ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ホメオティック理論の話・・・』

2018-10-21 10:22:55 | 日記

               


この2~3日の山歩きでヘボ愛好族にとって奴豪い事が起きている事を述べて来た・・・
こう言う経験は記憶に残るだけで過去に3~4度経験して来た。
最初の記憶は確か中学2~3年生の頃だった。
この年は地蜂(ジスガリ)が当り年でジスガリと戯れている親父さんはホクホクで毎日のように小海線を使って甲斐小泉、大泉、野辺山、さては海ノ口辺りまで出掛けていた。
毎日のように背負い魚籠に満載の蜂の子を取って来ていた。週末になると弟子にこの老い耄れ爺を連れて得意顔で小海線方面へ連れて行ってくれた。
不思議と、yを連れて行く時はそれ程多くは取れなく情けなさそうな顔していたのを覚えている。人間だれしも連れを連れて行く時は恰好良さを出したがるもの!!! そこに若干の焦りが生まれる。これは災いして収穫の有無に繋がる。今日のyにしてもそうだ!!! 宮等連れて行く時は心の何処かに恰好良さを出そうという疑念がチラつく・・・
これが焦りとなって収穫の在りなしに結びつく・・・
親父さんと出掛けた日は沢山のジスガリが付き、カマウ程に焦りに繋がり収穫に影響を出していた。 凄いジスガリの数だった!!!
この日を境に秋の長雨が4~5日続いた!!!
そして翌週同じ場所に出掛けたがあれ程居たジスガリが影を潜め殆どゼロ状態だった!!! 壊滅だ!!!
親父さん曰く「先週の秋の強い長雨でやれた!!!」と・・・
この記憶は強く、今日でも親父さんの観察力を思い出す。 これがズバリ的中しているから頭が下がる!!!

50歳代、USA・Oregon州Portlandに長期駐在、赴任した事があった。
前にも触れた事があるがこの地の地蜂:ジスガリ事情は日本と違い平地でもキオビ:キイロクロスズメバチが主流だ!!! 生息数は尋常ではなく至る所に居て野外のレストラン等で食事をしていると追い払う位の数が遣って来ていた!!!会社工場近くの野外ブティックで昼時サンドウィッチ等齧りついているとハムに五月蠅い位のキイジスが餌取りに遣って来た!!!
Tomita君とサンドをぱく付きながら会社運営を語り在ったモノだった・・・
ヨ~~~シ!今週末、この地でキイジスの透かしを遣ろう!!!と考えていたが急に日本出張となりこの試みは出来なく翌翌週に延びてしまった。
で、間を居て出掛けたがあれ程居たキイジスの姿はなく茫然とした。 後で聞いた話だが、日本出張中Portland
は長雨が続居ていたそうだ!
親父さんからの経験則を思い出し雨の遣られたんだ!!!と・・・

このような事例は何度となく経験して来た。思い起こせば4~5回は在ったように記憶している・・・

このように頑強のように思えるジスガリ:ヘボちゃんは想像以上に雨には弱く生態系を激変する事が儘有る!!!
弱点は地中に巣食う軟の巣に在るだろう!!! これに水分が染み込むと掻い出し以上の量に達するともうどうしようもない!!! そこには潰れが待っている。
そして、族の壊滅状態と言う惨事に至る。
今年は当に幾度かに亘る台風到来と併せこの惨事に至ったのだろう? 想像に難くない。 病院の窓から毎日外を眺めていたが連日のように雨のの連続だった。
依って、今年種が残りずらい!!! 来年のヘボちゃん遊びに大きな影響が出ることは疑いない!!! 不作の年になるだろう!!! 

地球46億年の永い長い歴史の中で地球規模的に見ればこのような惨事は屁にも及ばない惨事だがこれ以上の惨事は幾度となく起きていて命の破壊的存在だった!!!地球全球凍結、隕石衝突、物凄いタイフーン:これは海の水を底から掻き交ぜ合わせる程の大惨事で今の大型台風所に比ではなかった。火山大獏蜂屋地球的規模の大陸衝突等数え上げれば限がない。
その都度「ホメオティック」遺伝子が働き今日に至って来たという・・・

yの拙い駄洒落本:「 Shy the Vespula 」ページ・22の中でも判り易く解説しているが、地球46億年の歴史の中で難解となくこの「ホメオテック遺伝子」が働き生命絶滅の窮地を救って来ていると言う・・・
今年の惨事はそれ程のモノも無いだろうが、打撃が大きいことには変わりない!!!今後どのような回復に結びつくかは判りかねぬが回復までに数年の時間を要する事は間違いないだろう!!! それ程の異変が起きている!!!
コロニーが小さい上にバタバタの潰れが生じ当に危機的状況だ。 yが生きている内に回復すれば嬉しいが先の小海線甲斐小泉の回復には3~4年以上掛かったように記憶しているが多くの時間を要することには変わりない。

最後に、後学の為に「ホメオティック遺伝子」について要約版を載せて置こう・・・ 何かの役に発つかも知れない?

