この2~3日の山歩きでヘボ愛好族にとって奴豪い事が起きている事を述べて来た・・・
こう言う経験は記憶に残るだけで過去に3~4度経験して来た。
最初の記憶は確か中学2~3年生の頃だった。
この年は地蜂(ジスガリ)が当り年でジスガリと戯れている親父さんはホクホクで毎日のように小海線を使って甲斐小泉、大泉、野辺山、さては海ノ口辺りまで出掛けていた。
毎日のように背負い魚籠に満載の蜂の子を取って来ていた。週末になると弟子にこの老い耄れ爺を連れて得意顔で小海線方面へ連れて行ってくれた。
不思議と、yを連れて行く時はそれ程多くは取れなく情けなさそうな顔していたのを覚えている。人間だれしも連れを連れて行く時は恰好良さを出したがるもの!!! そこに若干の焦りが生まれる。これは災いして収穫の有無に繋がる。今日のyにしてもそうだ!!! 宮等連れて行く時は心の何処かに恰好良さを出そうという疑念がチラつく・・・
これが焦りとなって収穫の在りなしに結びつく・・・
親父さんと出掛けた日は沢山のジスガリが付き、カマウ程に焦りに繋がり収穫に影響を出していた。 凄いジスガリの数だった!!!
この日を境に秋の長雨が4~5日続いた!!!
そして翌週同じ場所に出掛けたがあれ程居たジスガリが影を潜め殆どゼロ状態だった!!! 壊滅だ!!!
親父さん曰く「先週の秋の強い長雨でやれた!!!」と・・・
この記憶は強く、今日でも親父さんの観察力を思い出す。 これがズバリ的中しているから頭が下がる!!!
50歳代、USA・Oregon州Portlandに長期駐在、赴任した事があった。
前にも触れた事があるがこの地の地蜂:ジスガリ事情は日本と違い平地でもキオビ:キイロクロスズメバチが主流だ!!! 生息数は尋常ではなく至る所に居て野外のレストラン等で食事をしていると追い払う位の数が遣って来ていた!!!会社工場近くの野外ブティックで昼時サンドウィッチ等齧りついているとハムに五月蠅い位のキイジスが餌取りに遣って来た!!!
Tomita君とサンドをぱく付きながら会社運営を語り在ったモノだった・・・
ヨ~~~シ!今週末、この地でキイジスの透かしを遣ろう!!!と考えていたが急に日本出張となりこの試みは出来なく翌翌週に延びてしまった。
で、間を居て出掛けたがあれ程居たキイジスの姿はなく茫然とした。 後で聞いた話だが、日本出張中Portland
は長雨が続居ていたそうだ!
親父さんからの経験則を思い出し雨の遣られたんだ!!!と・・・
このような事例は何度となく経験して来た。思い起こせば4~5回は在ったように記憶している・・・
このように頑強のように思えるジスガリ:ヘボちゃんは想像以上に雨には弱く生態系を激変する事が儘有る!!!
弱点は地中に巣食う軟の巣に在るだろう!!! これに水分が染み込むと掻い出し以上の量に達するともうどうしようもない!!! そこには潰れが待っている。
そして、族の壊滅状態と言う惨事に至る。
今年は当に幾度かに亘る台風到来と併せこの惨事に至ったのだろう? 想像に難くない。 病院の窓から毎日外を眺めていたが連日のように雨のの連続だった。
依って、今年種が残りずらい!!! 来年のヘボちゃん遊びに大きな影響が出ることは疑いない!!! 不作の年になるだろう!!!
地球46億年の永い長い歴史の中で地球規模的に見ればこのような惨事は屁にも及ばない惨事だがこれ以上の惨事は幾度となく起きていて命の破壊的存在だった!!!地球全球凍結、隕石衝突、物凄いタイフーン:これは海の水を底から掻き交ぜ合わせる程の大惨事で今の大型台風所に比ではなかった。火山大獏蜂屋地球的規模の大陸衝突等数え上げれば限がない。
その都度「ホメオティック」遺伝子が働き今日に至って来たという・・・
yの拙い駄洒落本:「 Shy the Vespula 」ページ・22の中でも判り易く解説しているが、地球46億年の歴史の中で難解となくこの「ホメオテック遺伝子」が働き生命絶滅の窮地を救って来ていると言う・・・
今年の惨事はそれ程のモノも無いだろうが、打撃が大きいことには変わりない!!!今後どのような回復に結びつくかは判りかねぬが回復までに数年の時間を要する事は間違いないだろう!!! それ程の異変が起きている!!!
コロニーが小さい上にバタバタの潰れが生じ当に危機的状況だ。 yが生きている内に回復すれば嬉しいが先の小海線甲斐小泉の回復には3~4年以上掛かったように記憶しているが多くの時間を要することには変わりない。
最後に、後学の為に「ホメオティック遺伝子」について要約版を載せて置こう・・・ 何かの役に発つかも知れない?
総ての生物は共通の遺伝子と異なる遺伝子を持ち、更に、まだ、解明されていない遺伝子もあり、これ等が進化の鍵を握っている。隠れた遺伝子は、普段使われていないが、何かの切っ掛けで生物に変化を齎す。 もう一つは、突然変異を引き起こす「ホメオティック」と言う遺伝子がある。
この2つの遺伝子が、突然表面に現れる事が、進化の引き金となり、生物の多様性を生み出して来た。。。 この解明が待たれるところである・・・