』『ミンミンセミ』の生息地と化し沢山の空蝉を毎年見て来た。こんな事もあったのでどうしても蝉の脱皮光景を画像に収めたかった。今、庭先では毎日かなりの数の蝉の幼虫が夕方になる土地面からはい出し、脱皮場所を目指している・・・

捕まえた『熊蝉』のハイボコちゃんを庭木に炊かす・・・ 10数分して見に行くともう脱皮中だった!!!急いでカメラを用意する・・・先日購入したOlympus の超絶品レンズ90㎜マクロレンズをOM-1に付ける・・・、併せてこれまた高画素撮像素子Foveon5600万画素カメラにカミソリマクロレンズと言われる70㎜マクロを付けこれでも撮って見た・・・辺りはもう薄暗かったが、蝉ちゃんの脱皮一尾始終が画像として納められた・・・ 剥けたての蝉の色合いは実に美しい!!! Sigma 、Olympus  の最新作マクロレンズで撮り比べてみた。両方ともかなりの色合いを出していると思う・・・秋口までの作ろうと思っている写真集、このシリーズも果たして載せることになるか?

念願だったモデルさんに出会えて気分だ・・・・・・ 先ずは、Olympus 90mm マクロレンズから・・・ カメラは最新OM-1

次いで、最新レンズ Sigma  70mm   マクロレンズ・・・撮像素子は5600万画素と桁違いに大きい!!!そして、この色合いは超地味で何とも言えない色合いを醸し出してくれる・・・

 

 

  画素数が非常に大きく、ダウンサイジングしないと直にはダウンロードできない。『チビ砂』ソフトを使いダウンサイジングひて載せている・・・

これを期に庭先の蝉群も観察の対象にした・・・夕方になっても庭先は茹だるような暑さだ!!!!!果たして見付けられるか?あれ程の空蝉が誕生しているのだから見つからない筈はないだろう・・・ またまた飛び入りの仕事が増えた!!!が、この宿題は数年前からの課題で何時かわ実現させなければならない課題だ!!!

 

 

コメント
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