総ての生物は共通の遺伝子と異なる遺伝子を持ち、更に、まだ、解明されていない遺伝子もあり、これ等が進化の鍵を握っている。隠れた遺伝子は、普段使われていないが、何かの切っ掛けで生物に変化を齎す。 もう一つは、突然変異を引き起こす「ホメオティック」と言う遺伝子がある。
この2つの遺伝子が、突然表面に現れる事が、進化の引き金となり、生物の多様性を生み出して来た。。。 この解明が待たれるところである・・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

     「 奴豪い事が起きている・・・ 」

2018-10-20 09:58:14 | 日記

             


このブログには多くの蜂狂さん達が来て下さっている。そこで、近々ニュースを!!!

今年は自然災害のに泣かされた年だった。
冬、世界的規模の異常気象で温暖地に雪や寒波が押し寄せた!というニュースは異常とも思えた。そして寒地ではそれ程の寒波も無くこの地球上の場所は入れ替わったとさえ思える程だった。
この異常気象は春先には春がやたらと進み半月以上もの高温に夏が一気にやって来た。 この異常気象は梅雨を何処かえフッ飛ばし雨が全く降らない梅雨時期を迎えた。これは毎日35~6℃にもなると言う猛暑を生み出しこれが何と2ヶ月近く続いた!!!
この猛暑で体調を崩した御仁は多く、熱中症等で亡くなるというニュースが毎日流れていた。
この猛暑は9月に入っても続き、地蜂好きの老い耄れ爺の家では飼い蜂が総て潰れる!!!!!と言う前代未聞の珍現象が起きた!!! これは標高1000m地点の森林別天地でも大同小異で今迄経験した事が無い飼い蜂の潰れ現象がみられた。 この地域での潰れは昨年辺りからボツボツ見られるようになり異常気象の進展が始まった!と、強く感じ入るようになり出した・・・
そしてそしてだ!!!、北海道地震を交え秋口に入ると台風の直撃や雨曇りの日々が連荘続き異様な秋の長雨に祟り出した!!!
この状況はyが病院に御厄介になり出した8月末辺りからず~~~っと続いていて、今日とて何やら怪しい!!!
実はヘボちゃん好きの老い耄れ爺にとって秋の長雨の祟りを入院中心配し続けていたが、モノの見事に的中した!!! 
奴豪い事態になってしまった!!!
事態はこうだ!!!

勃々秋の味覚を?と宮ちゃんを誘って9/10近辺に見付けて置いた巣7巣の燻しをしようか?と一昨日出掛けた・・・ 
調子が良ければ宮に半分遣ろう!!!と、決めていた・・・
道端の1番巣へ・・・
????全く通っていない!!! 潰れだ!!!  
写真の上手な百ちゃんから自然巣の通い画像をどうしても撮りたい!という依頼を受けていた。 実はこの潰れも含め7巣も見付けて在るので高を括っていた・・・
第1発目の潰れを見て嫌な予感が走った・・・ モシヤ写真画像のモデルさんまでも潰れもしくは天敵に遣られているのでは? 
百ちゃん用には近々見付けた巣を宛がえば!!!と決め込み5km程車を走らせ予定外の場所へ移動・・・ そして、点検に入った・・・
2番手!!! 
これも潰れだった!!!
そして直ぐ近くの3番手を見るとこれは動物が掘り上げていて蜂気全然なし!!!  
予定外のかなり歩く奥の場所へ・・・ 実は、病み上がり故此処までは行きたくなかったが、こんなに酷い状況では行かざるを得なかった!
藪中をかなり歩く・・・ 丈夫な状態ならどういう事はないが少々キツカッタ!
4番手はどうにか細々通っていたので野外掘りの練習も兼ね宮田ちゃんに掘って貰う事にした。
見付けた時はかなりの通いだったが、概要が見え出すとチンマイ巣でお話にならない!!! お皿状巣盤が5~6枚。 王台は未だ剥けてはいなく2枚だった! 



今年の猛暑と秋の長雨を考えると然も在りなん!!!と、思えた!!! 餌も少なかったのだろう?
そして、道端に在る5番手に行った・・・
これも、全く通っていない!!!
こんな事、今だ経験した事が無い!!!  

そして、また大移動・・・
宮ちゃんのお土産ができない!!!
リンゴ畑の脇の巣に挑んだ!!! 
が、これも潰れ!!!!! 
何と言う事だ!
この近くにある藪土手の巣を余程燻そうかと思ったが、百ちゃんとの約束がある・・・ 彼は写真家並の写真撮りが出来る御仁!!!!! どうしても残して置きたかったので飛ばす事にした!
こんな状況だと山の飼い蜂も怪しいのでは? 時間も十分あったのでまたまた長距離移動・・・
山の飼育場の巣は入院時見た儘どれも健在で3巣はかなりの通いを見せていた!!!
宮のお土産が結局出来なかったので今年はこれ等を近々燻し秋の味覚にしよう!!!と内心決めた。 本心は、種蜂としてどうしても残したい所だが仲間への仁義も尽くさねばならないし痛し痒し? これもやむを得ないだろう・・・
こうして。山の自然巣は10月に入っての台風、秋の長雨でバタバタ潰れてしまった!!! 
4/6:潰れ、1/6:動物の餌?、1/6:健在だったがチンマイ巣でお話にならない!!!
   

然らばと!!! 昨日、宮ちゃんを案内してジャングルの巨大巣と思われる蜂数の多い見付けられなかった巣に挑戦した。
棘ジャングルを掻き別け餌を吊るすも無しの飛礫!!!!! 明らかに潰れが確認出来た!!! 序にこの近くの藪土手の巣を見よう・・・と移動する大勢の草刈り人が入り込んでいた!!! 
此処は人災かい?
登って藪土手を見ると迷い蜂がブンブンしていた・・・ これは百ちゃん用のモデルさん候補でこれを遣られると今年は余裕が全くなくなる!!!
内心穏やかではなかった!
この約束が無ければ昨日、多分、燻していただろう?
そして、草刈り人に万が一見つかって居るようならその夕方か翌朝朝早く燻していただろう!!!!!

心配事は今日写真撮影に出掛けモノの見事遣られていた!!!  

こう言う事は良くあるケースで今年も、また、欲掻きモドキに負けてしまった!!! 
yには似合いのパターンで、毎年こうした事態に陥る!!! 今年も、また、二の足を踏んでしまった!

更に悪い情報が在る・・・
昨日、宮と何時もの新天地餌を撒いて見たが全くの無しの飛礫で、秋の長雨の不作を明々白々如実に証明していた!!!
この瞬間、、来年以降数年厳しいヘボ状況を迎える事になるだろう!!!と、直感した!!!
こう言う事は過去に何回かありかあり、回復までに数年を要した!!!という事実がある。 yの予測に狂いが無ければここ数年厳しい歳を迎える事になるだろう!!!!と直感した。
この裏付けを明日、もう1回別の場所で確認して見たい!!! 病み上がりの身であるが、数時間の労を費やしてでもどうしても確認しておきたい!!!
今は、この予測がイイ方に狂ってくれる事を祈るのみだが、果たしてどうなるのだろう? この秋、大型スズメバチ族が殆ど見られない所を見ても嫌な予感がする!!!

モモノ書によれば、昆虫の世界では「ホメオテック」という理論が存在し、種が絶滅の域に瀕すると極々微小の種が爆発的に芽生え出し種を増やそうとするという・・・経験的には余り期待できないがこの「ホメオテック理論」に肖り来年もヘボちゃんの年が迎えられるよう願いたいモノである・・・
この「ホメオテック理論」はアフリカの飛び飛蝗で例に挙げられているが爆発的に増えた後は又瀕した数に淘汰されるという事実もあり、この地球上の生物コントロールは実によく調整されている・・・
この際、「ホメオテック理論」もう少し勉強しよう!!!!!!  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

     『 天晴れ“キイジス“ 』

2018-10-17 11:11:03 | 日記

               


手術退院後宮ちゃァーの助けを借り山の飼育場から降ろして来た怪しげな「キイジス」飼育箱、持ち込み後の通いも判明に至らず駄目かと思っていた。そして、3度目の入院となり砂糖水は与えたあったモノの餌等齧った痕跡も無く猫の侵入等も手伝い其の儘になって1週間が過ぎた。
曇り空や雨の日はシ~~~~ン!!! 静かなもんだが、お天道様が出ると雄蜂が40~50匹乱舞していた・・・
「ウ~~~~ン? 規模は小さいがもしかしたら営巣状態にあったのかも?」と直感した。
そして、そしてだ!!! 
昨日、フト見ると番が机の上に居るではないか!!!  
老い耄れにして見れば望外の喜びだった!!!!!  
慌てて用意して置いたカメラを持ちに母屋に入り持ち込んで来た。
この時は時既に遅し!、交尾終盤に近く新女王蜂がオスの腹部に噛み付き出していた。撮影状態にすべく静止植物に着かせると間もなく離れる!!!という状態に陥り最高傑作は得られなかった!!! 無念!!!  

これが精々のシャッターチャンスだった。
でも、この大発見で俄かに老い耄れ爺の闘争心に火が付き次への知恵を働かせ出した!

雄蜂はこうして、時々、砂糖水を飲みに来ていた!!!


予想通り規模は小さいながら正常の発育が進んでいたのだった!

思い起こせば、この巣は7月亜高山帯の高所で見付け通いが今一だったので2週間ほど放置、掘りに出掛けた。
巨石の間に出入口があり、巣まで辿り着くのに難航した。
この時点ではかなりの通いになっていて攻撃蜂は強く難航して巣の在り処に辿り着いた・・・が、巣は岩の下にあり、今度は骨箱に収め、働き蜂の回収に知恵を擁した!!! とは言え、もうベテランの領域にある爺にしては簡単に克服骨箱に収めた。
そして、もう少し遊ぼう!!!と、周辺の餌を見回っていた矢先熊さんに出会い、格闘寸前の状態となりバール等で脅威を与えながら奮闘した話は既にこのブログで報告してきた・・・・
実は、この時、この熊さん何となく掘り上げたキイジスの骨箱の方へ・・・方へ・・・と近付きつつあったのでヤッコさんには餌としての臭分が彷徨しているのを感じ取っていたのかも知れない?と、直感した。
無事、熊さんを脅かしながら遠ざける事が出来この巣を山の飼育場まで持ち込み行ける事が出来た。と言う流れの代物だった。
この地、やや危険と感じ、その後は出向いて居ない!!!!!

掘り上げ時は上々のコロニーだったが、山に活けた後例の猛暑続きで順調な活動が得られなかった!と見ていた・・・
1|~2回状況把握で出掛けたが、通い穴からの出入りは見られずそこの節穴の破れから勃々とか弱い通いをしていて
風前の灯!!!と判断!!! その後の観察はしていない!!!
謂わば、儲けモンの口の産物?

そして、手術後、3~4カ月ぶりの山の飼育場訪問でこの状況を感じ取り、家への持ち帰りを計画した。

兎に角、規模は小さいが、立派にコロニーとしての態を成しているので今日ららでも依り観察を強め何とか初期の目的が実現出来るように観察、蜂群の撮影、そして、女王蜂の休眠姿の詳細を画像にしたい!!!と思っている。

幸い、カメラ群やレンズ群は最高の出揃いが完結しているので後は決意と実行在るのみ!!!!!  
最高のカメラシステムが準備出来ているのでどんな「キイジス」画像が撮れるか今冬の撮影時が楽しみになって来た。
そして、山の飼育場にガンガンの通い巣がある。 飼育箱をしっかりしているので、これも持ち込もうか? 段々に欲が出て来た!!! この実現までには、まだまだ、時間がある・・・ 

兎に角、ダメと思っていた「キイジス」、規模は小さいながらも一丁前のコロニーなので、毎日、見守りたい!!!  
晴れの日が続き目先に交尾番が現れればこんな画像が得れる筈だ!!! 山岳地帯の貴婦人「キイジス」の交尾は超貴重!!!、自然界では中々このような交尾姿を見る事が出来ない!!! こんな事が出来る御仁はyと美濃屋さん位だろうか? 老い耄れ爺は取分けこの貴婦人画像にに拘っている!




この画像は、我が家の蘭舎(サテアン)にて撮影したモノだ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

     『 秋の風物詩:網目鬼灯! 』

2018-10-16 09:21:54 | 日記

               


入院等の関係で何時もの年より早め(10日~2週間)の野生鬼灯収穫!!!
後々のスケジュールで即日仕掛った。 と同時位に入院となる。
家に居た時間が殆ど無かったので水の交換が1~2回・・・
先日帰って来て覗くと略出来上がっているように見えた。 

2日前水から取り出し水道水で水洗い!!!
略1日の天日干しで出来上がり?
こうして我が家の秋の風物詩「網目鬼灯」が出来上がった!!!   






此方は別口ロット・・・




今年は鬼灯の収穫時がやや早かった為か? 天候不順の所為か鬼灯の色合いが何となくクスンデうて鮮やかではないように感じる。
例年だと、別口ロットのようにもっと色濃かったような気がしている。
それでもこうして風物詩が出来上がり何となく役目が果たせた!と・・・   

さて、野外にばかり依存していては?と、今年は鬼灯の種から苗を育て自家製の鬼灯を試みたが1年生の所為か?鬼灯には成らず木を育てる年になってしまった。 苗床は友人の哲ちゃんが100本近く育ててくれた!!! 
管理が悪いので畑は草だらけだが苗は立派に育っている・・・
それでも晩秋になり花を咲かせている木々もあり花後小さな鬼灯らしき実が付き始めていた。そうは言っても秋口に差し掛かっていたので立派な鬼灯と言う訳にはいかない!!!
聞く所に依ると鬼灯は何年か経て実が成るようになる多年草だと言う・・・が、今日よくよく見るとポツリポツリと僅かながら成っていた!!!  
よくよく探せば5~6個は成っているようだ!!! 凄~~~~い!!!



 

この多くは来年以降に期待しよう!

こうした網目鬼灯を見ると秋だなァ~~~と感じる・・・ 
今年も玄関先に飾ろうか?

こうして「網目鬼灯」の作成レシピは、略、完成の域に辿り付けられ自称鉄人の域にあると自負している? 
漸く製作のノウハウが完成した!!! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

     『 プライヤー万年筆・・・ ② 』

2018-10-15 11:51:25 | 日記

             


兎に角、特別誂え品の万年筆:「アカプライヤー」が手に入った!!! 
色合いといい、書き味といい申し分ない!!! これまで購入してきた数々の万年筆の中で最高峰だろう!  

この老い耄れ爺の万年筆への拘りは幼くして芽生えていた。
親父さんは田舎のヘッポコ材木商で若き頃は建築資材、大財閥の建築土木材の調達第一線の受け手として遣っていたようだが太平洋戦争が激化するに至り政府の統制経済下に陥り“商い”が出来なくなって行ったようだ。統制経済から外れた薪炭を中心とする商いへの転向をせざるを得なかった。
四六時中家に居るので何かと親父さんの行動把握は日常の茶飯事だった。
薪山が買えた時等は上機嫌で一杯飲むと諏訪中学時代の話をよくした。そして、諏訪中学の校歌を口遊み学生時代の出来事を話してくれた。
諏訪中学(旧制、略して諏中)は当時県下でも有数の進学校で第一高等学校に30~50人/年位合格していたそうだ!!!
諏訪中学で級長、副級長をしていた親父さんは当然第一高等学校を目指していた。村中に住む先輩に台湾の総督府の総裁に迄なった小林さんと言う大先輩がいてこの人が若者の鏡だったと言う・・・
小さい頃から茶箪笥を開けると親父さんが諏訪中学時代に使った数々の教科書が在りこれに夫々の年代の名前が書かれていた。勿論、筆字で書かれていてこれが実に超達筆!!!!! 12~3歳の子供が書いた字には到底思えない程の達筆で凄い親父だったんだなァ~~~!と何時も何時も思っていた。。。
今にして思えば書:字書きに興味を覚え出したのはこの頃だったように思える。
この親父さんがyの字を何時も何時も褒めていたので「そうかな?」と半ば半信半疑で聞いていた。
小学校も中学校時も生徒会の書記に名指しで推挙されていたからそうだったのかも知れない?  
近くの農協組合の売店に田舎にしてはハイカラな万年筆が置かれていて「何時かは欲しいなァ~~」と指を咥えて見て来たのを今でも鮮明に覚えている。

話は変わるが同級生に秋(あき)君と言うのが居てお勉強はカラッキシ駄目で読み書きも儘ならなかったが、書き味の良い万年筆を持っていた。超書き味の万年筆で何時も何時も欲しいなァ~~~!と・・・
この子の親父さんがyの家の山の樵屋さんとして雇われていた事もあり、秋君とは時別仲が良く秋君はyに纏わり付いて来ていた・・・ 依って、よくこの万年筆を貸して貰った。 今にして思えば駐留軍から手に入れたと思われる代物でこれまで見た事も無い程の書き味だった。 

また、中学生になると仲間達は万年筆を持つようになり六郎君と言う何を遣らせても出来るスーパーマンのような君が居て良きライバルだった。この子も万年筆に拘りを持ちよく書き味を挙げる算段を二人で工夫したモノだった。
六郎君は何事にも超優れた才能を発揮しyのお手本になる師匠的存在だった!!! 勿論、字は超上手!!! スポーツ万能!!! お勉強も一流!!!
最終学歴は同じ大学の学芸学部を出て山梨県の教員になり校長先生にまでなっている・・・ 今も付き合いがあるが富士見町の教育関係の数々の要職をしながらこの分野で今も大活躍している文芸人・・・
そういう、秋君も同級会に出掛けると必ずyに寄って来て人懐こい話口で庭師の話をしてくれていた。。。

こうして、yの万年筆への拘りはこの頃生まれ足掛け80年も続く事になる。
この間一体何10本の万年筆を買ったであろうか? そして、それ等は飽きると直ぐ様人に遣り手元にあるモノは殆ど無い!!!
20代カリブ海VI諸島へ長期の駐在を命じられた時御徒町で購入したPelican の超優れモノは信州吉野電機の社長に分捕られ、代わりに貰ったMonbrancの万年筆は永い間押し入れに入っていた・・・ そして、再発見、万年筆好きなドクちゃんにプレゼントした!!! そして、ドクちゃんの論文書きに重用された。
又、若き頃、中東・サウジアラビヤ時計講習時、お礼として現地の社長フセインから貰った金メッキの万年筆は義理の妹に持って行かれた・・・この妹も万年筆が大好きで今でも年賀状に使っているようだ・・・
まだまだ、記憶に残る万年筆は数々あるが割愛しておこう・・・
錚々、こうした残品がyのペンケースに残っていて今でも、時々、使っている・・・
ドイツ出張時のPerican、長野東横で購入した赤ペン、サウジ訪問時のプレゼントの片割、フセインのボールペン!等々思い出の万年筆やボールペンばかりだ。







シャープペンは、昨年、孫娘達にプレゼントした!!!  孫達が大喜びしたのを覚えている・・・
初のアメリカ長期滞在時前、銀座・服部和光で購入したMontbrancのシャープペンは半世紀近く使って来た。 とてもお気に入りだったが、昨今使わなくなり孫娘が都立高校に入学したので記念にプレゼント!!! 名残惜しかったが大好きな孫娘だったので訳を話して使って貰う事にした!!! 同時に、下の孫娘に渡したシャープペン、使われているだろうか?
このように万年筆やシャープペンには特別の愛着がある!!!

80何年も生きて来て字の上手な人達にも出会えた!!! どう逆立ちしてもかなわない!!! 
字の上手な手紙に出会うとついついこの方はどういう人だろう?と、空想に耽る・・・
yの現役時代社長だったNakamuraさんの奥さん、そして専務だったOguchiさんの奥さん、そして、初代地蜂連合会会長の三宅さんの奥さん、皆、物凄い達筆の人達だった。 
錚々、悪餓鬼時代のライバル六郎君も達筆の部類だろう!!! 
yの血を幾らか継いでくれたか?娘も中々だ!!! 中学時代県下の書道展で県知事賞や教育長賞を貰った逸材だったので片鱗は在ったのだろうか?
目下、都内の或るお寺さんに気に入られ塔婆書きや都内デパートの贈答宛名書き等で腕を挙げているようだ・・・ 超有名なお寺さんには生涯手伝って欲しいと懇願されたと言う・・・
こうした方々の書を見ると余りにも上手過ぎ惚れ惚れする!!!  
一方、字の下手の人に出会うと申し訳ないが眼を擦りたくなる!!! 
最近では、中々、字の上手な人に巡り合えていない!!! パソコン普及の影響だろうか? 特に、若者の達筆者が居ない!!!
yも少しは先の先人達を見習って今回入手した「プライヤー万年筆“アカプライヤー“」に華を添えたい・・・ それ程の逸材の品が手に入った。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする